きんべえさんのレポートです。
開催日:2010年9月20日(月・祝) 12時スタート
開催地:静岡県掛川市:「ヤマハリゾートつま恋」
■きんべえ■
○ 1区 5.2 km 伴走 22'44"(区間6位/参加16名)
○ 4区 2.5 km 伴走 11'11"(区間2位/参加16名)
今年は、日本盲人マラソン協会(JBMA)が主催することになり、今までの関西でなく、関東との間の掛川で行われました。
丁度、JBMAの日本代表合宿もここで行われていたので、一緒にできるから、ここになったと思われます。
大会は、新幹線で移動できるように、スタート時刻は12時だったので、新大阪7時50分発のこだまで、行きました。
わーわーずからは、2チーム10人の参加でしたが、伴走者は、8人しか集まらず、私とYさんは、2回伴走することになりました。
私の担当は、「長居わーわーず お好み特急」の1区(5.2 km)と、4区(2.5 km)です。
1周2.5 kmのコースを使って、行われましたが、中継点の先が狭いので、スタートの混雑を避けて、1区のみ、200 m手前からとなってました。 1区のNさんの伴走は、初めてです。大阪駅から、一緒に移動しましたので、新大阪駅への電車で、目標タイムを聞くと、22分とのこと。完調なら、問題ないタイムですが、
9月5日のセプテンバーえきでん3.9km(?)で16分20秒もかかってただけに、ちょっと、不安になりました。
そして、本番、スタートの道幅は中継点より広いとはいえ、それほど広くなく、横に4組ぐらい、並んでいたと思います。2列目に並び、スタート。
しかし、走り出すと、横に2組並ぶのが精いっぱいの感じだったので、無理せずに、付いていくことにしました。それでも、皆さん、駅伝のスタートは、とばされるので、けっこう、ええスピードで、私は、少し、息が上がり気味、でも、Nさんは、そうでもなく、私のせいで、タイムが遅くならないかと、多少、不安になりました。
コースは、1周だけ、アップを兼ねて、Nさんと走ってたので、ガイドの方はそれほど、不安がなかったので、走る方をがんばることにしました。
グラウンドの周りを、回りだしたころに、8番の単走の方に、抜かれました。 1区は、同時スタートなので、できれば、付きたいところです。スピードが違ったことも、ありますが、私自身、このあたりも、けっこう、しっかり走っていて、上げる自信はなかったので、「付いて行きましょう」とか、余計なことは言わずに、走ってました。
グラウンドを回り終えると、若干の下りで走りやすくなります。最近、下りは、まあまあ走れているので、引っ張られるような事はなかったと思います。1周を終えて、手元の時計で、10分34秒、キロ4分13秒でした。まあまあかなと思ってましたが、リレーゾーンを過ぎた所では、ロープを引っ張られる感じがあったので、必死で付いていきました。クランク状の曲がりながら上る部分を過ぎたところで、
1周目に抜かれた8番の人を捉えるなど良い走りが出来てたと思いますが、このあたりは、走ることに精いっぱいで、しばらくは、ガイドはあまりできてませんでした。
グラウンドの外周に入って、前方に一人、単走の方が見え、足取りが重いので、この人も抜けると、思い、「30mぐらい前に一人いて、捕まえれそうです」と言い、
3分の2ぐらい回ったところでは、20mぐらいまで詰まりました。しかし、このあたりで、縮まらなくなったと思ったら、Nさんの息が上がってきて、きつくなったかなと、思いました。
グラウンドをまわり終え、やや下りになるので、ここから、追い上げかなと思いました (Nさんもそのつもりだったようです)が、思ったように動かなかったようで、前の人が、離れていきました。抜けないのは残念でしたが、私の脚は、ほっとしていました。
2周目は、11分18秒で、キロ4分31秒と途中から落ちた分が、落ちた感じですが、最後は、多少あげて、6位と好位置で、2区につなげました。
Nさんは、終わってからは、相当、きつかったようで、スポーツドリンクを飲みながら、あまり動けない状態でしたが、4区のTさんも待ってるので、 2杯飲んだところで、陣地に移動してもらいました。
その後は、Tさんと3区の応援をしながら、準備しました。
そして、その4区は、Tさんと。練習会で伴走した事があったので、 2.5 kmと短いとはいえ、問題なく、ついていけると考えてました。でも、さすがに、駅伝、襷をもらうと、とばします。いきなり、帽子が脱げて、ちょっと、焦りましたが、拾うわけにはいかず、「帽子、お願いします」と言って、走り出しました。しかし、帽子が飛ぶほどの勢い、私の息は上がっていました。
何とか、付いて走ってると、Tさんが、少し、ペースを抑えられたので、余裕ができました。南の直線では、「長居わーわーず たこ焼き停車」3区のSを抜いていきました。その後は、落ち着いて走れました。
最後のきついのぼりも終わり、やっと、終わると思い、襷を取ろうとすると、ものすごいダッシュ、びっくりしました。
一旦、ペースを合わせ、それから、再び、襷に手をかけて、何とか間に合いました。それにしても、すごいダッシュで、給水に行ってからも、「すごかったですね」と言われました。Tさんの感想で、前半、抑え気味だったとの事ですが、どこで上げるか、ペース配分は、難しいですね。れだけ、上げれるなら、最後の坂の上りから、上げれたかもしれないですが、それをされると、最近,上りに弱い私には,つらかったかもしれません。
終わってから、一息ついてから、下の写真左の芝生の斜面を、お二人と、ダウンウォークをしながら、5区のFさんを応援し、その後、下の写真右のウォーターパークの更衣室で、着替えて、落ち着きました。
今回は、駅伝だけでなく、移動も、約2時間の新幹線も皆さんと一緒だったので、いろいろと話ができ、遠足気分で楽しめました。お金はかかりますが、年に1回ぐらいは、いいなと思いました。次回以降も、できるだけ、参加したいと思います。
普段の伴走は、自分の走りはできないですが、今回は、私のレベルが落ちていたこともあり、必死の走りで、プレッシャーもありましたが、自分の練習にもなる伴走で、走り切った後の達成感は大きかったです。
以上
第13回 全国視覚障害者駅伝大会 の大会サイトは こちら
です
本文終わり