第14 回全国視覚障害者駅伝大会inつま恋


ランタナさんのレポートです。

初めての駅伝参加の為、掛川迄新幹線で日帰りしました。
駅に着くと大会用の迎えのバスが待っていてくれました。茶畑も見える長閑な道を通り会場に到着です。会場は緑に囲まれた広い所で、バスの中の熱気でちょっと暑かった体に爽やかな風が気持ち良かったです。
時折の風に皆、やっぱり大阪とは違って涼しいねと言っていましたが、太陽が照るとやっぱり暑くて、試走の為に一周したコース上の坂に汗が流れました。
開会式の後、いよいよ、第一走者のスタートです。皆でスタート地点に集まり頑張ってとエールを送った後伴走をしてくれる、あむちゃんがちょっとアップしておきましょうとダッシュをさせてさせてくれました。
私は三区担当で、二周しなければなりません。
二周をする第一走者を応援して、次に第二走者に応援の声かけをしてからからタスキを受け取る地点へ移動したのですが、だんだん緊張が高まって、ドキドキです。第二走者が一生懸命走ってきています。
伴走の方にタスキを受け取ってもらい、勢いよく走りだしました。すると伴走のあむちゃんが坂が待ってるからゆっくり目にいきましょうといってくださりペースを取り戻しました。あむちゃんは絶えず、良い感じで走ってますよとか、良いねとか、すごく調子いいですよとか、言いながら走ってくれました。
一周目はきつい坂もそれ程しんどさを感じなく走れましたが、二周目のしんどい事、同じ坂とは思えません。必死で坂を走り切っても直ぐには思うようには走れません。
有りがたい事にその後下り坂が続き、なんとか走れましたが、途中で伴走のあむちゃんが、少しでも早く行って次を楽にしてあげましょうねと言ったので、後は待っていてくれるアンカーの事を思いながら一生懸命走り、あむちゃんに最後のダッシュの合図を貰いやっとタスキを渡せた時は何も考えられませんでした。
あむちゃんが、良かったよ、凄く良かったよと一生懸命言って下さったので、ただ、ああ〜良かったんだ〜頑張れたんだと、ほっとしました。
駅伝は、一人で頑張るのではなく、タスキを渡し皆と一緒に走る気持ちが、頑張る力に繋がるのだと思いました。
走り切った安堵と皆と一緒の嬉しさに帰りの新幹線はとっても楽しかったです。
でも、周りの方はさぞやかましかったのではと反省です。
一緒に参加して下さった方々、そして大会参加までには色々ご苦労下さった担当の方、その他大会関係者と良い天気に恵まれたこと、全てに感謝の思いで深い駅伝参加でした。
来年も元気で参加出来る事を願いながら、これからの練習に励みたいと思います。
皆さんありがとうございました。

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