6月24日の定期練習会

[投稿者] 松原市ガイドさかい さん

23日土曜日は社内業務とはいえ、参加表明をスルーしました、前もって社内の日程は分かっていたので、その日だけでも、誰かに代理集計をお願いすればよかったかなと反省。参加表明をされたみなさまにはご不便をおかけしました。今後の反省材料にします。
さて、6月24日は定期練習会です。
私は朝6時に朝風呂に入り気持ちよかった!7時から朝食大変おいしかったです。そして7時30分に研修会宿舎を出発、一路高速道路をひた走り会社着。そして帰宅。そのまま長居へ。
何とかエイド設営チームへ合流。何とか間にあった。設営チームのみなさまから「あれ!」て言ってもらって少しうれしかった。
自己紹介が終わり、連絡事項も伝達され、ペアリングが発表されました。
私は、久しぶりにまえっちとペアです。2年ぶり位と思います。
二人の記憶をすり合わせるように、前のペアの時は、どんな話をしたかを二人で話しながら走りました。当時の自分の状況や、年月が過ぎ去るスピードを二人で驚きながら確認して4周完走。もう一度、その当時に戻れたような気分になりました。楽しかったです。まえっち、ありがとうございました。しばらくエイドで給水。
11時20分、次の私のペアは針小路さんです。先週の地震の事などを二人で話ながら、1周と半分。半分は長居植物前をショットカットして、11時50分にエイド着。ヤンマースタジアム前からエイドまで残り400メートルダッシュは凄かった。段々とスピードが乗ってきてどこまで行くのって感じでした。お疲れさまでした。
今日も楽しい時間をみなさまと共有させて頂きました。ありがとうございました。
朝のミーティング時の様子です

「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018神戸」アラらんさんの報告です

わーわーずチームの集合写真

平成30年6月9日(土)20時45分~10日(日)8時45分までの12時間リレーマラソン

今年も恒例行事に長居わーわーずチームで参戦してきました。
2014年から毎年参加。今年で5年目です。
参加メンバーは、ブラインド8名、ガイド12名、応援2名。
今年は2チームエントリ

場所:復興記念公園「みなとのもり公園」
天候:晴れ時々曇り

まずは、19時30分からのキャンドル点灯式に参加。
がん征圧、がん患者や家族を支援、がんで亡くなった大切な人を偲び、追悼します。

20時45分にキャンドルランスタート。皆さん、それぞれのペースでrun&ウォーク。
コースは、450mの周回ジョギングコースフィールドは綺麗なコース。キャンドルライトが灯されています。 これまでと違い、12時間を4名で交代なのであまりゆっくりできません(笑)
休憩時間は、陣地でキャンプ気分でおしゃべり。

歌とウクレレで楽しく盛り上がるわーわーず陣の様子

補給は、小林夫妻の差し入れ、恒例の怪速亭のいか焼き、大会ボランティアのうどん、わーわーずでの朝食サンドイッチなど美味しくいただきました。

テント、タープ、テーブルがあって、飲んで食べて、仲間でワイワイの様子

アウトドアで楽しいです。途中公園内ステージでは、めぐちゃん、エミューさん、ルンナさんによるギターでの歌も披露されました。

メグちゃんエミューさんルンナさんのステージ演奏の様子

朝の8時45分にゴール。最後は全員で一緒に走りました。
結果、爆走チーム107.6㎞(239周)、激走チーム 84.6㎞(188周)募金額は、切り上げて、20,000円(伴走者分含む)できました閉会式終了後に解散。銭湯行メンバーは、なぎさの湯へ移動。汗を流し、食事会。今年も盛り上がりました。
来年もぜひ、沢山の皆さんで参加しましょう。
また今回より平野さん&ジョーさん作成の伴走幟もデビュー。めっちゃいい感じで、目立ちましたよ。見られた方にわーわーずの輪に入っていただけたら嬉しいです。(報告:アラらん)

ゴール。イベント横断幕の下にて。両サイドにはわーわーずのノボリ3本。わーわーずの全員でバンザイ。

6月17日の自由練習会

[投稿者] 松原市ガイドさかいさん

今日はわーわーず自由練習会です。私は2週間ぶりの練習会参加です。
午前9時35分から練習会エイド地点で朝のミーティング開始です。
今日の参加者はブラインド17名、ガイド22名。
ガイドのドタ参で何とかブラインドの練習待ちは無しです。よかった。
ミーティングも終わり、それぞれペアを組んで練習開始。
私は、針小路さんとペアでスタートです。
針小路さんは、昨日に引き続き連ちゃんランニングだといって、ゆっくりペースで3周。
ランニング中には、私の会社の後輩が寝違えをしたようでと話したら、寝ちがえについていろいろ教えて頂きました。特に特別なこれといった症状も無く、突然発症するようです。筋肉の炎症だとか。先ずは、冷やすことと言っていました。また、昨日は日本のへそと呼ばれている兵庫県西脇市へ行ってきたと言って、楽しそうにその時の話もして頂きました。私も楽しく走らせて頂きました。ありがとうございました。
私の次のペアは、神戸からおこしの芝〇さんとです。神戸でもブラインドマラソンの練習会をしているが、月1回だからなかなか走る機会が無くてと言いながら1周。70歳を超えてまだまだお若い芝〇さんお疲れさまでした。
エイドに戻ると、高〇さんがアイスクリームの差し入れ。芝〇さんと二人分頂きました。いつもありがとうございます。冷たくておいしかったです。
時間は11時20分。私はいもちゃんに声をかけ二人でスタート。最近は治療中の目の事で思うように走れないと言いながら、ゆっくりペースで2周。いもちゃんあまり無理をせずに、おつかれさまでした。
今日もみなさまのおかげで楽しく走らせて頂きました。みなさまありがとうございました。
画像は朝のミーティング時のようすです。
朝のミーティング時の様子です

6月10日の定期練習会

[投稿者] 大型ザック さん

雨の予報だったのでスポーツセンターの玄関を出た所の軒下にエイドを設置しました。
でも運良く雨には会わずにすみました。湿度が高くムシムシしていましたが時々風が吹いたりしていたので思ったより走りやすく感じました。

雨の予報で取り止めた人が多かったのでしょうか、参加者数は30名以下?と定期練習会としてはかなり少なめでした。
土曜日の夜から日曜日の朝にかけてリレーフォーライフがありわーわーずから約20名が参加していた影響もありました。

初参加のガイド1名、2回目という人が1名(ガイド)いました。
また予想外の人が差し入れを持ってエイドに来てくれました。

私はTさんとペアになりました。2人の年齢を合わせると150歳以上になります。
2人とも元気に走れることに感謝、感謝です。結局途中で交代はせず一緒に4周しました。
4周目はなすびちゃんが一緒に走ってくれました。

エイドの様子です、雨の予報だったのでスポーツセンターの玄関を出た所の軒下にエイドを設置しました

十数名で昼御飯を食べに行きました。福〇〇が3月末に引っ越してからほとんど行っていません。
定期練習会でもあり福〇〇デビュー予定の人もいたので行って見たのですが、予約が入っているということで断られました。残念。結局インド料理のス〇〇〇に行きました。
今日私が一緒に走ったTさんと福〇〇デビュー予定のOさんが激辛!を注文していました。

今日は午後2時から20周年記念行事の実行委員会も開かれました。

食事の後はいつものように喫茶リ〇〇〇に6名で行きました。

今日も楽しい一日をありがとうございました。

5月20日の自由練習会

[投稿者] 大型ザック さん

参加者は40名位だったと思います。自由練習会としては多めでした。それでも自己紹介の時に、拍手をやめ、「よろしくお願いします」というのをやめることによってミーティングの時間がかなり短縮されました。その分周回数を増やすことが出来た人もいるのではないでしょうか。

私は荷物番をしてもいいかなと思ったのですが、朝は結構寒く感じてエイドでじっとしている訳にはいきませんでした。そこでみんなが走り始めた後から追い上げてみました。意外な人が後ろの方にいたり、逆に予想より随分前を走っている人もいました。みんなの今日の調子がよくわかりました。2周目はルビーさんと一緒でした。2人とも伴走依存症になっていることを自分たちで笑いました。3周目は私が勝手に師匠と仰いでいるOYさんと一緒に走りました。師匠と走っている時は何時も話が尽きません。朝は寒かったのですがその後日射しが強くなりかなり暑いと感じたので結局3周でやめてしまいました(笑)

今日は第一競技場で大きな大会をやっていたので公園の中はもちろんのこと、周辺にも人があふれていました。そこで福○○に行って見たのですが、予約が入っているということで断られました。結局、私はアカネパパ、OOさん、セッキーさんと3人で山○○○に行きました。福○○と比べるとかなり量の多いランチになりました(笑)

午後に、囲碁で集まった人達、長居植物園のバラを見に行った人達は、それぞれ楽しい時間を過ごすことが出来たでしょうか。

写真はミーティング中の様子です。
コース上、集合地点でミーティング中の様子を、走路側から写した写真です

5月13日の定期練習会

[投稿者] 松原市ガイドさかい さん

今日は定期練習会です。しかし前日の天気予報では朝から雨模様、私が家を出るころは地面は雨が降った様子はありましたが、雨はあがっていました。
午前8時50分に長居での相撲教室に参加する末息子と奥様と3人で家を出発。私はエイド設営準備に体育館横のロッカーへ直行。荷物をもってセンターから出ると、天気予報の通りますます雲行きがあやしい。エイドの設営場所を設営参加者と相談。相談の結果、自由練習会で雨天時に今までも使わせて頂いた、ヤンマースタジアムのマラソンゲート付近ではどうだろうかと言う結論になります。早速移動。競技場のスタッフ事務所の方にも了承を頂き設営完了。
今日はガイドが足りません。ブラインドのエイドまでの移動も時間がいつもよりかかりました。参加約30名で少し遅めに朝のミーティング開始。自己紹介後は、今日はガイド不足の為に1周ごとに交代ということを確認してミーティングは終了。そしてミーティング終わるころには雨あしがだんだんと強くなってきました。
定期練習会は、先ずは決められたペアでスタートします。私は針小路さんとです。久しぶりにご一緒させて頂きました。今日は一日雨ですねと話しながら軽めに1周。そして時より強く降る雨の中を、2周目奥〇さん、3週目賀茂パのかおるちゃん、4周目ははなてんちゃん、5周目はジョーさんと天候には恵まれませんでしたが、今日も楽しく走らせて頂きました。
みなさまありがとうございました。今日はご自愛のうえゆっくり休んでください。今日の画像はエイドで一息いれるみなさまの様子です。
雨模様のため、競技場のスタッフ事務所の方にも了承を頂き、ヤンマースタジアムのマラソンゲート付近にエイドを準備しました

「第10回 水都大阪70kmウルトラマラニック」みやちゃんの伴走記です

水都大阪ウルトラマラニックの第10回大会に小山さんと参戦し、制限時間の11時間をわずかにクリアできませんでしたが、完走してウルトラ兄弟の仲間入りを果たしました。

私にとってフルを越えるレースの出走は今回で3度目ですが、一昨年のGWの武庫川ユリカモメ70キロは途中棄権、同じ年の9月の高野龍神スカイラインの50キロはかろうじて制限時間内をクリア、そして今回再び70キロに挑戦、しかも「はじめてのウルトラ伴走」です。

そんな70キロをまだ走った経験のない私をガイドに選んでくれたのは、昨年11月にフル伴走デビューの機会を与えてくれた同い年の小山さんです。
小山さんもウルトラは初めての挑戦で、ロードでフルを走られたのも昨年11月のフル初挑戦の一度だけ。

走力も経験も乏しい者がペアを組んでどないすんねんというところですが、お互い怖いもの知らず、向こう見ずに「初初ペアで挑戦」することになりました。

実は、小山さんと初めて出会ったのは、2年前のこの水都大阪ウルトラマラニックの大会でした。
わーわーずの伴走練習会に参加したのも同じ頃だったようですが、それまではご縁がなく、2年前のこの大会でマッサージボランティアをされる皆さんのお手伝いとして参加した時に、ボランティアを終えて会場から帰るとき、天満橋を経て南森町の乗り換えまでご一緒させていただきました。
自分たちとは別世界のレースに2年後にペアを組んで出るとは夢にも思わず、運命の出会いに心から感謝です。

私にとって70キロを走るのは未知の世界ですが、自分ひとりでなく「伴走で出走するプレッシャー」を力に、走る限りは「制限時間内の完走」を目指して、互いに励まし合って、格別の達成感で喜びを分かち合いたい。
そんな思いで年明けから一緒に練習を始めましたが、4月になっても自分たちが思い描いた成果は出ず、不安が募りました。

色々アドバイスをいただき、自分たちなりに試行錯誤を重ねた結果、ようやく本番10日前(4/12)の長居公園の伴走練習で、互いに伴走ロープを意識せずストレスなく走ることができ、本番に向けて一緒に練習する最後の機会を最高の形でしめくくることができたとお互い喜んだ、のですが・・・

制限時間にわずかに及ばず、完走メダルに手が届きませんでした。
64キロの毛馬エイドで休んだ後、毛馬の堤防を下りてから大阪城公園に戻るまでの最後の走りは、苦しみあえぎながらもあの日一番の走りができただけに、もうちょっと何とかならんかったのかと悔やまれます。
ランナーとしてガイドとして、わが身の力不足、経験不足を痛感しました。

前日の受付をご一緒した長井さんに、明日は暑くなるので関門通過できたら昼寝してもいいよとアドバイスいただきましたが、カメが昼寝してどうすると暑い日差しの中を歩き続けました。
関門通過時点で30分も余裕があったのだから、昼寝して休む勇気が私にあれば、もっと余裕をもって楽しいレース運びができたかもです。

また、レース前半は、初初ペアの小宮山さんの無謀な挑戦をあむちゃんが一緒に走って元気な声で力強くサポートしてくれたのですが、関門通過後は別のサポートに回られたこともあって、私自身の走りに余裕がなくなり、小山さんに無用な負担をかけて体力を消耗させてしまいました。

が、しかし、お天気があんなに暑くなければ、最後までサポートしていただきながら一緒に走れたら、なんて「たられば」ではなく、お天気が暑くても、途中からサポートがなくても、そしてゴールの制限時間クリアが厳しいことはわかっていても、最後まであきらめずにゴールを目指して走り続けた自分たちを誇りに思い、自分たちをほめたいと心の底から(負け惜しみでなく)思っています。

マイカップをキャップのツバにつけ、並んで走る小宮山ペア

長居わーわーずの皆さんには日頃から色々アドバイスいただくとともに力強く応援していただき、とても励みになりました。ありがとうございます。

スタート前にえんちゃんからいただいた「完踏」のお守りに守られ、わーわーずの仲間とすれ違っては力強くエールを交わして互いに励まし合い、またエイドや沿道からは力強い声援をいただいて励まされ、そしてゴールではみんなが待ってくれている、そうでなかったら、自分に言い訳して諦め、走り続けていなかったでしょう。
心から感謝しています。ありがとうございました。

そして何より、初めての大切なレースの伴走者にこんな木偶の坊の私を選び、それなりの伴走者として育ててくれた小山さんには心の底から感謝です。

共に励まし合って完走を果たしたものの、ゴールに忘れ物をしました。
大事な忘れ物を引き取りに、自分を高めて再び挑戦します。
引き続きのご指導、よろしくお願いします。

植ちゃんプレゼントのメダルで笑む小宮山ペア
後日談:
一週間後の打ち上げで、
うえちゃんが自分の完走メダルを小山さんにプレゼントのサプライズ。
小山さんは大喜び、そしてそのメダルを私の首にかけてくださって喜びを分かち合い、
伴走者冥利に尽きます。うえちゃん、小山さん、ありがとう!

以下の小山さんの完踏記もあわせてご覧ください。
「第10回 水都大阪70kmウルトラマラニック」小山さんの完踏記です

「第10回 水都大阪70kmウルトラマラニック」小山さんの完踏記です

2018年4月22日、第10回記念の水都大阪ウルトラマラニックの70kmに初挑戦してきました。
去年の11月5日、61歳で初めて初フルを完走してから約5カ月半。
その時のネットタイムは5時間40分25秒だったというのに、長居わーわーずのメンバーたちに「完走できる、できる」とおだてられ、その気になってエントリーしてしまった。
伴走者は、これまたウルトラ70kmの伴走も初めてで、初フルマラソンで伴走していただいた61歳の宮様、小宮山ペアの再結成です。

ウルトラに向けての練習では、3月中頃に長居周回コース15周のフルマラソンの距離をはしれたものの、ヘロヘロで6時間40分もかかった。
4月始めには夏日の中、桜ノ宮お花見ランでフルマラソンの距離に挑戦するも36kmでリタイア、暑さに非常に弱いことを自覚した。
本番では38.9kmの関門を6時間以内で越えないと話にならない…。

スタート前、縁ちゃんが「完踏」と書かれた手作りのお守りをTシャツの袖に付けてくれて、長居わーわーずのメンバーたちと健闘を誓い合った。

えんちゃん手作りの完踏お守り

そしてスタート、暑さは覚悟していたがやはり涼しい時のように速く走れない。
20kmぐらいのエイドに到着、まだまだ関門まで長いなぁ…。
エイドからエイドまでがとてつもなく長く感じるようになってきた。
並走してくれたあむちゃんが、エイドではこまめに世話をしてくれて、何とか関門の38.9kmを5時間30分ぐらいで通過。
約10分ほど休憩して再スタート、残り31km、残された時間は5時間20分。

時間は12時過ぎ、ここからは小宮山ペアだけになり、日差しもきつくてなかなか思うように走れない。
騎手が馬を鞭で叩いても、中々動かない状態、それでも宮様は叱咤激励してくれる。
それに応えようと思うが、身体が心とは裏腹に思うように動いてくれない。
暑さもピークになり、1kmがとてつもなく長い。
ようやく40kmを越えたが走る気力は全く湧かず、
残り30kmというよりも、まだまだ30kmもあるという方が勝り、ゴールへの道がどうなるのか…。

各エイドでは何度も水をぶっかけたり、ワンコそうめんや冷奴、バナナ、ようかん、たこ焼き、カステラ、パンなどを必ず食べ、飲料水もいただいた。
枚方大橋ではおかんさんがシャーベット状のカフェオレを下さり、冷たさがのどごしを通過する時は生き返った気分になった。

また私設エイドでは氷や冷水をかけてもらったり、アイスノン状態になった飲料水を頂いて首に巻きつけたりと、暑さ対策をしながらの歩きと走り。
途中では、長居わーわーずのメンバーたちとすれ違う度にエール交換をして元気を分けてもらう。
河川敷では時々、ホーホケキョとうぐいすの鳴く声が我らを応援してくれているかのよう。

鳥飼大橋辺りノエイドでは知らない方から、休憩してたら身体がリカバリーするからと激励をいただいたり、歩いている時も知らない人と談笑したりしながら、前へ前へと進むことを心がける。

スタートから8時間を過ぎた頃、ボイスコーチが勝手に終了してしまった、充電が切れたようだ。
ここからは全くどれくらいの速度で、どれくらいの距離を走っているのかわからなくなった。

エイドから走り出してそんなに経っていないのに身体がしんどくて、エイドはまだか?エイドは、まだか?と聴くと、聞かないほうがいいと、宮様は、あまり教えなくなった(笑)

残り約10kmの豊里大橋辺りで残り約1時間30分。
もうヘロヘロで、歩いたり走ったりしている状態なので完走は難しそうだが、宮様はまだまだ諦めずに頑張ろうと檄を入れてくれる。
毛馬のエイドに到着、ゴールまでは約6kmで残り時間は45分。
最後には歩道橋を歩かねばならないから、もう完走は苦しいとエイドのスタッフたち。
でも我々は最後の力を振り絞って行けるところまで走ろうと走り出す。

何とか歩道橋まで走り続けたが残りあと少しで完走は無理と分かったら一気に気持ちが折れたが、宮様は前へ前へとオイラを奮い立たせてくれる。
そして大阪城に入ったところでタイムアウトとなる。

それでも最後まで諦めずに足を出し続け、ヨレヨレのヘロヘロになりながらゴールラインを超えた。
約11時間8分、11時間の制限時間内に完走できなかったのは残念だったが何とか完踏でき、男同士ハグしたのでした。

今まで練習にお付き合いして下さった皆様。
色んなアドバイスをしてくださった皆様。
エイドでお世話をして下さった皆様。
沿道でエールを下さった皆様。
そして、長居わーわーずのメンバーたち。
最後に、無謀な挑戦にお付き合いして下さった宮様。

本当にありがとうございました。

記録上は残念ながらDNFという結果ですが、8分遅れでも最後まで諦めずにゴールラインを越えることができた。
縁ちゃんの完踏のお守りのおかげだ。
これは、我らには立派な完走だ。
お互いの首には見えないが、心には美しい完走メダルがこの日ばかりは輝いていただろう。

完走タオルを開きもち、完踏の達成感がその表情からうかがえるお二人。

以下のみやちゃんの伴走レポートもあわせてご覧ください。
「第10回 水都大阪70kmウルトラマラニック」みやちゃんの伴走記です

「第10回 水都大阪100kmウルトラマラニック」まさやんの完走記です

第10回水都ウルトラ完踏記

 2018年4月22日(日)午前6時30分、水都ウルトラ100km10回目のスタート。最近は制限時間の14時間が危うくなってきたので、5時30分のアーリースタートにしたいところなのですが、始発電車に乗ってもそれには間に合わないので、やはり例年どおりのスタートにしました。電車で日帰りできるウルトラマラソンなんてここしかありませんよね。スタート時からすばらしい快晴。すこし走ってから日焼け止めを塗るのを忘れたことに気づきました。せっかくリュックに入れてきたのに…。でも、その他は準備万端。早朝から応援にきてくれているみなさんの「いってらっしゃい」に送り出されて、まずは毛馬エイドへ。途中、歩行区間があったり、中之島公園のバラ園に立ち寄ったりで、毛馬に到着するのもなかなかです。
 毛馬エイドで水分&エネルギー補給して、ここからが本番。枚方まて2往復しなければなりません。豊里、鳥飼、新町、枚方の各エイドを越え、さらに先まで行って折り返します。1回目の鳥飼エイドでは早くもそうめんの準備ができていて、ありがたくいただきました。ここのそうめんは恒例になっていて、毎年、エネルギー補給の最重要ポイントなのです。枚方エイドまでは例年どおりでしたが、今年はコース変更があって、折り返し地点までがずいぶんと遠くなっています。やっと「あとすこし」の看板が…。しかし、そこから走っても走っても、折り返し地点は見えてきません。マラソンの「あとすこし」はたいていはただのはげまし言葉です。
 折り返しでチェックポイントのスタンプを押してもらって、今度は毛馬に向かいます。しばらくするとどこからか正午を告げるサイレン。走り始めて5時間30分が経ったということになるのですが、まだ50kmにも到達していないような。でも、結構足が重くなっていて、歩きたい気持ちが頭をもたげてきます。私だけかもしれませんが、ウルトラでは疲労と回復が交互にやってくるので、ここはしばらく辛抱。折り返しを過ぎると、多くの知り合いのランナーとすれ違うことになるので、お互いにエール交換して元気をいただけます。
 やっと毛馬まてたどりついてあと1往復。このころにはまたすこし元気が回復してきました。鳥飼でまたそうめんをいただき、新町まできたところで、ほかのランナーが
関門のことを話しているのが耳に入りました。どうも枚方エイドに関門が設定されていて、あと40分ぐらいだということのようです。普通に走れば大丈夫そうですが、関門が迫っているということは、今のペースがかなり遅いということにほかなりません。すこしおしりに火がついて、そこから枚方の関門までは一番必死の***で走りました。無事、関門には間に合ったのですが、もうヘロヘロになってしまって、せっかくすすめていただいた刺身も残念ながら食べられませんでした。枚方エイドでボランティアをしてくれていた知り合いのみなさんには、一番弱っているところをしっかりと見られてしまった…。何とか動き出して、あとは帰るだけなのですが、その“だけ”が25kmぐらいはあるのだから、そんなに明るい気分にはなれません。制限時間までに余裕はなさそうなので、ゆっくりでも走り続けなければ…。
 ところで、今回の難敵のひとつはその暑さ。過去には寒かったり、大雨だったりと難しいコンディションもありましたが、ダイレクトに体力を奪うのはやっぱり暑さだと思います。ここで力を発揮するのがマイコップ。洗濯ばさみでシャツのすそにひっつけておきます。もちろんエイドでも使いますが、コース沿いには所々に水道があるので、そこに立ち寄っては水を飲み、そして頭からかぶるのです。マイコップがあると、頭、首筋、胸、背中とかけたいところに適量の水をかけることができます。内側と外側から体を冷やすと、リフレッシュしてまた走り出すことができるのです。
 4回目の鳥飼エイドではそうめんを3杯もいただき、ようやく完踏が見えてきました。豊里から毛馬に向かうころには、すっかり日も暮れてしまいました。以前はまだ明るいうちにここを通過していたのですが、ここ3年はこんな感じです。最後の毛馬エイドではあたたかいおしるこをおいしくいただき、淀川に別れを告げて大阪城へ。第1回目のときは胃がやられてしまって、おしるこものどをとおらなかったことを思い出します。ここまで来ると、そんなに急がなくても制限時間に間に合いそうなので、ギヤを落としてゆっくりと走らせてもらいました。もう足が動かなかったということもあるのですが、10年間の来し方をかみしめつつ、じっくりとラストランを楽しみたかったのです。
 大阪城公園まで戻ってくると、多くのみなさんの「おかえり」の声。わーわーずのメンバーが名前を呼んでくれるのも聞こえます。例年なら天守閣の前まで登るのですが、今年は観光客も増えたということで、いつもより手前で最後のチェックスタンプを押してもらって、坂を下っていよいよゴールへ。ゴール手前はレッドカーペットが光に照らし出され、その花道を声援に応えながら進みます。両手をあげてゴールすると、おなかのあたりにずっしりとゴールテープが感じられます。一人ひとりにゴールテープを張って迎えてくれるのです。伴走のひろっさんと握手をかわし、完走メダルをかけていただいて、そうこうしていると、主催者のSataさんらしき人がマイクで何か言っています。「今、ゴールした二人は10年連続…」。オレのこと?と思いきや、どうやら伴走のひろっさんへの賛辞。。。そりゃそうだ…。なんとひろっさんは第1回目から10年間総計1000kmもの道のりを伴走し続けてくれたのです!ひろっさんという最強の伴走者がいてくれたからこそ、私も走り続けることができたのです。Sataさんがマイクで音頭を取り、会場を巻き込んで万歳三唱!?
 ひろっさん、改めてありがとうございました。そして、大会実行委員会、ボランティアスタッフのみなさん、ほんとうにお世話になりました。末筆ながら、日々一緒に走ってくださるわーわーずのみなさんにありがとう!

遥か旅路のその果てに何かがあるとは思わない。
旅には旅路があるだけだ。 (まさやん)

伴走者と並んでゴールテープを切るところ。両手をあげてバンザイ。レッドカーペットと、GOALと書かれた頭上の照明器具が写っています。 (写真:ふきこさん)

「第10回 水都大阪70kmウルトラマラニック」西條さんの完走記です

 2018年4月22日第10回水都大阪マラニック70K走ってきました。
走り始めて13年目にして初のウルトラ、たくさんの人の応援、声援、励ましのおかげでなんとか完走できました。ほんとうにありがとうございました。
 この時期体調が思わしくないことが多く、毎年お誘いをうけながら「走るつもりはないです」と拒んできました。
今年は新年から体調が良かったことと、もし、ウルトラを走るなら毎年一つずつ年を取ることを考えれば、今しかないと思いエントリーしました。
伴走は、この大会を何度も走っているエミューさんにお願いしました。

 当日朝はやいので、エミューさんとルンナさんが4時前に車で自宅に向かえに来てくれ、途中でSさんとTさんが乗って会場に行きました。
5時過ぎに会場につくとアーリースタートのひとたちをはじめ多くのランナーが来ていました。そこにHさんや新大阪のHさんたちも応援に来てくれていて驚きました。
毎年こんなに早く来てくれてるのですかと尋ねたら昨年からですと言われました。
それにしてもマッサージの準備、運営を長時間しなくてはならないことを考えれば、頭が下がる思いで感謝に絶えません。
スタート付近はわーわーずの人たちでいっぱいで練習会のような和やかな雰囲気でリラックスできました。

 6時半に号砲とともに一斉にスタート。大阪城内をまわり、中之島を越え淀川に向かいました。
淀川河川敷も春爛漫とてもすがすがしく気持ちよく、あちらこちらから「ほぉーほけきょ」と鶯も声援してくれてるようでした。鶯がいることに驚きました。
このころはまだ涼しく足も軽く快調に走ることができました。
みなさんが言われるように、しんどくない自分のペースで走り続けることに心がけました。
この日は大変暑く30K手前の枚方エイドを過ぎて、折り返しの往復10Kが、長く、暑くもっともつらかったですね。
暑さにばてることなく快調に50Kまでは歩くことなく走り続けることができました。
各エイドに備えてくれた食べ物や飲み物が元気とパワーをあたえてくれました。
特にたこ焼き、そうめん、ミックスジュース、オレンジなどあまりのおいしさにおかわりしてしまいました。
いやしさに食べ過ぎて走りずらいこともありました。
また、わーわーずメンバーも多く走っていましたので、すれ違うたびにエールをかわし、元気を分かち合いました。
エイドスタッフもランナーが多いため、知り合いもたくさんいてほんとうに和やかな楽しい大会でした。

 2度目の豊里エイド、残り18キロ、3時間30分。そう思うと気が緩んだわけではないですが、それ以後、疲れもでてきて走ったり歩いたりとなってしまいました。
残り5Kあたりでなんとなく気分が悪くなり走れなくなり、完全に歩いてしまいました。
時間内完走心配しながらのやっとのゴールでした。
ゴール前にはたくさんの人たちが「おかえりなさい」の声にとても暖かく迎えてくださり、初フルの時とはまた違ったうれしさと感動をいただきました。
多くの人から祝福の言葉をいただき心からお礼申し上げます。
また、Nさんにしていただいたマッサージ、とても気持ちよく疲れがいやされました。
長時間にわたり伴走してくださったエミューさんありがとうございました。
どこからともなく「エミューさん」と呼ぶ声がきこえてくる、かおの広さを実感しました。
そうそう忘れてはなりません。えんちゃんにいただいた完走祈願おまもりのおかげで無事完走できましたよ。えんちゃんありがとうございました。

ジョーこと西條洋

ゴール後に完走証を手にするジョーさんと エミューさんが並んでいるショットです。 目標達成して晴れ晴れしいお二人の表情が素晴らしいです。