このページは、2001年4月、ランニング中に交通事故で亡くなった三島康幸、早苗夫妻追悼のページです。
視覚障害者ランナーとして、長居わーわーずの前進であるKBMA(関西ブラインドマラソン協会)の時代から
中心メンバーとして活躍されてきた、お二人の記録です。
このページをご覧いただいて、夫妻の人間としての素晴らしさや、ランナーとしてのすごさが、みなさんに伝われば幸いです。
なお、このページは、2001年8月に長居わーわーずのホームページ内に立ち上げられたものを、
HPのリニューアルを機会に、装いを新たにしたものです。
内容は、03年に発行された活字版の夫妻の追悼集「証」に準じています。松浦 英夫
最終更新 2008年4月24日
2001年4月28日、大阪の視障者ランナー、三島康幸、早苗さん夫妻が無謀な運転をする車に引き逃げされ、亡くなられました。
康幸さんは、47才。視障者ランナーとしては、日本有数で、京城とバルセロナのパラリンピックの日本代表としても活躍されました。
早苗さんは、46才。序々に落ちてくる視力に屈することなく、走り続け、フルマラソンだけではなく、ウルトラマラソンにも、度々、トライされてきました。
この夫妻が、東淀川区を、ロープを介して、手を携えて走っていたところを、引き殺されると言う悲惨な事故に遭遇し、帰らぬ人となりました。
夫妻が逝ってしまって、早三月あまりがたちましたが、彼らを知る者にとって、突然もたらされた悲しい、そして受け入れがたいこの知らせは、どうすることも出来ない現実として、私達の心の中に、深い痛みとして、刻まれています。
何をしても、この心の痛みや、寂しさ、悲しみは、消えることは無いでしょうが、せめて、お互いに視障者でありながら、ランナーとしては勿論、何よりも素晴らしいカップルとして、助け合って生きて来られた二人の生き様を形に残せればと思い、夫妻に何らかの形で関わってこられた皆様のご協力をえて、ここに追悼集のホームページを、開設いたしました。
何分、夫妻が一度に亡くなるという悲惨な出来事だったため、記録の収集など、不十分さを残しているのですが、その点は、ご容赦いただきたく存じます。このホームページを見ていただいて、夫妻に関わっておられた皆様には、お二人を偲ぶ一助となれば幸いです。
また、なにかのご縁で、このホームページをご覧いただいた皆様には、こんなに素敵なカップルがいたことを、頭の片隅にでも留めていただければと、存じます。
三島夫妻の追悼集を作る会・呼び掛け人代表
松浦 英夫
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本文終わり