丸谷さんのFREE20(20hロープ[12km]・長居スタート四天王寺コース)

4月14日の「FREE20」で、私は「20hロープ[12km]・長居スタート四天王寺コース」を走りました。グループはブラインド3人、ガイド4人、男子4人女子2人の6人です。
スタート時点で、すでに小雨が降り始めていました。
センターをスタートして、我孫子筋を北上し、四天王寺へ向かい「茜丸本舗」をめざします。
しかし、グループの女子から「阿倍野だんご本舗」へ行きましょうとの声が上がり、早速予定変更。
昭和町にある阿倍野だんご本舗は一串に5個きなこ団子が刺さっていて、なんと95円という破格。
お店に入ってテーブルを囲み団子を4本。これで5個×4本で20個、20周年にちなむことができました。
しかし、メンバーは6人です。「次回からお一人1オーダーでお願いしますね」と言われてしまいましたが、親切にお茶までいただきました。
雰囲気もお味も最高でした。で、スタートして2kmで早速団子タイムを終え、次のどら焼きの茜丸本舗へ向け出発です。
天王寺駅をどうやって迂回するか、西に天王寺バイパスを超えるか、少し東へ行って、JRのガード(阪和線大和路線・環状線)をくぐって寺田町から四天王寺方向に行くのか話し合ったところ、階段は上りたくないとのことで、ガードをくぐって寺田町から向かうことに決定。
そして、寺田町で我が家丸谷邸前で記念写真。娘と妻に会っていただきました。
そして「茜丸本舗」に到着。試食用のどら焼きをいただきましたがグループの何人かはあんこたっぷり、ずっしりしたどら焼きをお召し上がりになりました。
その食欲は、茜丸本舗につけば焼きたてのたい焼きが食べられることになっていたのですが、残念なことに売り切れ、そっからうまれた食欲です。
すぐ前の四天王寺を参拝し、グループメンバー一組の「水都ウルトラ70km」の完走をお願いしました。
四天王寺を出て次は参道にある「総本家釣鐘屋」へ行きました。
店主と思われる男性が「この大きさと形の饅頭ですよ」とデプリカを
手渡してくださいました。何とも視覚障がい者なれされていて、びっくりです。
四天王寺さんには世界最大の釣鐘がありましたが、太平洋戦争の末期(1945年ごろ)に金属類回収令により幻の梵鐘になってしまったそうで、それより以前から作られていた釣鐘饅頭だけが残ったそうです。
ご機嫌な店主らしき男性は、「釣鐘煎餅もどうぞ」と試食用のものをどっさりくださり、閉会式の前にいらっしゃる皆様に楽しんでいただきました。
和菓子系を3種類も食べ走った私たちですが、四天王寺さん参拝につづいて堀越神社にも参拝しました。「一生に一度だけ願い事をかなえてくれる」と本ルートの企画者やまちゃんに教えてもらい、私はもちろん・・・をお祈りしました。
天王寺公園のわきを抜けて大坂冬の陣で徳川が構えた茶臼山にも行きました。

茶臼山の石標をバックにパシャ

天王寺区民の私でもこれでもかというぐらい阿倍野・天王寺を満喫です。
茶臼山からは谷町筋・阿倍野筋・松虫通り・我孫子筋を走って帰る予定でしたが、雨も強くなってきたこともあり、いつでも電車に乗れるルートに変更し、天王寺のホームセンターコーナンの横からひたすら我孫子筋を走るという往路と同じルートを走ることにしました。そのままスポーツセンターに戻らず、長居公園通にある「浪花屋」のたこ焼きを醤油味とソース味をそれぞれ20個ずつゲットし、ゴール直前にいただきました。
計画の変更をいろいろしながら「阿倍野だんご・茜丸・釣鐘屋の3軒の和菓子屋さんと、浪花屋の1軒の粉もん、四天王寺・堀越神社・茶臼山と3か所の歴史的場所、そしてなににもならない我が家、全部で9か所を巡りました。
マラニックが初めてというブラインドの方がいらしたり、都心を走ったり、経路変更や悪天候など、ガイドの皆様には本当にお疲れになったのではと思うと、感謝です。
私は3年半前の第1回の金沢マラソンを最後にまったく走っていませんでした。
それが、わーわーず20周年記念事業の実行委員長をさせていただくことになり、「わーわーずFREE20」という大会に久方ぶりに参加することにしました。
そこで、MLでいつも「カープ女子のやまちゃん」とお書きになっている人と走りたいと思い、メールでお願いしたところ、快くしかもルート設定までしてくださいました。一度も伴走どころかお会いしたこともないやまちゃんですが、なぜか私の町天王寺を選んでくださり、何かの縁を感じました。
そんなわけで、1月から練習会に参加し始め、14日を無事に終えることができ、感無量です。
企画運営してくださった中山さんと運営委員の皆様、Tシャツ作成に携わってくださった皆様、また、このイベントに参加し安全にかつ盛り上げて楽しんでくださった皆様、ありがとうございました。

四天王寺の門をバックにパシャ