金兵衛さん企画の「大仏鉄道遺構マラニック」

2025年3月20日木曜日祝日に、大仏鉄道遺構を巡るマラニックをしました。「大仏鉄道」は、明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」の加茂と奈良を最短距離で結んだ約10キロの路線の愛称で明治31年から明治40年迄走っていた路線です。当時の資料がほとんど残っていないそうですが、橋台とかが遺っています。
加茂駅9時34分着で全員揃って10時には出発予定でしたが、ゆかちゃんの感想にあるとおり、その電車に間に合わなかったとのことで、30分に1本しかないので、10時4分着、朝は氷点下になるぐらい寒い日なので、みんな、ホーム上の日の当たる所で歓談して待ちました。トイレを済ませて、10時12分に出発。
 60mほどで、ランプ小屋へ。昔は電気がないので、ランプ小屋は、鉄道の客車及び駅務や保線用の照明用ランプ、燃料等を収納していた倉庫です。次いで200m程で旧加茂駅跨線橋支柱があると書いてある所、私はこれまで2回来たもののどれのことがわかって無かったですが、皆で見渡して、それらしいものを見つけることができました。そして、又260mぐらい行って、国鉄の蒸気機関車の展示、実際に関西本線を走っていたもので昭和47年から展示されているようですが、きれいに管理されていました。
 そしてやっと、ここからまあまあ走ります。2.2km走って、ダイエー グルメシティ加茂店に到着、このあたりに住まわれているランタナさんと無事合流できました。すぐそこの個人のパン屋さん、五丁目パン屋ponoで1回目の休憩、みんなでパンを購入して食べました。
五丁目パン屋ponoで1回目の休憩中の様子

 この後、本格的に大仏鉄道遺構が始まります。1.5km程走って観音寺橋台、0.13km走って観音寺小橋台、0.73km走って鹿背山橋台、0.76km走って梶ケ谷隧道と赤橋、ここは橋の下を今も歩道が通っており、橋台だけでなく、橋もあり、線路跡は舗装されて歩道になっています。ここから、1.14km走って井関川橋梁跡へ行きましたが、途中から800m程は道が狭いわりに車が良く通り、何度も止まって通過待ちをしました。2人で走る場合は住宅街を抜けて遠回りをした方がいいです。 井関川橋梁跡は軌道の跡が残っているだけでした。
観音寺橋台で遺構を見学中のグループ

 その後、1.05km走って、スーパーマケット「バロー」で休憩、トイレに行ったり食べ物を買って食べたりしました。その近くに松谷川隧道、と言っても、線路の下に水路と歩道のトンネルの跡です。ここは水路もあり危ないので柵をしてありました。1.08km行って、鹿川隧道、農業用水路で、水路はありましたが、トンネル状のものはよくわかりませんでした。その後、今はなき黒髪山トンネル跡迄上ると後は下りです。当初のルートで途中歩道が狭い所があり、変えたえたのですがこの歩道も二人で走るには狭くて、車が多く歩くことになってしまいました。そして、大佛鉄道記念公園へ。車輪に触ったりして全員写真も撮りました。すぐそこに佐保川橋脚の基底部が川底に残っています。これまでわからなかったのですが、ヒロさんが見つけてくれました。
 最後は、近鉄新大宮駅迄走って終了、ここで帰宅組とお風呂、更に都合のつく方で打ち上げをして帰りました。
大佛鉄道記念公園での集合写真。

金兵衛の感想
 このコースは2回走っていたのですが、これまでは逆向きに走って更に他の場所を回るもので、逆向きにしか走ったことがなく、「全般には上ってますけど、大した事ないです」と言っていたのですが、走ってみると、結構上りが多くて走りごたえのあるコースで総上昇量は186mでした。逆行の下りだと気にならないから覚えてなかったです。皆さん、文句を言わずに上っていただけて良かったです。赤橋から井関川橋梁跡、最後の道を変えた場所は狭いのにこの日は車も多くて走れませんでした。今後はもっとしっかり下見をして、二人で走れるコースにしたいと思います。
ゆかちゃんの感想
快晴の下、3月20日(祝)に京都府木津川市加茂町の加茂駅集合で大仏鉄道跡を巡るマラニックに参加しました。
朝、私事(洗濯機のコース選択の際、おしゃれ着洗いを毛布洗いに設定した操作ミスにより、水分を含んだ洗濯物が重く脱水ができず、手で絞って干すというトラブルを巻き起こし、大阪東線を一本乗り過ごし、大和路快速との接続が悪く久宝寺で20分待ち、なんと30分遅刻)の失態のため、皆様に多大なご迷惑をおかけしました。
予定の10時出発より10分遅れての出発のため、到着予想時刻に間に合うか心配でした。
歩道が狭い道、車通りの多いという伴走者には難易度の高いコースであったと思います。
ブラインドとしては、ウグイスの鳴き声、畑のあるのどかな風景、山を開墾して造られた舗装されていない狭い道を味わい、急な上り坂や下り坂が何度もあったおかげで足元から景観を楽しむことができました。
鉄道跡の橋げたや石垣やレンガ、車輪に触れ、線路の下のトンネルを反響にて体感し、建設技術や明治時代という歴史の深さに思いを馳せていました。
昼食にと訪れたパン屋さんは、地元のお店ながら種類が豊富で選ぶのに迷うほどでした。
また、新大宮駅へ向かう道中で野生のシカに偶然遭遇し、一同驚きました。
ほぼ予想時刻に解散場所、ゴールでもある近鉄新大宮駅へ到着し、個人的に安堵しました。
私にとっては初めて京都府木津川市加茂町と奈良市を走ることができたことも良い思い出となりました。
金兵衛さんには念入りなコース選定や下見、そして参加した皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
みやこさんの感想
私が初めてマラニックに参加したのは一昨年の金兵衛さん企画の大阪環状線1周のマラニックでした。走力に自信がなかったけどリタイヤしても電車に乗って帰れるし、始点に戻るコースなので荷物はロッカーに預ける等して走る時の荷物は減らせるしと考えてチャレンジしたのを覚えています。その後も金兵衛さん企画では堺筋線、神戸のポートライナー1周とか今里筋線のマラニックにも参加させていただきました。改めて思い返せば鉄道絡みのコースばかり???
そして今回は明治時代の大仏鉄道遺構を巡るということで、もう100年以上列車の通っていないところを行きました。この半世紀で廃線が相次いだローカル線の遺構とは趣が異なり遺跡かと思うほどでした。また現在の関西本線の近くも走ったのですが、今の奈良ー加茂間よりも短い距離だったのが印象的でした。
最後になりましたが、郊外の住宅地や竹林の美しい山間、奈良市の市街地に近いところで道の状況が変化し、楽しみながらも安全第一で伴走していただき、お風呂や打ち上げでもお世話くださったガイドの皆さんに感謝いたします。

ルートマップ

金兵衛さん企画の「西神山手線マラニック」

 2025年1月4日土曜日。
 今回の参加者は10名の予定でしたが、寒い時期ということもあり感染症になられた方や怪我が治らなかった方もおり6名(金兵衛、宗平―ちかりん、冨永―トリトリ、ヨッシー)でした。
 距離もあり元々力がある参加者のみで、慣れたメンバーで事件は起こらずに順調に進むと思われました。しかし、あの方が参加されていることに、皆気づいていないのであった。

 9時に「西神中央駅」に集合としていましたが、8時56分着の電車で全員そろい、トイレも済ませて写真も撮り、計画より6分早く出発。「西神南駅」には6分早く到着し、余裕で証拠写真を撮影。

 駅での証拠写真。西神中央駅ではピアノ。西神南駅では神戸スイーツトマトの自販機。

 普通地下鉄は駅間距離が短いですが、この路線の前半は田舎を走るので駅間距離が長く2.9kmです。ここから少し線路から外れます。まずは公園内の遊歩道のような道、根っこの成長で結構凸凹があり、あけみさんが転倒、ひやっとしましたが上手にこけられて大したことはなかったようでその後もかろやかに走られていました。
 続く「伊川谷駅」にも8分早くついて余裕で証拠撮影。

 伊川谷駅をバックに証拠撮影。

 続く「学園都市駅」でパン屋さん『穀物日和』で好きなものを買ってユニバードームで食べました。
 パン屋さん『穀物日和』
 ここから総合運動公園へは、線路や道路より高い所の住宅街の歩行者専用道、ここも凸凹が多少ありましたが、走りやすい道で数人のランナーにも出会いました。総合運動公園はすっと通り抜け次の「名谷駅」へ。総合運動公園付近は新幹線の上を地下鉄が通る場所として有名な所でそばに道はなく、少し遠回りして右左折を入れて走りますが、無事に「名谷駅」に到着。
 「名谷駅」の予定は『ボックサン・須磨パティオ店』。『ボックサン』は須磨の店で店舗は神戸市内にしか無い洋菓子店です。皆でこだわりロールなど好みの菓子を買って『須磨パティオ』の中央広場で食べました。トイレも『大丸』で済ませて出発。ここであけみさんの伴走が金兵衛に代わりました。

 ボックサン・須磨パティオ店でロールケーキ、購入の図。

 「名谷駅」からは線路は地下に入り普通の地下鉄と違い道路が上になくしばらく住宅街の中の歩行者専用道を進みます。そこまで結構上りますがその後に階段で一気に下ります。一つ目の階段(約90段)を下り120m行って右折、ここは建物があって死角にはなりますが、40mぐらい行って左折し130mぐらい走って斜めに曲がって30mほど行くと160段の急な階段です。手すりを持ってもらいながら順調に階段の下迄下りられたと思って後から来る人を待っていると、「後ろ来てへんで」。。。
 最初はきつい階段だし、時間がかかっているのかなと思っていましたが、いつまでたっても二人が来ません。とりあえず、トリトリさんが探しに戻ります。でもトリトリさんもすぐに戻ってこず、ヨッシーさんが電話したら、妙法寺北歩道橋にいるとか。今いる所より先やん。左折した所をまっすぐに行ったとしか考えられないけどGoogleMapsを見る限りはその先に下りられる道がないのにワープしたん?まあ、進んでたらいいかとメッセンジャーで現在地を連絡して、トリトリさんが戻った所で出発。道路沿いの歩道に下りると反対側の歩道を歩く二人を発見。ほっとして「妙法寺駅」での合流を目指して進みました。トリトリさんは左折地点をまっすぐに歩道橋を渡った所迄探しに戻られてました。

 迷子になったあたりのマップ。

 合流後に寄った「妙法寺駅」には、週替わりでスイーツ店が出ているのですが事前確認していた通り、この日は休みなので、前の駅で食べていることもあり、駅の売り場を見ただけで先に進みました。
 ここから「板宿駅」迄3.6kmありますが、1.2kmぐらいは歩道が狭い難伴走区間。その区間はバックパックを持って後ろについてもらって進みました。難伴走区間を過ぎると、都会の地下鉄沿いになります。歩道は広く駅間距離も1km程度で長くても2kmはありません。「妙法寺駅」で食べなかったので、「板宿駅」そばの『メゾン・ド・デセール』によるのに地図チェックできるように、あけみさんの伴走はトリトリさんに交代し、迷わずに到着してお菓子を買って食べました。ここでトイレを借りた方もおらましたが、0.66km行った千歳公園にトイレがあったので、行きたい人に行ってもらいました。
 ここからは信号待ちが多くなりましたが、天候も良く順調に進みました。試走時に寄った『ふわるくれーぷ』は休みとわかっていたので「湊川公園駅」付近でパン屋、和菓子屋、豆とおかきの店を候補にしていましたが甘いものが続いたのでパン屋へ。小さいパン屋であまり残っていませんでしたが、皆、あまり甘くないパンを買って食べました。

 スイーツ。メゾン・ド・デセール&湊川公園駅付近のパン屋の焼き菓子

 もう残り5km程、三宮中心付近の500mと加納町3丁目の歩道橋100mだけ歩いて、無事、「新神戸駅」に到着。計画より3分だけオーバーしましたが、ほぼ計画通りに走れました。
 金兵衛以外は風呂に入らないのでこのまま「三宮駅」迄走って戻って解散しました。

 ルート図とメンバー写真のコラージュ
以上

金兵衛の感想
6人という管理しやすい人数でしたし、事前に店の休みも確認して想定外の休みの店もなく、ゆっくり食事した割にはほぼ計画通りに走れて良かったですが、又もや、迷子を出したのが反省点です。概ね、曲る所では後ろを見たりしながら手で方向を示して左に曲がりますとか言っていたのですが、例の場所では伴走していて次にも階段があるので、そちらが気になっていたので、後ろも見ずに左に曲がるというのを忘れて曲ってしまいました。今後は、しっかり後ろも見て合図するようにしたいと思います。
風呂の後は、『ぎょうざの店ひょうたん ミント神戸店』で餃子定食を食べました。ここは半世紀以上続く名店の味が楽しめる餃子酒場で座敷も5か所ぐらいあり、打ち上げにも使えると思います。私の写真は、 https://30d.jp/kinbee/7 にアップしましたので確認ください。

■ ガーミンデータはこちら

ちかりんの感想
前半のアップダウンコースは先月走った奈良マラソンみたいやな〜なんて宗平くんと話しながら楽しくランしました。
全体的に難所もあって走りごたえのあるコースでしたが、立ち寄ったお店はどのお店も美味しくてご褒美感満載でした。
途中…行方不明になり皆さんにご迷惑をおかけしまって本当にすみませんでした。
こんな私が言うのも何ですが…とーっても楽しいマラニックでしたー!
宗平さんの感想
気持ちいい冬晴れの中、神戸の山と都会を満喫できるコースで新年の初走りができて嬉しかったです。山のアップダウンも快走するあけみさんの背中を追いながら、「これはマラニックにしては結構なペースで進みそうだから予定よりだいぶ早くゴールするのでは…」と思っていましたが…それは甘かった。総合運動公園の競技場横を調子よく走り、神戸の美味しいパンやスイーツを堪能した後は、変化に富む今回のコースの難所が待ち受けています。今回がマラニック2回目だというトリトリさんに、「難所区間をどんなふうに伴走するか見ててくださいね」なんて偉そうなことを言って、ちかりんと一緒に難所を乗り越える予定が…山にはやはり何かが棲んでいるようで、我々二人は神隠しに遭ったのでした。一人で遭難したら心細いけど、伴走なら一人になることはないからなんとも心強いものです。電話でヘルプを求めて、スーパーヒーローのヨッシーさんに救出いただいて、あぁ~よかった!お騒がせして申し訳ありませんでした。そんなことがあったにも関わらず、それでいて神戸の豪華エイドの数を減らすこともなく、ほぼ定刻どおりにゴールに到達させてくれる金兵衛さんの引率力にはいつもながらに脱帽です。
トリトリさんの感想
マラニックは2回目の参加でした。人数が少なかった分、あまりお話したことがなかった方ともお話することができて、とても楽しかったです。自分は普段はあまりスイーツを食べないのですが、金兵衛さんおススメのいろんなお店の美味しいスイーツを食べながら走ったことで、マラニックの楽しさがよくわかりました。金兵衛さん、そして参加者の皆さん、ご一緒していただきありがとうございました。またよろしくお願いします。
ヨッシーさんの感想
金兵衛さんと宗平君が下見してくれた西神山手線マラニック。前もって聞いてたけど、前半はアップダウンが多くて、しかもちょっとペース速め。これはしっかりついていかなきゃって気合い入りました。 僕、神戸地下鉄の西神山手線は、初めて乗るって勘違いしてたけど、去年世界パラ陸上を観戦した時に乗ってるのを行きの電車の中で思い出した。 山を切り開いた街って印象だったので、このアップダウンも納得。 しかしやっぱり神戸は美味しいスイーツがいっぱい。 駅毎にお店がいっぱい。老舗のケーキ屋さん。沢山のお店の中でもずっと営業されてるのは、ファンがいっぱい居てて愛されてるんやろなーって。 パン屋さんも含めて何処も全部美味しかったです。 金兵衛さんの考えてくれた休憩ポイントも絶妙な場所にあり、28キロの距離も楽しく走れました。 ここからは個人的にちょっと反省点。 途中で宗平君ちかりんペアが付いてこない。あー、行方不明に! 電話で場所を確認してすぐに合流出来たから良かった。 この日、僕は直前に相方のブラインドランナーさんが脚の故障でキャンセルとなり単独走に。 いつも金兵衛さんの後をついていくだけのお気楽さ。 金兵衛さんに任せっきりでノーストレスのマラニックに参加させていただき、ちょっとガイドランナーとしての役目を果たせてなかったかもしれません。 当日は単独走って事で、景色を楽しんだりお喋りを楽しんだり、お気楽に走ってて、たまに前後の確認はしてたのですが、僕がしっかりと全員の位置を把握してたらはぐれずに済んだかも。 単独走でそれは絶対出来たはず。 それだけ金兵衛さんに甘えてたんだなーっと、後からちょっと反省。 金兵衛さんは、コースを先導してくれてるし、トリトリさんはあけみさんと、ちかりんは宗平君とペアで路面の悪いところも上手くガイドしてる。僕はフリーで楽しんでるだけ。 こんな時こそ、金兵衛さんのサポートに回って、安全に楽しいマラニックになるように協力しなきゃって思いました。 ガイドランナーとして、ひとつ勉強になりました。 でもやっぱり丸一日楽しかった〜。 マラニック、やっぱりいいね。 今年もいっぱいマラニック走りたいですー!

 スイーツ写真のコラージュ
 

金兵衛さん企画の「今里筋線マラニック」

神戸のガイド、金兵衛です。
2024年12月21日土曜日に、今里筋線マラニックを行いました。

大阪メトロ今里駅改札前に9時20分に集合して、今里筋線のほぼ真上を走りました。
参加者はゆかちゃん、みやこさん、じょういさん、私の4名。
集合前に早めに行って駅の地図を見ると、入り口が3か所もあるのがわかり、やばいなと思い、メール、メッセンジャーで1番出口の方と連絡しました。幸い、みやこさんは途中でじょういさんと出会ったとのことで一緒に来られましたが、集合時刻になってもゆかちゃんが来ません。メールも入れているので待つしかないか、電話するかなと思っていたら無事、1番の改札口に出てきましたが、大きい駅と違い改札に行っても駅員がおらずにこまったようです。
次からは、出口の位置、どの車両に乗ったらいいかをしっかり案内しないといけないなと反省しました。
地下鉄駅の構内

走る距離は、今里筋線沿いを井高野駅迄約13.2kmですが、今回は3.5kmに1回寄る店を設定しました。まずは千鳥屋宗家蒲生店(3.64 km)。皆ですぐに食べるものとお土産を購入、私は本千鳥饅頭と千鳥さぶれを食べました。ここはお茶と試供品を出してくれます。今回もお茶と饅頭1/4個でした。(饅頭以外にするんやった)
まあまあ時間が過ぎて、トイレに行きたいなとなったのですが、今里筋線沿いにはあまりトイレに行ける店とか公園がないので、駅に行くことにしました。駅員がいなくて入れてもらうのを頼むのはどうしようかと思いましたが、丁度大阪メトロの無料乗車証を持っている方が二名おられたので、駅に入って済ませました。(ちょっとピンポンなったけどいいか)

又、走り出します。今度はラ パティスリー アミ(6.78 km)、洋菓子店です。カフェはしていなかったので食べやすいものということで、皆シュークリームを買いましたが、椅子は貸していただき、店内で座って食べました。
大阪市旭区新森の「ラ パティスリー アミ」のメニュー看板

次は、4.06km先のおやつとお菓子マルシバ。ここは線路沿いでなく少し道をそれます。着いたら店は明るかったので開いてるとは思いましたが、店の前の表示で12時から開店と書いてあってどきっ、時計を見たら12時9分、速く走らんでよかったです。ここでは、各自好きなものを購入して店の前で食べました。私はココナッツクッキーとアーモンドクッキーを食べました。
「おやつとお菓子マルシバ」のお店

そこからは、2.4kmで井高野駅です。無事到着し、ゆかちゃんはここで帰りました。
みやこさん、じょういさん、私の3人はそこから約1.8kmを走って、天然温泉満月へ行き、風呂に入った後、餃子の王将で食事して帰りました。
途中で、ペアも交代し、いろいろ話をしながら、一杯食べて走れて良かったです。ちなみに、自分の脚では走ったけど、今里筋線の電車にはまだ乗っていません。

じょういさんの感想
私はシュークリームがとても美味しかったですね!
コースは信号も多く止まりながらのランなのでスピードも上がることなく距離もそこそこなので初心者も参加しやすいコースだと思いました!
トイレ問題は難しいですね、あんなにコンビニがないとは思いませんでした!
個人的反省は、細かなアップダウンや段差、あと通行人を考えて横幅も上手く誘導できなかったので、やはり長居とはわけが違うなーと痛感しました!
みやこさんの感想
アップダウンが少なくて走りやすかったけれど、街路樹などがほとんどなくて夏は暑そうということ、初めて乗り物を使わずに淀川を渡ったこと、3軒目のパティスリーのお菓子がとても美味しかったこと、冬至の頃ということでお風呂屋さんで特大の柚子が浮かんだ露天風呂に入れたことが印象に残ったマラニックでした。
それから、冬場のこのような企画なら次回なスポドリでなく美味しいお茶を用意して参加したいと思っています。(笑)
ゆかちゃんの感想
初めて旭区及び豊里大橋を渡って東淀川区を快走することができました。
堺筋線に続き、地下鉄沿線マラニックをまた一つ達成できたことは大きな喜びです。
マラニックの醍醐味は、走りながらその土地を五感で味わい、景観を楽しむところにあります。
また、途中でお店に立ち寄る楽しみがあることで自然と歩が進み、到着予定時刻より30分速くゴールしていました。

ルートのマップ。14キロを超えたぐらいの線が引かれている。

2024年の忘年会(12/22 長居連合会館)

わーわーず2024忘年会報告 
レポーター:金兵衛さん

実施日 : 2024年12月22日 13時から16時
場所 : 長居連合会館

テーブルを島にして、椅子で囲んで、6~8人が向かいあって歓談しながらの食事。

 2024年の忘年会が長居連合会館を借りて開催されました。
COVID-19の影響を受け、5年ぶりの開催です。
 長居連合会館ということで、各自の弁当を手配し、他に飲み物、オードブル、菓子類を当日に関西スーパーで買い出して飲食していただきました。
 又、沢山の差し入れもあり、ありがとうございました。

 開会に当たり、代表からの簡単な挨拶と乾杯の音頭で、宴会がスタートしました。
[動画:代表まっちゃんによる乾杯(21秒)]

 ついで、参加者全員が1分以内で今年の反省と来年の抱負を発表しました。いう事のない人は名前だけを言っていただきましたが、来年の目標などを聞かせていただき、楽しみが増えたかと思います。

エミューさんのギターで歌うカラオケタイム。

[動画:いろんな場でご協力いただいたハンズオンの皆さんとも和気あいあい(10秒)]

エミューさんのランの伴走とミュージックの伴奏、両方を期待通り受けとめる小山さん。

 その後もっとしゃべりたい人には、5分以内でしゃべっていただく事になっていましたが、希望者はなく、めぐちゃんのわーわーずの歌を皮切りに歌謡ショーに突入、多くの歌ではエミューさんが演奏してくださいましたが、弾けない歌はユーチューブを利用して、歌っていただきました。 皆さん、歌を聴きながらも他の方との会話を楽しんでいただきました。
 後片付けをして、最後は、はなてんちゃんの、あいさつと一本締めで終了しました。

 とりまとめのたかちゃんをはじめ、弁当の手配、買い出しなど準備いただいた方ご苦労様でした。又、宴会中も随時ごみを収集、分別処理をいただき、ありがとうございした。
 又、飲み物などの多くの差し入れ、ありがとうございました。

阿吽の呼吸でかたづけをつとめるガイドさんたち。

以上

25周年記念イベント「フォトロゲインニング」報告

実施日:9月8日
内容:フォトロゲイニング
レポーター:金兵衛
チーム写真
スポットは長居公園をほぼ中心とする南北約11kmX東西約7kmの範囲に109か所を設定。史跡、名所、飲食店などを設定し、基本、距離が遠いほど高い点を配しました。一部探しにくい所、坂を上らないといけない所は増点し、飲食店では購入したらボーナス10点を付与しました。
公共交通(電車、バス、船)の利用を可として、あまり走れない人でも遠くに行けるようにしました。
通常は当日15~30分前にスポット名、位置、写真を公表しますが、ビジョンインペアメントの方が行きたい所とかを考えられるように今回は事前にスポットの位置、最寄り駅、名称、地図を順次公開しました。特に最寄り駅への距離を公開することでスポットの位置がイメージできて、大会前に行きたい所やルートを考えていただけました。
チーム編成は1チーム2~5人とし、個人申し込みとチーム申し込み両方で受け付け、個人申し込み者は部門とペースを書いていただき、近いレベルの人で組み合わせるようにしました。
特に、事前に行きたいスポット、ルートを考えていただいた方は自分の行きたい場所に行けてより楽しんでいただけたようです。
飲食店では、日曜日休業の店も多くあり、ご迷惑をおかけしました。

受付 : 8時45分より長居障がい者スポーツセンターの玄関前
控室 : 長居障がい者スポーツセンター会議室を2室借りた。9時から
競技時刻 : 10時前にスタート
参加者 : 20チーム80名 (5時間の部=14チーム53名 ・ 3時間の部=6チーム27名)
結果 :スコア確認する金兵衛さん


5時間の部
チーム名 順位 合計得点 得点 帰還時刻 減点 ボーナス スポット数
B 1 2317 2317 14:55:56 0 0 19
D 2 2150 2130 14:50:33 0 20 18
チームICジェット 3 2117 2117 14:40:47 0 0 19
A 4 1653 1643 14:55:44 0 10 18
Running Sheep 5 1650 1650 14:55:19 0 0 13
モ〜BF(ビーフ) 6 1476 1466 14:50:10 0 10 13
E 7 1386 1366 14:52:59 0 20 12
ゆかちゃんとゆかいな仲間たち 8 1340 1310 14:40:42 0 30 18
あそびにん 9 1203 1183 14:45:56 0 20 17
F 10 1112 1092 14:49:08 0 20 11
食べるの大好きパロちゃん&はっちゃん 11 723 703 14:52:20 0 20 11
かおる姫と兵隊たち 12 668 1368 15:13:37 -700 0 14
おじょーさんウォーカーズ 13 530 500 14:34:18 0 30 10
爆食いレディース 14 515 475 14:22:00 0 40 12


3時間の部
チーム名 順位 合計得点 得点 帰還時刻 減点 ボーナス スポット数
K 1 849 829 12:56:49 0 20 11
H 2 673 673 12:54:33 0 0 7
チーム天津飯 3 611 581 12:53:27 0 30 10
I 4 314 264 12:49:00 0 50 8
J 5 295 465 13:03:28 -200 30 13
G 6 98 78 12:39:23 0 20 4

1位のルート
1位のルート

ポイントのリスト

ポイントの写真

今回の進め方
スポット調査 12月30日から3月13日まで7回
4/12 使用地図の確認
4/14 総会で予算承認
5/27 フォトロゲイングの開催日を9月8日に決定。10月はスポーツセンター50周年記念行事で会議室を取れず
6/2 伊丹フォトロゲイング体験会(フォトロゲイニングを知らない方が多いので経験してもらいました)
6/3 視覚障がい者が事前にコースを検討できるように、スポットの方角、距離、得点、説明をMLに流す
6/19~ 長居でフォトロゲイング体験会を実施(伊丹体験会以外にも体験していただく)
7/9 行事保険の資料と申込書を取り寄せ
7/23 各スポットの最寄り駅名と駅までの距離をMLで公開。閉業を確認した店は外し、1店は代わりに近くの店を追加
7/28 フォトロゲイニングの証拠写真は角度は気にせず、そのスポットとわかればOKとする。
7/29 フィニッシュは、備え付けの時計のみ時刻が分かるように撮影とする。
8/11 フォトロゲイニングの個人申し込み者のチーム編成。ガイドが足りず、追加参加者募集
8/20 フォトロゲイニング、追加参加を含めて、チーム編成してMLに流す
8/25 フォトロゲイニングの地図、写真の袋詰め
8/26 フォトロゲイニングの位置の名称と地図をMLで公開
8/28 フォトロゲイニングの最終チーム編成。人数確定、保険手配(10日前が期限)。

ミーティングの様子

参考
 フォトロゲイニングとは、地図をもとに、時間内に各スポットを回り、得点を集めるスポーツです。参加者はチームで行動し、各スポットでは写真を撮ります。地図に示された各スポットの数字がそのまま得点になり、より合計点の高いチームが上位です。ルートの取り方は各チームの任意です。どこを回る?どの順番で回る?それが、チームの作戦です。
参考 https://photorogaining.com/


いぐちです
わーわーず25周年記念フォトロゲイニング大会に参加いただきありがとうございました。
皆さんが走っている時は、熱中症などを心配しましたが大きな事故もなく無事終了しました。
これも多くの方々のご協力があったからだと思っています。ありがとうございました。


ガイド コロコロちゃんです。
今日 25周年記念のスタンプラリー 参加されました皆さま お疲れ様でした。
チームメイトの そうへいさん モーリーさんカタさん ありがとうございました。
とても楽しいイベントでした。
地図だけを頼りにポイントを探していく事
徳川家康ゆかりの茶臼山に行けた事
大阪市内なのに、駅員のいない木津川駅を発見した事
ケーキ屋さんでメイド服の女性と記念撮影した後
とっても楽しかったです。
イベントを企画して頂いた方々には、感謝です。
また、楽しい企画 参加したいです。
今日は、ありがとうございました。


●25周年イベントでの反省点と、フォトロゲイニングのデータ
 今後のイベント計画時、ご参考にしてください。

 20240908_25photoroge_data.zip
 上記圧縮ファイル(9.62 MB)の内容
 ◆わーわーず25周年記念フォトロゲイニングスポット.pdf
 ◆わーわーず25周年記念フォトロゲイニングスポット.xlsx
 ◆わーわーず25周年記念実行内容反省提案.docx
 ◆写真25周年記念フォトロゲイング.pdf
 ◆地図A3_1枚_25周年記念フォトロゲイング.pdf

25周年パーティ

わーわーず25周年パーティは、2024年9月29日の日曜日14時開始の日取りで、肥後橋の北京料理屋さん徐園の6階宴会場にて催されました。

参加のとりまとめ、事前の集金、駅からのお迎え。
ここ数年はコロナでイベントが減りましたが、その影響を感じさせない順調な段取りでした。
『パーティが花ひらくのも、地中の根となる実行委員さんのおかげです』

写真4枚のコラージュです。肥後橋駅でお迎え担当をするスタッフ。徐園入口でお迎え担当をするアラらんさん。会場入口で名簿チェックする様子。折りたたみコップ。

受付で渡された折りたたみコップは、エイドでの紙コップ使用による負担を軽減しますから、練習会にご持参くださいとのことです。

以下に25周年パーティのご報告を、雰囲気が伝わるように音声クリップを組み入れながら、お伝えします。

開催にさきがけてまずは他界した仲間に黙祷を捧げました。
『ともに走った距離、ともに過ごした時間、輪と和のなかにあなたを思い浮かべて、今の一歩を踏み出します』
25年目の歩みが始まりました。

つづいて代表まっちゃんの挨拶。
5代目代表としてステージ上で挨拶をするまっちゃん。
音声Clip:まっちゃんの挨拶(11秒)

音声Clipは短く切り出しのみですが、実際は講演会?と思うほどボリュームがありました。
そしてまっちゃんが、輝かしいランニングの実績をもつ仲間にスポットをあてました。
皆さんから盛大な拍手が贈られました。

ランニングとわーわーずへの想いを述べてくださったヒーローのメッセージを、一部のみですが音声Clipでご紹介します。

4度のパラリンピック出場をはたして、今後も期待されるブラインドマラソン界のエース、わだっち。
音声Clip:わだっちのメッセージ(58秒)


サロンマンブルーポロシャツを着て立つ新大阪の星野さん
音声Clip:新大阪の星野さんのメッセージ(21秒)
サロマ湖100kmウルトラマラソンを10回完走したランナーに与えられる称号サロマンブルー。
そのメンバーになった時にいただけるポロシャツの説明です。


100キロをいっぱい完走した人つながりでまさやん。 100キロをいっぱい完走した人つながりでハマチさん

横浜からかけつけてくれたさわちゃん。
音声Clip:さわちゃんのメッセージ(13秒)

国際大会での華やかなご活躍。
一回でも厳しいウルトラマラソンのゴールを、幾年にもわたって何度も重ねた功績。
地域をまたいでの熱く広くそして長きにわたっての伴走活動。
このようなランニングへの熱意と弛まぬ精進が、わーわーずの心柱になっていると言えましょう。

そして皆さんが待ちわびた乾杯。

井口さんによる乾杯の音頭
音声Clip:井口さんの乾杯の音頭(11秒)
ドンと花火があがったような、嬉しい井口さんの乾杯の音頭でした。
そのあと中山さんから
「長居わーわーず25年の歴史」の紹介がありました。

配られていたレジュメ「長居わーわーず25年の歴史」を読みあげる中山さん
資料の内容は別ページに載せておきます。リンクはこちら→[別タブでテキスト][PDF]

歓談のタイムでは、飲み放題と大皿料理のご馳走になりました。
円卓の輪を囲んで、注ぎあいとよそい分けで和みます。

ここで会場と参加者の様子をご紹介をします。
宴会場には7~8人が着席できる円卓が14卓配置されていて、
アルファベットの卓上札A~Nで識別されています。
会場の一画にはステージがあり、その横に演台が置かれていて、
モーリーさん、あっこちゃんが司会進行役を務められました。

司会進行を務める、モーリーさん、あっこちゃん。

テーブルごとに撮影しました。スライドでどうぞ。

 
そして、余興でもありメインイベントでもあったような楽しみがいろいろと用意されてました。

ピン芸人マー君の腹話術。
ステージ上で腹話術を披露するマー君、あっこちゃんがサポートにつく。
音声Clip:マー君の腹話術(21秒)
自己採点によると芸は全然ダメだったそうです。
お酒をちゃんぽんで飲みすぎたとか。

お菓子の名前でビンゴゲーム。
お菓子の名前をあげていく演台のさちさんとえんちゃん
みごとビンゴを勝ち取ったのはI席の皆さん。
「いもちゃん、といちゃん、美幸さん、
 スギちゃん、うえさん、いつも元気なしょうちゃん、みかりん、ようこちゃん」

ビンゴ!で盛りあがるIテーブルの皆さん。
ビンゴのラインは「ポッキー、コアラのマーチ、かっぱえびせん、たけのこの里」。
全マス、定番中の定番で埋められていて、横1列目でビンゴ。ということは、運ではなく実力でした。

ビンゴを決めたシート。1列目で横にビンゴ。

そしてお約束、シンガーソングライターのまさるさんとわーわーず音楽隊メグちゃん・エミューさんによる歌と演奏。

ステージ中央にメグちゃん、両サイドにギターを抱えて立つ、まさるさんとエミューさん。
15周年のときに作ったわーわーずの歌『ドリームロード』で喝采。(歌詞はコチラ)
これは動画でどうぞ。(4分9秒)
途中に「わーわーず命名の経緯」が挿入されています。
文言は20周年パーティでの中山さんの説明から。
声はじっちゃん似せ?のAIクローン音声です。

宴もたけなわですが、そろそろお時間が、という流れで――
実行委員はなてんちゃんからのメッセージがあり、そののち一丁締めでお開きとなりました。

ステージで話すはなてんちゃん。 一丁締めで解散となりました。

後日、メーリングリストにはお礼のメールがあがってました。
「実行委員の皆さんには感謝です。」
ご参加の皆さんも笑顔でパワーを注いでくださいました。
全員が実行スタッフだった25周年記念パーティでした。



2024年春、日本100マイルクラブさんの『大阪城さくらお花見ラン』

こんにちは、ガイドの平野です。
2024年3月31日の日曜日、『大阪城さくらお花見ラン』に参加してきました。
日本100マイルクラブさんのフル・ハーフを走れる恒例イベントが年に2回あり、その春のほうです。

日本100マイルクラブ主催の阪本真理子さんは、私がランニングを始める前から有名なランナーのかたで、地元ランニングクラブを通じて偉業の数々を教わりました。桁違いな走破距離と行動力にただただ圧倒されるばかりでした。先輩に教えられてこの書籍を読みました。

「挑戦する脚―77日間オーストラリア夢大陸横断走り旅4200キロ!」桜桃書房1999年発行

77日間をかけてオーストラリア大陸を走って横断された記録です。今回このレポートを書くにあたり、大阪市の図書館で借りてきました。
年月の経過とテクノロジーの進歩で、内容は時代遅れになったかと問われるとノーですね。
『ただただ、走りたい♪』と願う気持ちを原動力として挑戦されたその内容がすばらしくて、色褪せるどころか大切なものがいっそう際立っています。ハウツー本ではなくハートの本でした。
夢大陸はそののちあっちにもこっちにもと広がって、どうなったかの概要は、以下URLに一部が紹介されています。
https://www.nikkeyshimbun.jp/2004/040807-72colonia.html
「トランス・サウス・アメリカ二〇〇四~南米移民街道走り旅五三〇〇キロ」
2003年「トランスヨーロッパ・フットレース」を女性で唯一完走。
など次元の違う走歴が並んでますが、ご注目していただきたいのはここ。

「日本盲人マラソン協会大阪支部長として盲人ランナーの伴走者を行うなど」

ということで、わーわーずが誕生するよりも前から、永田のじっちゃんと和して、ブラインドマラソンの発展に尽くしてこられて、それが今の年2回のお花見ランとクリスマスランにつながっている、と春井さんからお聞きしました。
戻ってくるペアを迎えるためにエイドを整えて、参加ランナーの笑顔の写真をとって、いつも休まず尽くしてくださっているのですが、
「マリリンさん(阪本真理子さんの愛称)、毛馬までの6キロだけでも一度伴走してもらえますか?」と、
おしゃべり目的でどなたか一度お願いされてみては?とふと思いました。(^^)

そしてもうお一人の
マリリンさんのサポートをされているナビさん。

NHKの後ろ盾をえて、アドベンチャーレーサーの田中陽希さんが日本百名山のひと筆書き一気踏破をされた「グレートトラバース」のことをご存じのかたは少なくないと思いますが、田中陽希さんに先駆けて同じような偉業を達成されているのがナビさんです。(海を渡る方法が人力踏破ではなかった点のみ違うのかな、すみません、よく知らないでm(_ _)m)
ともかく人間技でない挑戦であることにはかわりありません。
日本百名山の一気踏破に先駆けて日本列島縦断を達成された記録の本を私は持っています。
日本100マイルクラブさん主催のダイトレ踏破イベントに参加したときに戴きました。

『マラソン日本列島縦断 47日間 宗谷岬→佐多岬3000km走り旅』

マリリンさんの本『挑戦する脚―77日間オーストラリア夢大陸横断走り旅4200キロ!』と
ナビさんの本『マラソン日本列島縦断 47日間 宗谷岬→佐多岬3000km走り旅』

50~80kmぐらいを毎日連続して走る楽しみ(?)方で「走り旅」というベタな言い方のほか、「ジャーニーラン」とも言われているカテゴリーですね。
ランニングから広がる世界は想像以上に広くて、道のつづく先にはこんな途方もない夢大陸があり、その地を走り続けている人たちがいるということ ―― そうと知っただけで、ランニングを趣味にしてよかったなと思えるのでした。

そういうマリリンさんとナビさんの催してくださるお花見ランとクリスマスラン。
今年3月末のお花見ランは、花もよし、天気もよしで、楽しませていただきました。

掲示板のほうにあげた写真をこちらにも載せておきます。

スタート前の集合写真。
上段9時スタート組、下段9時半スタート組。

ランニング中の様子。コラージュ。

みんなのゴールシーン。コラージュ。

みなさんのゴールシーンをいつも丁寧に撮影されてます。記録証もいつも丁寧に発行してくださいます。
その様子から、数千キロであっても数キロであっても、ビッグな大会であっても練習会的なイベントであっても、変わらずにゴールを大事にする心が、真のランニング愛好家なのだとわたしは学ばせてもらいました。

オフィシャルムービー・ナビさんの編集の動画ものせておきます。
音声チャンネルは現地収録の音ではなくBGMですが。(5分25秒)

youtubeの元動画はこちら:
【spring・青い季節】作詞/RIKO 作曲,歌/ナビさん 2024/03/31 大阪城さくらお花見ラン

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リンク
■日本100マイルクラブ
http://japan100mile.com/sns/
■ナビさんの名曲サロン
https://www.youtube.com/@user-gd4em1ck4v
(過去のお花見ラン・クリスマスランの動画もあります)

『第10回 視覚障害者とともに走る会in岸和田』ガイド平野のレポートです

岸和田健康クラブさんの恒例イベント『視覚障害者とともに走る会in岸和田』に参加してきました。

小雨はほとんど落ちてこずで、「好天に恵まれました♪」という天気ではないものの、それ以上に恵まれた感のある天気でした。私は7月末から腰痛と太ももの痺れに悩まされてまして、今回は伴走伴歩はなしとお願いしての参加でした。ただそれだと公園内の一般通行人と変わりませんので、「レポート用に写真撮影などをさせてもらいます」と申し出て、その務めをとおして本イベントを楽しみました。

ではレポートです。

まずプログラムは以下。
9:00 受付
9:30 グラウンド集合・実施上の注意点説明
9:45 アイマスク伴走体験
10:00 フライングディスク
10:15 3000m&1000m走
10:45 50m走&100m走
11:10 音パン食い競争
11:40 グラウンド集合(閉会)
12:15 懇親会開始

■グラウンド集合・実施上の注意点説明
公園内の土のグラウンドの一画に60名ほどが集い、ミティングを行っている
「運動が久しぶりです」あるいは「初めてです」というブラインドさんのためのイベントです。
最初から最後まで、ほんわかでゆったりな雰囲気につつまれています。
公園内の土のグラウンドで40名ほどが輪になり、準備体操を行っている
準備体操。S司さんの掛け声で、体をほぐしていく参加者たち。

■アイマスク伴走体験
アイマスクをして20mほどを歩く初伴走の参加者たち。子供たちの参加も目立つ。
視覚障害者の伴走伴歩が初めていう参加者に、アイマスクをして視覚障害者の立場になり、手引きされる経験をしてもらっています。
折り返し地点のかたは、スポーツ振興のお仕事でインタビューを兼ねてお越しのかた。開会式での説明によりますと、この日の内容がFM岸和田(79.7MHz)で放送されるそうです。日時は障害者週間の12月3日(日曜)、夕方4時から15分の番組だそうです。
ネットで聴く場合のラヂオきしわだサイマル放送URLはこちら http://fm797.com/page/

■フライングディスク
グラウンドの中央付近でフライングディスクをしています。 赤い輪っか(アキュラシー)が置かれています。
本格的な設備が整っています。アキュラシーという競技は、5mほど先にある直径1mほどの丸い輪の中へフリスビーを投げ入れる競技だそうです。かわらけ投げの現代競技版という感じでしょうか。
なおこの競技については以下ページに詳しいルールが載っていました。
NHK福祉情報サイトハートネット
https://www.nhk.or.jp/heart-net/parasports/flying-disc/

■3000m&1000m走
400mトラックを周回するN尻さんS司さんペア。
3000m走に挑戦中のN尻さんS司さんペア。N尻さんは膝の故障で低迷中とのこと。それでもキロ4分半はクリアされたもよう。防府にむけての課題はスタミナ増強でしょうか。

■50m走&100m走
ちびっこが爆走する100m走。
子供たちの参加が多くて、もりあがっていました。走り始めると彼らは真剣です。1スタート3レーンで記録も計測。1/100秒のタイムが告げられると空気がピリっとします。やはり短距離走は陸上競技の花形ですね。

■音パン食い競争
車椅子のかたもご参加。 スタートからパンの場所まではガイドのサポートなしで移動する。
もはや本イベントの名物競技といえるでしょうか、パン食い競争。開始時は3レーンで行っていましたが、徐々にウェブスタートになって、なにと競争しているのかカオスな状態になっていきました。それにしても今回のパンは本格的だとブラインドさんはビックリされてました。パンが大きくてツブあんもギッシリ。

■グラウンド集合(閉会)
グラウンド上で集合写真
集合写真。
わーわーずさんのカメラで撮ります、ということで、FUJIさんが「両手の指でWマークを形作ってキメましょう」のナイス掛け声で、ナイスショットに。(クリックで拡大)

■懇親会
ドリンクを掲げて乾杯の音頭をとる大久保会長。
乾杯の音頭は大久保会長。そのとき、もう皆は飲んで食べてましたけど(笑)。
豪華景品がいっぱい、おもしろグッズもいっぱい、芸人顔負けのユニークMCさんでもりあがる抽選会もありました。
ちなみに私は阪神タイガーズカレーが当たりました。アレを成し遂げたタイガースファンなので、このカレーはタイガースが日本一を決める日に食べようと思います。

ブルーシート宴会の様子。グラウンド脇の木陰で50名ほどが和気あいあい。
今回はインタビューワのかたがお越しということもあり、年配の方がまとまりのある内容でハートフルな想いを語っていただいたのが印象的でした。

ビビットピンクのウェアに若さと元気が表れている松原さん。
今年で81というM原さん。閉会の場でご自身の近況を述べられました。10回を数えた本イベントと岸和田健康クラブのいまの形に感謝の想いを寄せられてのハートフルな語り、
その様子は一部抜粋になりますが以下のmp3再生でお聴きいただけます。

森の木々を背に、さわやかな笑顔で、伴走ワールドを語るいしちゃん。
いしちゃん。ガイドさんとのふれあいのあるランニングライフ、そのよろこびを熱く語ってくださいました。(私のマイク設定ミスでうまく録音できてませんでした。すみません。お聴かせできなくて残念。)

■公園内の周回
プログラムの進行と並行して、公園内を周回する伴走伴歩がずっと行われていました。会場にしていた岸和田中央公園は、広く巡ると1周2キロぐらいのコースがとれて、四季の花々に彩られているのはもちろん、いろんなモニュメントやなぜか桜島溶岩もあります。
末尾になりますがコースでお撮りしたスナップ写真をあげておきます。

参加されたみなさま、また開催運営にご尽力されたかたがた、お疲れさまでした。楽しい一日をありがとうございました。

エイド地点の様子 松原さんとニコニコ田川さん 伴走するよっしーさん ピースサインのびんちゃん 参加者のかた 参加者のかた 若者と走る三好さん エイド地点の様子

20周年記念イベント第3弾「第1回長居わーわーずサークルマラソン」

2019年11月10日(日曜日)
第1回長居わーわーずサークルマラソンを開催しました。
今大会の目的は、視覚障がい者・晴眼者を問わず、
伴に走る伴走を見て、体験して、楽しんでもらう事。
そして、その楽しさを多くの人に、伝えてもらうこと。
ペアで走るペアランと晴眼者単独のシングルランで、
100組み弱の参加者に楽しんでもらいました。
心配していた天候も好天に恵まれ、11月にしては暑いくらいの天気。
メールやSNSからは、多くの参加者に楽しんでもらえた様子が伺えました。
2回目以降の開催は、みなさんの希望があれば実現するでしょう。
こんな楽しい大会を今後も開催出来ればと考えます。  (ムック)

ビデオ仕切り線

アルバム仕切り線
武庫川スポーツクラブさん応援による計測テーブル 単独走で走る参加選手
伴走で走る参加選手
エイドで一息いれる参加選手 エイドテーブル(パン・バナナ・チョコ・アメが並ぶ)
完走記録カードを手にVサイン 完走証を手にVサイン 完走証

[これまでの20周年記念イベントの記事一覧]

「OSAKA EKIDEN in長居 兼 第22回全国視覚障がい者駅伝大会」サケもっとさんからの報告です。

今年の駅伝は、11月4日 振替休日に行われ、日差しは暑かったですが、湿度が低くて、さわやかな秋の日となりました。

今回初めて増田明美さんが大会の応援に来てくれて、開会式は、増田さんの優しくて軽快なおしゃべりに和やかな雰囲気でした。

視覚障害部門では、わーわーずから若手の7チーム、進化者が3チーム。
合計10チームが参戦しました。
ブラインドガイドともに女性60歳以上、男性65歳以上のまだまだ進化するぞ~!メンバーで3チーム参戦。
数年前はやっとこ2チームだったのにいつの間にか3チームも!!
わーわーず内で勢力を伸ばしていっています。
またわーわーず以外のチームで走っているメンバーも多くいます。

駅伝では4組のペアが必要です。
遠方からのチームに応援にペアで入ったり、わーわーずのチームに入って走ってもらったり、伴走の助っ人でチームに入ったりと、いくつかのチームの一員として走っていました。

そして、今年は、一般の部にガイドのチームが3チーム参戦できました。

それとボランティアスタッフは全部で29名。
内、大阪医療福祉専門学校から17名の生徒が参加してくれています。

わーわーずでの成績は、2位と5位に入賞しました。
区間賞では1区は谷口くんで2区は間嶋くん、3区は西村さん、4区は大久保くんでした。

駅伝が終わって、各部門の入賞チームの表彰と今年は優勝チームへのインタビューがあり、とても賑やかで楽しい閉会式となりました。

その後は、長野や徳島からの皆さんと一緒に青空宴会でいろいろとお話をして交流できました。