福永さんが 大会三日目の5,000mを走られた模様を書いてくださいました、
以下レポートです、投稿ありがとうございます。
10月13日から15日まで、秋田にて、第7回全国障害者スポーツ大会が行われました。私も大阪府代表選手として、大会に参加させていただきました。
1日目の立幅跳びがぜんぜん跳べず、ずいぶん落ち込みました。
3日目、メインの5,000mがありました。昨年の視覚障害ランナーは3人だけでしたが、5,000mは今年が最後ということもあってか、12人の視覚障害ランナーだけで、1レースとなりました。
スタート直後から、B3のトラック日本記録保持者東京のTくんが、400m1周80秒ペースで快調にとばし、そのままの勢いで、最後まで行ってしまいました。
後続は、前半1,000m3分45秒から3分55秒ペースのゆるやかな集団が形成されて進んでいったような気がします。なんか、感動でした。 私自身は、スタート時点では福知山で3時間15分を狙うには、何が何でも19分30秒ぎりという気持ちで走り出すことができ、なんとか集団の後ろのほうにつけることができました。
3,000mをすぎしんどくなってきましたが、長い脚を生かしてリズムよく走られる東京のMくんにくっついていけました(すぐ、はなされましたが)。で、パラリンピックのマラソン代表になられたこともある、長野のHさんとHさんをマークしていた選手をいったんはぬくことができました。そのまま、4,000mぐらいまでねばることができたと思います。
目標タイムにつじつま合わせをするために、ラスト2周はペースアップしたつもりでしたが、ラスト1周を前に横浜のOさんにあっさりかわされてしまい、まだまだ自分の力不足を実感しました。
それでも、みなさんのおかげでセカンドベストの19分28秒で走ることができ、達成感いっぱいで終わることができました。 今回は、レースらしいレースをさせてもらったという感じだったので、1回ぐらい勝負に徹するレースもしてみたいという気分になってきました。これからも、精進していきたいと思っています。
それにしても、若いこは速いですね。今回、部門では2位でしたが、総合では7位でした。1位から5位まではみんな若いこで、16分43秒から19分17秒の間に入っていました。まあ、おっさんはおっさんのがんばれるところで、がんばらなくっちゃですね。
さて、もしよろしければ、もう少しお付き合いください。 わーわーずのHPには、三島さんのことが、とても詳しく掲載されています。 私が、はじめて三島さんにお会いしたのは、視覚障害者京都マラソンの5kmに参加させてもらったときだったと思います。スタートから、ものすごいスピードでとばす人がいるなあと思ったのですが、結局3分近くはなされました。一言二言しゃべっただけだったと思うのですが、同じ視覚障害者でも、いろんな人がいるもんだというような印象を持ったことを覚えています。
三島さんのことについて、いろいろ読ませていただいて、私も中学時代に父親を亡くしたので、身近に感じる部分もありました。 同じHP内に、今回の完走記がもし掲載されれば、とても光栄です。
2006年の福知山で、三島さんまであと42分のところまできました。1秒でも2秒でも近づけるよう、タイムが狙える間はこれからもがんばっていこうと思っています。
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