「2016函館マラソン」野尻さんの参加記です

~北海道新幹線開業記念~2016函館マラソン大会
2016年6月26日(日) 9:00 フル・ハーフ同時スタート

4時間前後の完走を目指して、かつて住んでいた函館の町を楽しんで走ろうと、金曜日の夜に函館入り。伴走の方とさっそく乾杯をしながら、当日の打ち合わせ。
「3時間半までなら伴走できると思う。半切りを目指して、キロ5分でいこう」と。
ありがたいことではあるが、そうなると急に心の準備を変更しなければならない。
そうこうして、当日を迎える。かなりの確率で雨の予報であるが、朝起きるとなんとか雨は落ちていないようだ。しかし風が強く吹いていて、海岸線は大変な道のりになりそう。
ハーフとフルを合わせて、約8千人のランナーが9時に競技場を一斉にスタート。
全国的にも有名な湯の川温泉街を抜け、函館空港の手前を折り返して海岸線を今度は函館山方面に向かう。約8キロほど、案の定強烈な向かい風だ。天気がよければ最高の景色、そしてウミネコの鳴き声も聞かれるのだが。
前日の土曜日は旅館が取れず、知り合いのところにお世話になる。色々とおもてなしをいただいて、夕食も朝食もたらふくよばれる。
そんなこともあってか、体が重い感じ。25キロの再びの折り返し辺りでトイレを見つけて駆け込む。体も軽くなったので、さてさて、後半頑張ろう。
30キロを過ぎて、函館湾にかかるともえ大橋に差し掛かる。これは大変、一層の向かい風。
なんとかかんとか橋を越えて港地区、金森倉庫街の石畳を行く。
沿道ではねぶた祭りの踊りをやっているらしい。
36キロのエイドにはメロンや塩ラーメンや、函館の名産がいっぱい。チーズオムレットをむしゃむしゃ食べたもので、またまた時間をかなり浪費してしまう。
帰りのともえ大橋は追い風になる、やれやれ。そして無事に競技場に戻ってくる。雨にも負けず風にも負けず、3時間45分のゴール。
飛行機が4時なので、少しでも早いゴールにこしたことはない。
今回北海道新幹線には乗れなかったが、それはまた後日のこととして、本当に良い思い出の大会となった。