「第26回KIX泉州国際マラソン・ハーフ」奥野さんの参加記です

 2月17日、気持ちい晴天となったこの日、泉州ハーフマラソンを走ってきました。ハーフは今年新たに始まった第1回目でした。ちなみに、フルは抽選ですが、ハーフのエントリーは先着順でした。
 スタート場所の浜寺公園駅に到着すると、見渡す限り、人、人、人。こんなにたくさんの人が走るのかと思うと、いっきにテンションが上がりました。無事に伴走者と落ち合い、受付へ向かいました。数日前に、大会事務局から電話があり、ハーフの受け付けはフルの受付より離れたところにあるので、気をつけてくださいと連絡がありました。同時に、「でも、伴走者の受け付けはフルの受付の近くにあります」とも言われていました。確かに、人の流れに乗って進むと、フルの受付を発見。それなら、伴走者の受付を先に済ませようということになり、受付を探すもなかなか見つからず、大会本部へ行きお聞きしたけど、なんだかよく分からない様子。とりあえず、ハーフの受付に行ってからにしようということで、ハーフの受付へ。
  なんとかハーフの受付を済ませ、伴走者の受付場所を聞くと、またもやスタッフの人は首をかしげている。確認するのでお待ちくださいとのことで、待つこと5分ほど。意外とこの5分は長く感じた。ようやく場所が分かり、受付も済ませることができたけれど、第1回目ということで、スタッフの方も右往左往されているようでした。
 さて、そんなこんなで、早スタート時間になりました。ハーフもフルと同時スタートでした。並ぶ場所は分かれていましたが、スタートしてしばらくは団子状態でした。
 そんな中、最初はひたすら真っ直ぐな道を走りました。途中、わーわーずの方にもお会いしました。というか、軽く追い抜いて行かれました。でも、声を掛け合うことがエネルギーになることを知りました。
 5キロ過ぎでUターンして折り返し、またひたすら真っ直ぐな道が続きます。ちなみに、この大会は給水所が少なく、最初の6キロ過ぎくらいまでなかったので、迷わず給水所に寄りました。2回目は11キロ過ぎ、3回目は18キロあたりだったと思います。この2か所は、関門手前に設置されていて、関門を気にしながら走っていると、どきどきのチェックポイントでした!
 今回、沿道に立って応援してくださった人の声に何度も励まされました。15キロくらいまではよかったのですが、後半は徐々に足が疲労を感じてきて、完走はもしかしたら無理かもしれないとも思いました。そんな時、大きな声援を聞く度に、「まだまだ行ける!」と思い直していました。
 そうして、フルもハーフも20キロくらいまでは同じコースですが、ハーフは途中で左折し、ゴールの岸和田城に入っていきます。ところが、最後のとどめが待っていました。左折してすぐに、15メートルくらいの坂道を上らなくてはならず、重い足にはこたえる最後の難所でした。と同時に、さすがお城に向かってるんやなと、へんに納得しました。
 後半は苦しみましたが、なんとか、ネットタイムでは制限時間内にゴールすることができました。ほっとしながら、フィニッシャータオルをいただき喜んでいたのですが、横で配られていた完走メダルもいただけるのかなと近づいて行くと「制限時間を超えている」ということでNGでした。ちょっと、しょんぼり。

 皆さんの温かい応援と、泉州の空気を感じながら楽しく走れたハーフマラソンでした。走りやすいコースだったので、またチャレンジしたいと思っています。