はなてんちゃんのレポートです。
第13回全国視覚障害者駅伝 イン ヤマハリゾートつま恋
長居わーわーずはこの駅伝に「お好み特急」「たこ焼き停車」の2チームで、
今年も参加しました。
わーわーずとしては、はじめての遠征です。
新大阪7時50分のこだまに乗り、静岡県掛川へ。
電車の中は、朝早いからか、いつものわーわーずらしからぬ静かなスタートです。
10時過ぎ、掛川到着。ここから主催者が用意したバスに乗って会場へ。
空はピーカン、気温は上昇中、みんなの気持ちも上昇中でいい感じ。
11時開会式。
今年は17チームが参加です。
そしてパラリンピックの強化選手もオープン参加でもり上がっています。
12時の競技開始まで少し時間があるので伴走のNさんとコースの試走をし、
準備万端で順番を待ちます。
この間、上手く走れるかどきどきです。
アンカーっていやですねえ。
走り終えた仲間がつぎつぎに戻ってきては、
「暑い暑い」と繰り返して云っています。
そんな声を聞くたび、どきどきが倍増です。
じつは、今回5kmを25分切るという目標を立てています。
いよいよ私の走る番がやってきました。
4区からたすきを受け取りスタート。
だらだらとした上りを、ちょっと速いかなって思いつつNさんの声を聞きながら、前へ前へと走ります。
暑いけれども、ときおり吹く風は冷たくて汗がさっと乾く感じです。
ちょっとしんどくてスピードが落ちたとき、コースに沿ってボランティアの方々や、
走路員の方々も、懸命に応援してくださる声が聞こえてきて、力が沸いてきます。
下り坂に入ってまた、少しスピードが出てきました。でも、このコースをもう
1周しなければならないのでちょっと押さえぎみで、スタート地点を通過。
12分○○秒と言うNさんの声。
やっぱり速すぎたか?
でもここは踏ん張るしかありません。
心の中で「前へ前へ」と自分に言い聞かせ走るけど、息が苦しい。
そんなとき、伴走のNさんの「がんばがんば」と言う声が、私を励ましてくれ ます。
1人じゃない。Nさんもきっとしんどいはず。
そんな中でも的確に指示を出してくださっている。
チームのみんなの「がんばれー もう少し」と大きな声が聞こえる。
また、力が沸いてくる。
最後の上り、懸命に腕をふり、前へ前へといいながらゴール。
タイムは25分10秒。
目標には届かなかったけど、途中二人を抜いてたこ焼き停車は第8位と、大健闘でした。
ちなみに、おこのみ特急は第4位と、3位入賞チームとの差が1分ちょっと、
これまた大健闘です。
そしてわーわーずはじまって以来の区間新の人も出て、今回の遠征はとっても
楽しくて充実した大会でした。
第13回 全国視覚障害者駅伝大会 の大会サイトは こちら
です
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