第14 回全国視覚障害者駅伝大会inつま恋


あっちゃんのレポートです。

私は女子チームで2区、2.7キロをはこちゃんの伴走で走らせていただきました。
生まれて初めての駅伝で緊張していて、かつ無謀なことに2日前に引っ越しを入れてしまい、精神的にも体力的にもグラグラ状態でした。
到着後、コースの下見でさらに落ち込みました。最初の坂のきついこと…こりゃむりだと思いました。

1区ははなてんちゃん。スタート地点でみんなと応援しましたが、内心はこれから30分以内に自分の番が回ってくると思うと、吐きそうでした。
自分の番になり、たすきははこちゃんに持ってもらって、スタートから激しい坂は必死で上りました。
やっぱりそのあとはかなりきつくなってしまい、2人に抜かれてしまいました。
暑さと気持ち悪さでどんどん意識が薄くなって来るなか、ずっと聞こえるはこちゃんのかけ声に戻されて、最後の上り坂をなんとか走ってランタナさんに会えた瞬間、記憶がなくなりました。

気づくと日陰にいて、背中の下は担架で、周りで知らない方々の声がしていました。
倒れ込んで動けなくなって、運ばれていたことに気づきました。
本当に大したタイムじゃないし、順位も下げてしまったので、めっちゃ恥ずかしかったし力のなさが悔しかったです。
でも、そこまでひどい状態ではなかったので、そのあと4区ゴールの応援ができました。

あとで知ったのですが、今回の2.7キロ15分32秒は自己ベストだったんです。あんな坂があるコースでキロ6分を切ることができて、倒れて迷惑かけた分際ですが、すごくうれしかったです。

その後、4区のなおちゃんが無事ゴールしてくれて、本当に本当にうれしかったです。

この結果は、体調悪いのに掛川まで来てくれてたくさん応援してくれたさけもっとさん、一緒に走ったみなさん、そして伴走のはこちゃんのおかげです。
はこちゃんには、倒れたことでたくさんご心配をおかけして、ご自身の責任も感じさせてしまって、本当に申し訳ないです。本当に伴走がはこちゃんでよかった、はこちゃんだからこんなタイムでがんばれたんだと、私はこころから感謝でいっぱいで
す。
またこれからたくさん練習して、もっと強くなったらまたいつか参加させていただきたいと思います。
でも、正直もうあのコースはやだなあ…。

以上です。


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