「第10回 神戸マラソン」 セッキーさんの完走記です

昨日は第10回神戸マラソンを走ってきました。タイムは3:45:54でした。
朝起きた時には雨がかなり降っており、スタート時間の9時まで時間はまだまだあるがどうなるかと思いながら家を出ました。
そして、伴走のY島さんと合流して、三宮へと移動しました。
神戸への移動中に雨雲の動きを見ていると、尼崎を過ぎたあたりから雨もマシになり、三宮に着いた時には止んでいました。
走っている間、ところどころで道が狭く、前を走っているランナーと足が当たってしまいました。
折り返し地点までは追い風が背中を押してくれるけど上り坂でペースが落ちてしまったり、狭く走りにくかったりしましたが、伴走してくれるY島さんの声掛けや、一緒のペースで走っている周りのランナーの道を空けてくれる心遣いや、沿道の知り合いや多くの人達の応援にとても励まされました。
そして、折り返し地点まで頑張って走り抜きました。

往路が追い風なら復路は向かい風で、折り返し地点以降はなかなかペースが思うように上がりませんでした。
中間地点で1時間48分台だったので、2週間前に走った大阪淀川市民マラソンよりも記録を伸ばして、サブ3.5を切るのは難しいと思いました。
しかし、最後まで頑張って走ろうと思って、前へ前へと足を進めました。
向かい風にも急傾斜の坂道にも耐えながら走り30km地点まで辿り着いたので、残りの距離も考えてエイドで塩ジェルを補給して、さあここからまた頑張ろうと思って、走りを再開しました。
そこから少し走ったところで、右足の脹脛に鈍痛が出てしまい、走ろうにも右足を前に出して走るのも辛くなりました。
足の調子をY島さんに伝えて、他のランナーの邪魔にならないところで止まってもらうと、Y島さんがコムレケアのゼリーのを持っているからコレを使ったらいいと渡してくれました。
そこから少しペースを落として走っていると、コロナ禍でしばらく会ってなかった知り合いが私設エイドを出していました。
差し入れで、紅茶、バームクーヘン、ヤクルトをいただき、久しぶりに会えたうれしさもあり、小休止で復活。
脹脛の違和感は残っていたけど、痛みはマシになって、少しずつペースを上げて走れるぐらいまで戻ってきました。
ゴール手前の最難関の浜手バイパスでも、坂道に続く沿道で応援してくれる人達の活気にとても力をもらい、歩くことも止まることもなく上り切る事が出来ました。

そして、上りがあれば下りがあるわけで。
残り2kmは下りで、最後の最後で膝を痛めないよう気をつけながら下っていき、残りの1.195kmは、1kmってこんなに長かったかなと思うぐらい長い道のりでした。
伴走してくれたY島さん、走っている間、何度も走りやすいようにと誘導してくれたり、足を痛めて走りにくい時も何度も何度も励ましてくれたランナーさん、沿道での知り合いの方々。
コース上でのランナー同士のエール交換にも力をもらって、最後まで走り切ることが出来ました。
みなさん本当にありがとうございました。3年ぶりに開催された大会に参加出来たことに感謝の気持ちでいっぱいです。

完走メダルを首にかけてほほ笑むセッキーさん

GPS記録のタイトル画面と背景写真はコースを走るセッキーさんとY島さん