8月4日の土曜日は、センターの夏まつりの日でした。
夏まつりの案内
( http://fukspo.org/nagaissc/events_list/events_list-1544/ )
をみると「第44回」とあります。
今より44年をさかのぼれば1974年。沿革にセンター開館の年が書かれてあってそれも同じ1974年(S49)。
ということは、センターができて以来ずっと続いてきたということ。
「はじまりは高校生のときで」、この盆おどりと共に夏を数えてきたはなてんちゃんによると、地元の人にも親しまれ協力を得ることでずっと続いているのだそう。
わーわーずが関わるのは6,7年前からで、クラブの活動力・運営力が高まってきたその頃、タンスのなかで使わず余らせている大会参加Tシャツを販売してはどうか、というアイデアを携えての出店参加。さらに4、5年前から、さわちゃんがイカ焼き販売をしてくれることになり、2つの出し物で夜店エリアを賑わわせる今の形になりました。
Tシャツ販売は開始前に行列ができるほど一部の方には人気あります。安くて質が良いので毎年楽しみにしています、とお客さん。
Tシャツ販売は売れ筋サイズをいかにたくさん集められるかが勝負ですが、出品すませたメンバーのタンスは既に整理されてますし、商品供給力の維持が大変です。
今年はまーやんさんが、地元のランニングクラブ(狭山池夕焼けランさん)でTシャツ提供を呼びかけてくれるなどして集まりました。なかには10年分ぐらいためこんでいた方がごそっと提供してくれたりとか。ありがとうございます。
イカ焼きは、この道12年にもなるというベテランさわちゃんが仕切ります。販促ポップも充実していて店の構えは本格的です。「わーわーずさんてイカ焼きが本業なんですか?」と訊かれそうなほど。
2枚のイカ焼きプレートはフル回転で、次々と焼いていきます。このアクティブさは、やぐらの上の太鼓のバチと互角です。
しかしさわちゃんにお話し伺うと、苦労が多いのは朝からの材料調達や仕込みだとか。わーわーずのBBQなども含めて、年間イカ焼きは4、5回してるかな、というさわちゃんですが、大量のイカの調達や材料仕込みは毎度大変なようです。
でも「美味しいよ」の言葉もらえるよろこびは最高とのこと。
ダシや材料を良くしたらもっとおいしくなるのが分かってるけど、原価あがってしまうし、とジレンマを語るさわちゃんでした。
開始から1時間半ほど経過して20時前後、盆踊りもたけなわ。
曲はきよしのズンドコ節、右へ左へ舞う手、ひるがえる団扇、やぐらを取り巻く踊りの輪が、夏の一夜のみ笑む大輪となる。
わーわーずの活動は、ロープを持ちあって走るだけでなく、一年通じていろんな行事があります。
そこではブラインド・ガイド問わず多彩な人が集まり、みんなのためのことに精を出し力を合わせ事を成しています。そうして皆それぞれが、考え、気づき、学び、教えすることで、ほかでは得がたい実りを得られている、そういう場だと思います。
大勢のチャレンジとサポートでもって、たくさんの達成感と成果を産み、今年の夏まつりも無事に終わりました。
(文と写真:平野)