まさやんさんの完走記です。
みなさん、こんにちは!まさやんです。
去る2010年4月25日(日)にとくしまマラソンを走ってきましたので、ちょっとご報告しますね。
四国の徳島なんて行ったこともないっていう人も多いと思いますが、私は昔、ここで仕事をしていたので、そのときの友だちの家に泊めてもらって、元同僚の伴走で、第3回(だと思う)とくしまマラソンに参加することができました。
昨今のマラソンブームでこの大会も例に漏れず、2、3日でエントリーが締め切られたように聞いています。出場を考えている方は早めのエントリーを!大阪からだと阪急三番街から徳島駅前まで高速バスで2時間30分足らず。30分ごとぐらいに出発してますので、案外、近い感じですよ。
さて、大会ですが、スタートは午前9時、制限時間7時間の間口の広〜いお祭りマラソンです。
徳島城公園(お城はないけど)の鷲の門広場がスタート地点ですが、8時頃にコースのスタートラインに行ってみたら、スタートゲートになるはずの巨大な浮き輪を半分に切ったような物体がまだコースに転がっていたのにはビックリ!これだけでも大会のゆるい感じは推して知るべし。
出場者は7000人以上いたようですが、号砲が鳴ってから、ぼちぼちと広場からコースに出て走り始めるといったスタート。市街地を抜けてかなり長い吉野川大橋を渡りきるまで(ここらへんに3km地点の関門があるらしいが、引っかかった人はいたのかしら?)は、ほぼだんご状態。
そこから吉野川の堤防道路(だと思う)をひたすら上流へ。川沿いの道路なんて誰もいないだろうと思いきや応援の人垣はほぼ絶えず、県民あげてのイベントになっていることが感じられました。町内会の弘山さん(仮名)や職場の犬伏くん(仮名)も出てるけん、見にいってみよら、ってノリで沿道の声援は(ここらへんでは)途切れません。
そのまま少し行くと、吉野川に鉄橋が架かっていて、夕陽をバックに鉄橋を渡る列車の黒いシルエットが浮かび上がるここの写真が、よく絵葉書なんかになっているらしいが、レースは昼間なのでモチロンこんなすてきな風景は見られるわけもないので悪しからず。
コースはさほど広くはないけれど、この辺りになるとランナーもだいぶバラけていて、上流に向かうといってもほとんど気にならないぐらいのゆるやかな上りなので、多くの(にわか)ランナーが、多分、一番楽しく走っているところでしょうね。
20kmぐらいかな、長い橋を渡って折り返し、今度は対岸を下流に向かって徳島市内のゴールを目指します。丁度、お昼の時間を見計らってか、この辺りのエイドにはおにぎりやパンなど食べ物が充実していたような。
エイドと言えば、ここは大塚グループのお膝元なので、アミノバリューとソイジョイはふんだんに提供されていました。また、途中には(隣県の名物の)讃岐うどんも出ていましたが、これはコースをかなり離れた建物に入って食べるという本格的なものだったようて、ゴールに友だちを待たせている私はパスせざるを得ず。
ハーフを2時間ちょっとで折り返すペースだと、後半は歩いている人がかなり、というか、やたら多かったようです。でも、走路が広かったのか、そんなに混雑している感じはなく、自分のペースを保てました。また、沿道の応援には阿波おどりの鳴り物の鐘や太鼓も登場し、徳島らしさを演出していましたよ。
少し以前に全国的?に話題になった第十堰を後方に置いて、川沿いを離れて40kmぐらいに最後の難関の上り坂。そこを過ぎると、ゴールの運動公園までは応援の人たちも一段と増え、「おかえりなさい!」と声をかけてくれます。ゴールては場内放送でゼッケンナンバーと名前のコールをしてくれていたような。
ゴールしたときはかなり気温も上がっていましたが、お接待のうどんをいただき、ゼッケンナンバーで当たったラッキー賞の“金ちゃん焼きそば”と“すだち酎”を貰って、とても楽しい42.195kmでした!えっ?タイムはって?この大会はあんまりそんなことにこだわる人には向いてないかも。確か5時間近くかかったはずですけど、順位は2000番台の前のほうだったと。
後ろの5000人近くの人たちは後2時間でゴールできたのかなぁ…。ついでに言えば、翌日の徳島新聞に黄色い視覚障害ビブスに緑のかっぱを被って走るおっさんの写真が載っていたとか。伴走なんて一度もしたことがないのに、いきなりぶっつけ本番でレースのロープを握ってくれたNAGAREくんに感謝!みなさんも、もし参加されるのでしたら、現地での前夜祭、後夜祭の幹事はお任せあれ!これに味をしめて、年1回の徳島行きを密かに誓うまさやんでした。
第十堰:吉野川第十堰(よしのがわだいじゅうぜき)は、徳島県の板野郡上板町第十新田(北岸側)および名西郡石井町藍畑第十(南岸側)にある堰。吉野川を分流するために設けられている。「第十堰」というが「第十」は地名であって吉野川にある十番目の堰というわけではない。また「河口堰」と表現されることもあるが、河口からは約14キロメートル離れている。第十堰には、約1キロメートル下流の徳島市に新たな可動堰を建設する計画があり、その是非をめぐってさまざまな運動が行われてきた。なかでも2000年に行われた住民投票は広く注目を集めた。出典:
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