「第37回 いぶすき菜の花マラソン」はなてんちゃんの完走記です

はなてんちゃんです。
以前からとても気になっていた「いぶすき菜の花マラソン」にわーわーずのHさんとIさんとYさんとの4人で走ってきました。
今回は、ウルトラ並みに豪華なエイドを制覇するのが目的なのでのんきなランです。(笑)

1月13日 大阪から飛行機とバスでいぶすきへ。前日の受付を済ませてホテルにある「砂蒸し温泉」でリラックス。初体験の温泉は砂の重みで身体全体がきゅっと圧縮されて細くなったような? 背中からぽかぽかして、朝まで寝ていたいような気持よさでした。

砂蒸し風呂に入浴中のはなてんちゃん

1月14日快晴 ホテルから会場まで徒歩で10分、9時スタート。自分の走力にあった時間のところに並びます。今回は6時間の場所に並んでスタートを待ちます。
ただ、この大会はとてものんびり。スタート時間が迫っていても誰も走ることなく歩いているし、聞こえてくる会話はエイドのことばかり。それでも優勝者と準優勝者にはホノルルマラソンに招待という副賞が付いてくるのでサブスリーのランナーはタイムを狙っているようです。
参加者は1万3千人、聞くところによると3月の第1週に鹿児島マラソンが開催されるようになったので参加人数が減ったとのことです。

花火が上がってスタート。スタートのラインを越えるまで7分くらいかかったでしょうか。緩やかなアップダウンが続きます。7キロを過ぎた地点から歩いてるランナーも多数、まだまだエイドはありません。10キロ近くになってようやくスポドリや水のエイド。少し行くと人だかりの場所があり、何々っ?と覗くと手作りどうふのエイド、ちょっと人をかき分けてもらうことができました。とにかくどのエイドでも人をかき分けるか長い行列に並ぶかしないともらえません。まるで物産展の会場の様です。(笑)

開聞岳と池田湖と菜の花

このマラソンの魅力はエイドだけではありません。景色も魅力。
薩摩富士と呼ばれている開聞岳と池田湖、そして一面に広がる菜の花の見事なこと!
ビューポイントではお互い写真を撮り合ってます。私たちも見事な景色をバックにパチリ。祭り太鼓を聴き、子供たちの演奏を聴き、ときおり肥料の臭いを嗅ぎながら、風もなくぽかぽかとしてまるで春のハイキングの気分でのんびり進んでるとにぎやかな音楽の音とともに聞こえてきたのは「チョコあります。飴あります」と言う高校生軍団の若い声。そして肉や魚の焼ける香ばしいにおい。鰤のカマを焼くので食べてと誘うおばさん。丁重にお断りして焼けたばかりの鰹としし肉の焼きたてを食べてお茶やコーヒーをもらってスタート。

28キロ地点で伴走のIさんと記念撮影

こんな緩やかな大会でも関門はあります。29キロ地点で6時間を超えたランナー、35キロ地点で7時間を超えたランナーはバスに収容されます。なのでそんなにのんびりしてられません。でも、エイドははずせません。(笑)

湯がきたてのブロッコリーやこれまた湯がきたてのスナックえんどう(マヨネーズ付き)、黒糖、定番はバナナとさつまいも、おにぎりや焼きそば、おもちも焼けるのを待ちました。綿菓子もあって目の前で作ってます。あつあつの豚汁、えんどうまめのスープなどなど。食べて飲んで食べて飲んでばかりしてたらおトイレに3回も入ってしまいましたぁ。

残り2キロ地点のところで7時間経過。(汗)
さすがに道路封鎖も解除されてるので歩道に上がらされて走ることができません。それでも車道に降りたり歩道を走ったりしながら7時間37分でゴール。
楽しい楽しい42.195キロでした。

1月15日は鹿児島の街をプチ観光。路面電車に乗って城跡の見学と大河ドラマの『西郷(せご)どん』のドラマ館の見学。名物の豚とろラーメンとシロクマのかき氷とさつま揚げを食べて飛行場へ。
グルメとランを満喫した鹿児島の旅でした。また、行きたいです。

『西郷どん』大河ドラマ館にて薩摩観光維新隊のかたと記念撮影 市立美術館前、西郷隆盛銅像をバックに、忠犬ハチとみんなんと。