「大阪駅から明石まで、夜中のマラニック」野尻さんの参加記です

和歌山の野尻です
大阪駅から明石まで、夜中のマラニックは大変お世話になりました。
参加されたみなさんお疲れ様でした そしてガイドの皆さん、本当にありがとうございました。

感想など少し長文失礼します。

11時に大阪駅に集合 東西線北新地駅改札前で参加者21名が顔を合わせ、自己紹介とペアリング。京都のまみこさんが伴走です。
12時前に北新地を出発。
新地を行き交う人たちには、「いったい何の集団だろう?」と、不思議に見られてるだろうねと話しながら、夜明けの神戸を目指します。
心配した雨はほとんど小降りです。
走り始めて1時間近く、コンビニで最初の休憩をしようとしていると、目前の神埼川を渡る辺りで関門があるとのこと。どうやら何かの訓練が行われるらしく1時頃から通行止めになるようです。なんとか関門すれすれに無事通過です。
こんな街中でも、さすがに夜中の1時や2時にもなると、行き交う人はありません。それでもコンビには開いていて、心強さと便利さを実感します。
尼崎、西宮、芦屋を通過。
3時頃には新聞配達の人が動き始めるようです。2号線をそれて住宅街を走っていますので、まだまだ世界は寝静まっています。
歩道のアップダウンや信号での停止など、一定のリズムで走れないことがこんなに疲れるものかと実感します。
4時半頃、5箇所目のコンビに休憩。三宮まで約6キロ、まだトータルの半分に少し達していないようです。
それでも25キロほど走ってきて、足はかなり疲れています。特にふくらはぎがだるくなっています。
夜明けを告げるように鳥たちが鳴き始めます。朝はこうしてやってくるんですね。
疲れてるはずとは思うのですが、皆さんとても元気で、本当に驚きです。
100キロのウルトラをやるためにはこういう状況に耐える必要があるんだなと強く感じながら、西を目指します。
三宮、神戸を通過。
奇跡的に雨は降りません。
コンビにでは当初は飲み物だけを買っていましたが、おにぎりで糖質とともに塩分の補給です。おにぎりがほんとに美味しいと感じます。
昨年は逆のコース、明石から新世界までを走ったようですが、夜明けとともに陽が上ってとても熱かったとのこと。今日は曇り空でとても良い条件です。ただ湿度がかなり高いのか、汗が蒸発しません。
そして8時、須磨までやってきました。43キロ、ついにフルを超えました。
ここからはもう気力です。
海岸を走り、塩屋駅を過ぎて、間もなく明石海峡大橋が見えてきたようです。
9時半に明石海峡大橋に到着。皆で写真撮影です。
道のりも時間的にも、ずいぶん遠くまできたんだなとひしひしと実感します。
さあ、後1駅、舞子にある銭湯までラストラン。黙々とゴールを目指します。
そして10時20分、ついにゴールの銭湯に到着です。約55キロとか。
皆で走りきった喜びを分かち合い、写真撮影です。
途中で2人ほど、朝の電車で帰られましたが、それにしても皆さん約10時間も、もちろん徹夜で活動し続けたことに、ただただ驚くしかありません。
55キロは自分にとって最長距離です。走りきった達成感はとても大きな喜びです。
まみこさんには最後まで伴走していただきました。同じ時間と道のりを、苦しみや喜びを共有できたことに感謝感謝です。
初めての経験はとてもすばらしい機会となりました。
色々と気をつかいながら、すばらしい企画をしてくださったてらやんには、大変
お世話になりました。
皆さん本当にありがとうございました!!

それでは失礼いたします。