京都マラソン2017 宗平君の完走記です

 昨日は今シーズンのしめくくりとなる京都マラソンに出場した。生まれ育った京都市内を西から東へと走って一周するのは面白いだろうなぁと思っていたが、参加ランナー16,000人よりもはるかに多くの人が応募するため、昨年は抽選にはずれた。今回は倍率4倍を運良く突破できたので、気合い満々である。
 今回の伴走は前半がジプシー、後半がかりんとうさんだ。ジプシーは昨年まで続いた視覚障害者京都マラソンを中心になって準備してくれた快速ランナーだ。かりんとうさんは昨年から伴走を始められ、今回嬉しいことにレース伴走デビューしてくださった。
 「調子はばっちりか?」と言われれば、悪くはないのだけれど、少しばかり気になることが二つ。一つは、今年になってから日曜に雨や雪になることが多く、練習をややサボり気味だったことと、ロング走ができていなかったこと。もう一つは、先月から足の指の角質が痛み出していて、着地するのに少し難があるということだ。
 そんなこんなで迎えた京都マラソン。ランナーが16,000人もいて当日の受付ができないので、前日にジプシー&かりんとうさんと一緒にみやこめっせで受付をする。そして、コース地図を見ながら、作戦タイムだ。前半はランナーも詰まっているし、アップダウンも多いのでゆっくり走り、賀茂川に入った辺りから調子を上げていこうということにした。
  これまでのフルマラソンのベストタイムは昨年11月の福知山マラソンで出した4時間16分21秒なので、やはりそれよりは速く走りたい。大きな目標としてはサブ4となるが、現実的にはネットタイムで4時間一桁台を達成できると嬉しいところだ。
 そして迎えたレース当日。スタートは西京極陸上競技場なので、家からは行きやすい。しかも京都マラソン開催に合わせて西京極駅に快速急行を止めてくれてらくちんだ。ゴールは平安神宮。完走すると、弟夫婦の結婚式以来の平安神宮となり楽しみだ。ジプシーと西京極のホームで待ち合わせて、いざ会場へ。
 さすがに16,000人は大人数だ。その人数のわりには、トイレも荷物預けもスムーズに終わり、開会セレモニーとなった。スタートするまでは寒いだろうと覚悟していたが、風は冷たいものの陽が出ていたので助かった。まっちゃん&シーサーペアに元気をもらっていざ整列。ひらけんちゃんもいるはずだけどどこだろうか。キャラコさんがスタートのところにいると言っていたけれど、どこだろうか。大人数のためちょっと見つけられなかった。わーわーずメンバーがたくさん泉州マラソンで奮闘しているのも大きな励みになる。谷口キヨピーの司会のもと、車椅子ランナーを見送って、いよいよ9時、門川市長のかけ声でフルマラソンのスタートだ!

 Dブロックからのスタートなので、前が結構詰まっていて、スタートラインを踏むまでに5分を要した。それにしても、すごい熱気で沿道の応援隊の数がものすごい。応援が途切れずに、そのまま光華女子大のバンド演奏や子ども達のエールを聞きながら四条通に出た。目標タイムを実現するには1キロ5分45秒ぐらいで走る必要がある。とはいっても、四条通ぐらいの広さがあっても、大人数が団子になってひしめき合っているので、1キロ6分20秒ぐらいのペースで進むしかない。ちいさな子どもの元気な応援に続いて野球部の熱ーい応援を聞きながら四条通を直進して桂川に到着。そこを右折すると、やはり川沿いだけあって、風が急に冷たく吹くようになり、水の音を聞きながらの気持ちの良いコースとなる。
 渡月橋は渡らずに向きを東に変えて、前半の難所であるアップダウン・ゾーンに入っていく。この辺りでも、まだゆっくりのペースでのランが続き、予定よりも時間がかかっている。「うーん、このペースで行くと自己ベストは出ないのだが、道も狭く、ランナーも多いのでいたしかたないか。」ときおり、「宗平!!」と呼んでくれる声がしていて、知り合いかもしれないが、ビブスに書いている名前を呼んでくれているのかもしれない。いずれにしてもありがたい!
 JRの高架を上り下りし、8キロ付近の広沢の池のエイドでしっかり水分補給する。なぜって、これより先は上りが続くことになるみたいだから。うん、たしかに道がゆるやかながら上っていく。上りはきついけれど、足でも変化が楽しめる面白いエリアでもあるわけだ。
 ほどなくして、仁和寺にさしかかると、袈裟を着たお坊さん達が沿道に出て応援してくれている。吉田兼好の『徒然草』に「仁和寺にある法師」なる話があったけど、マラソンの応援までしてくれるとはありがたや。きぬかけの道を通って、一段階きつい上りをよいしょ!と上って山の自然を楽しんでいると、立命館大学のチアガール達の応援がある。ちょっと遠くてハイタッチできなかったのが残念である。太鼓の応援もここかしこでやってくれていて、活力がみなぎってくる。沿道から「あとちょっとでゴールや!」なんて応援も。
 平野神社を越えて、駅伝コースともなる西大路通を北上する。15キロ地点の給水をもらおうかなとも思ったが、20キロ付近でカモパの松本さんがエイドを出してくれているという情報をもらっていたので、そこまで我慢することにした。カモパのシロクマ監督や麻美ちゃんの元気な応援をもらって、さあ、そろそろここらへんからペースを上げていきたいところだ。
 今宮神社から北に上がっていく辺りからは道が少しすいてきたので、ペースアップしていく。そして、賀茂川沿いの道を北上していく。このコース中の北端に向かっていることもあって、風がとても冷たくなってきて、山が近いことを実感する。まぁ、ある程度寒い方が風に乗ってペースが上がってくるともいえるのだが…。御薗橋を越え西賀茂橋を渡って対岸の加茂街道を南下する。今日はカモパの練習会の日でもあるから、ちょうどこの下の河川敷ではカモパのランニング仲間が走っているはずだと思うと、俄然やる気が出てくる。ペースは1キロ5分40秒くらいまで上がって、混雑のためにブレーキをかけて無駄なエネルギーを使うということも減ってきて、かなり走りやすくなってきた。ジプシーは後半のことを気遣って、もうちょいペースを抑えた方がいいというが、そろそろペースを上げていかないととも思いペースに乗ることにした。
 さて、20キロ地点=松本さんのエイドが近づいてきているはずだ。8キロの所から給水していないので、ちょっと給水の間隔があいてしまった。そして、危うく通り過ぎそうになったのだが、ジプシーがばっちり松本さんを見つけてくれた。マシュマロとゼリーで応援していただき、エネルギーをチャージさせてもらった。ありがとう!元気が出るわー!そして、中間点の21キロを通過。スタートから2時間12分が経過しているので、予定よりは少し遅れているが、後半だいぶ追い上げればまだベストタイムは出せるはずだ。
 ここからは北山通を松ヶ崎の方に向かってひたすら東に進む。聞き覚えのある賑やかな声が「そうちゃーん!」と言ってくれている。茨木でお世話になっているミントJCのメンバーで、大いにパワーをいただいた。近くのエイドにさしかかり、ジフシーがうまい具合にみかんと山一パンをとってくれた。エイドを楽しみにしているのでありがたい限りである。みかんは皮をむいて食べやすい大きさにしてくれているし、チョコパンとアンパンも美味しくいただいて、力がめきめきわいてくる。後方から、ややスローな「ロッキーのテーマ」が流れてくるがちょっと走るにはゆったりかも。
 このマラソン、ここからは折り返しが多くなる。まずは北山通を松ヶ崎辺りで折り返し、再び賀茂川を目指す。しかし、これが直進して賀茂川に行かせてくれない辺りがなんともまぁなところで、途中の下鴨本通をまずは南下しなければならない。北大路まで南下し、Uターンして、また北山に戻ってくることになる。距離を稼ぐためのルートであろう下鴨本通では森脇健児が大きな声でランナーにエールを届けながら走っていた。山中伸弥教授はどの辺を走っているのかな、だいぶ先を走ってることだろう。
 再び北山通を賀茂川に向かって走り始めると、待ってました!の京都スイーツエイドに到着。八つ橋が何種類かあるようだったので、ジプシーに二つとってもらった。一つはあんこが入っていたが、もう一つは少し酸味があったので違う味のものだったのだろう。

 さて、植物園近くの第5関門(26.8km地点)で伴走者がジプシーからかりんとうさんへとバトンタッチされた。京都マラソンでは、事前にこちらが指定した関門で伴走者を一度だけ交代できるとのことで、気持ち新たに後半をスタートさせた。バトンタッチの予定時間を少し過ぎていたから、かりんとうさんも後半挽回せねばと思ってくれていたようで、最初からペースがかなり速く、思わず「もう少しゆっくりでいいですよ」と言ってしまったほど気合いが入っていた。ペースとしては1キロ5分半付近で進んでいる。
 植物園の中を走り抜けた後、北山大橋から今度は賀茂川河川敷に下りる。ここぞまさしく、普段カモパの練習会で走っているので、得意としたいゾーンであり、練習の成果が試される。ただし、狭い道に人どっさりな状況につき、さすがにいつもよりは走りにくい。さて、ここからはかりんとうさんの必殺技がたびたび発動される。よく通る大きな声、それでいてどことなく耳に優しい声で「ブラインドランナー通りまーす!道を少しあけてくださーい!」さすがに周りのランナーは近くにブラインドランナーがいることに気付いて、少し道をあけて、二人が通れるようにしてくれて助かった。こちらの声に応答するような形で「ナイスラン」とか「ともに頑張りましょうね」とか言ってエール交換ができて、楽しいものだ。
 ブラインドランナー&伴走者というスタイルの良いアピールにもなっていたのではないかと思う。ちょっと前の人にぐつかることもあって「ごめんなさい」というと「Oh sorry」なんて声が返ってきて、国際色豊かなランナーが走っていることも感じられた。エイドでみかんやミニトマトなど酸味と水分を補給できて、エネルギー切れを起こさずにすんでいる。
 カモパのベースである出町柳を越え、さらに南下した丸太町で河川敷から上に上がる。そこからは御所の南側に沿って丸太町通を烏丸まで西進し、ここでまたまた折り返しをして、絶えることのない分厚い応援を受けながら、今度は河原町通まで戻ってくる。前半ゆっくりペースだったので、33キロ地点にきてもまだ足は大丈夫だ。足の角質の痛みもあまり感じずにすんでいる。かりんとうさんはやはり「ブラインドランナー通りまーす」を元気いっぱいに叫んでくれていて、ペースを落とさずに、5分半ペースで走らせてもらえた。すると、隣のランナーが「私も○○で伴走してるんですよ」と言っていた。もうちょっとお話を聞きたかったが、「またどうぞよろしく」と言って先を急ぐことにした。
 河原町通を南下し、市役所前のエイドでイチゴをいただく。うん、やはり酸味を欲している。と、そのとき、聞き覚えのある元気な声が…。キャラコさんではないか。スタートのところで会えなかったので残念と思っていたのだけれど、こんなところにワープしてはったとは…。しっかりパワーをもらって終盤の難所に向かう。
 川端通を東一条まで北上し、京大生の応援を受けた後、百万遍からは今出川通を東に進む。ここが終盤の難所で、銀閣寺まで1キロほど上りとなる。38キロ地点での上りはさすがにきつく、足がどんどん重くなっていく。周りのランナーも結構ここはしんどいところだと思うが、かりんとうさんはやはり「ブラインドランナー通りまーす」と叫んでくれるから、こちらも極端なペースダウンをするとなかなかにかっこ悪い。そしたら、横のおっちゃんが「みんなぎりぎりでやってるんや。おまえも頑張らな!伴走もちゃんとやれ!」というなかなかにインパクトのあるユニークなエールをくれた。白川通で折り返し、ここからは今上ってきた分を下っていくことになる。足は重いけれど、下りとなると多少気持ちがラクになる。かりんとうさんに「いけるいける!」と言ってもらいながら、なんとかペースを落とすまいと必死である。このペースで行って、なんとか4時間一桁台を達成したいものだ。
 東山通を丸太町辺りまで南下すると、「あと1キロ」の声があちらこちらから聞こえてくる。そうか、あと1キロか!最後はペースアップしたいところだが、ちょっとその気力は残っていない。なんとかペースはキープすべく、疎水の道までたどり着く。「平安神宮の大鳥居は見えているか?」と聞くと、まだだと言う。あとちょっとと思うが、案外ラスト1キロがくねくね曲がっていて長く感じられる。すると、応援の声が分厚くなってきて、「全力少年」の歌が流れてきた。その軽快なメロディーに乗って少しラストスパートを意識して…ゴールイン!フィニッシュ地点ではなんと市長自ら出迎えてくださった。そして、ボランティアの人達が「おめでとう!」と言って完走タオルとメダルをかけてくださった。完走証もコース図が印刷されたクリアケースに入れてくださり、お疲れ様広場では西京白味噌の美味しい味噌汁をいただいた。

 タイムは
5km 0:32:25
10km 0:30:52
15km 0:29:31
20km 0:28:25
中間点 0:06:24
25km 0:21:20
30km 0:28:22
35km 0:28:41
40km 0:29:55
Finish 0:12:37

 4時間13分35秒、ネットタイム4時間08分32秒!やったぁ!4時間一桁台達成だ!
 前半結構ゆっくりなペースになっていたのだが、その分後半にパワーを温存することができ、後半ペースを上げられたのが気持ちよかった。京都マラソンは、京都市内の西側の自然エリア、中盤の賀茂川、東側の繁華街エリアと、市内を1日でぐるりと一周でき、いろんな地形を五感を使って全身で楽しめてたいへん面白いコースだった。その分、アップダウンや狭い道、折り返しなどもあって記録はねらいにくいのかもしれないが、ジプシー&かりんとうさんと一緒に作戦を練ったおかげで、チームプレイがうまくいっての結果でたいへん嬉しい!ジプシー&かりんとうさん、走りがいのある楽しいマラソン、ありがとう!

ゴールのあと、伴走者らとともに笑顔の宗平さん。手には記録証。

第40回「新春走ろうかい」-ひらかたハーフマラソン-の報告

第40回「新春走ろうかい」-ひらかたハーフマラソン-
のレポートを3部構成でお届けします。

その1は、
わーわーずガイド小林旦那さんによる報告と写真です。
その2は、
視覚障がい者男子10kmの部門で連覇された
福永さんの完走記です。
その3は、
東大阪のガイド由美子さんが、
枚方高等学校に感謝の報告をされた際にいただいた
お礼状の抜粋紹介です。

1月9日にひらかたハーフマラソン、視覚障がい者の部に多くのわーわーずメンバーが参加しました。
メダルを目指す人、楽しく完走する人、それぞれに力走をみせました。男子、女子5㎞の部、男子10㎞の部で沢山のわーわーずメンバーがメダルを獲得したので写真で紹介します。

また、当日ガイドとして枚方高校の生徒さんが1人のブラインドランナーに1人から4人でガイドサポートしてくださいました。心優しい生徒さんと引率の先生方に感謝します。ありがとうございました。

視覚障がい者男子5kmの表彰式
視覚障がい者女子5kmの表彰式
視覚障がい者男子10kmの表彰式

「ひらかたで、3勝目」 (福永さんより)

1月9日の成人の日に
ひらかたの視覚障がい10kmを走らせてもらいました。
結果は、43:35と
去年より、2分ほど遅くなりましたが、
とても晴れやかな気分で、走り終えることができました。

実は、昨年夏に脚を痛めてから
なかなか走り込みがすすまず、
ひらかた、申し込んだものの
今年は、43:00より1秒でも速ければ
いいぐらいかと思ってました。

それに追い討ちをかけるように、
直前練習で無理をしたのがいけなかったのか、
腰までいたくなってしまいました。

腰痛は軽く済んだみたいで、
練習は、できるようになったのですが、
伴走をお願いしてたかたが、
1月9日出勤になってしまいました。

が、大会前日に伴走のかたも無事見つかりました。

そんなわけで、今回伴走のNさんと
スタートラインにたつことができただけで
とてもラッキーという気分でした。

今回も高校生が前と後ろにひとりずつついてくれたおかげで
走りにくさが、だいぶ緩和されました。

レースのほうは、スタート直後に
長井さんとしょうちゃんペアの後ろにつくことができ
3kmぐらいまで守りの走りができたのが
とてもありがたかったです。

おかげで、後半は攻めの走りで、
ゴールまで全力で突っ走ることができました。

これで、ひらかたの視覚障がい10kmの部
3勝目となりました。
順位については、相手があることですが、
納得のいく走りができたので、
またひとつ思い出の大会ができました。

西京極がなくなり、
ひらかたが貴重な視覚障がいの部のある大会なので
鍼灸院開業のみなさんは、参加がむずかしいかもわかりませんが、
条件のあるかたは、参加されてはいかがでしょうか。

それと、去年の防府が思うように走れなかったので
気分があまりよくないまま年末をむかえてしまったのですが、
『常識破りの川内優輝マラソンメソッド』
(SB新書) 津田 誠一(元学習院大学)
の点訳データに出会うことができ、
これが、年末年始に走るモチベーションになりました。

自分は、iPhone用の点訳データ読み上げアプリを利用して
通勤電車で聴いたりしてますが、
パソコンで、PCトーカーやVDMなどの音声読み上げソフトを
利用されてるみなさんでしたら、
MyEditでも点訳データ、読むことができますし、
早川福祉会館で点訳されたみたいですから、
興味をおもちのみなさんは、読まれてみられてはいかがでしょうか。

以上、つたないですが、完走記とさせていただきます。

Nさんの伴走、高校生のサポートで走る福永さん (photo by さんじゅうこ)

~ 校長先生のお手紙より抜粋 ~

 毎年、サッカー部が新春はしろう会の伴走に、水泳部が淀川ふれあいマラソンの運営にかかわらせていただくなど、いろいろな方と交流させていただく機会をいただき、大変ありがたく思っております。生徒にとってこのような機会を通じて、校内の行事だけでは学べない多くのことを学ばせていただいているものと思います。生徒にとって貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

~ 部活顧問の先生のお手紙より抜粋 ~

日頃からクラブ活動を通して、「人の気持ちを考える」ことを伝えていますが、理解から行動につなげていくことができない生徒も多かったです。しかし、このマラソンを通して、少しずつ練習中、試合中に他者をいたわる声掛けや行動が増えてきました。生徒たち自身、大切なことを学ぶことができました。実は私も枚方高校出身であり、当時伴走をさせていただくことで、相手を思いやる気持ちに気付かされたなぁ、と生徒たちを通して改めて思い出しておりました。
今回の伴走をきっかけに、生徒それぞれが新たな出会いと気づきの中でまた一つ人として成長することができたと思います。至らない点も多々あったことと思いますが、信じて任せて下さったこと、こうした機会を与えて下さったことに感謝いたします。

(お手紙、以上。
 以下、由美子さんより一言)

お世話になったのはこちらのほうなのに、
こう言っていただけることがありがたいですね。
高校生Y君の話によるとガイド依頼の数が少なく
伴走できない生徒も多いそうです。
5㎞以上走れるブラインドさんはできるだけ出場して、
生徒さんたちとたくさん話して、
彼らのやりがいを作ってあげてください。
よろしくお願いします。

なおちゃんを伴走する由美子さん 伴走サポートしてくる高校生たち (photo by さんじゅうこ)

2017年1月22日の定期練習会

[投稿者] 大型ザックさん

しょうちゃんから写真を頂きました。

今回も沢山の参加者でした。
初参加の伴走者も大勢いたのですが、それでも伴走者が足りませんでした。

ちょっと不安定な天気でした。
時々雨粒がぱらぱらとしたのですが、本格的な雨にはならず助かりました。

前回の定期練習会は駅伝大会と重なったため福○楼に入れませんでしたが
今回は2階でゆっくりすることができました。
新しい伴走者の内3名の方が参加して、恒例の自己紹介をして頂きました。

集合地点でのミーティング、一人一人の自己紹介を聞いています

12月24日のラジオ・チャリティ・ミュージックソンのランニングイベント

「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、
ラジオ大阪の年末恒例の
目の不自由な方へ音の出る信号機を贈るチャリティイベントです。

-- イベントの趣旨 --
“ラジオ・チャリティ・ミュージックソン”は昭和51年
にスタートしたイベントで、今年で41回目を迎え、
これまで寄贈した音の出る信号機は284基となり、
今年はスポーツ、音楽、カルチャーという3つのテーマで、
目の不自由な方々自身がいきいきと頑張っている様子を
12月24日10時から12月25日10時までの24時間放送します。
スポーツ分野では、目の不自由な方のランニングを通じ、
健常者や子供も広く気軽に参加できるチャリティラン
イベントを実施します。
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12月24日(土)
テーマ・スポーツにあたるランニングイベントが
長居公園にて実施され、これに「長居わーわーず」が参加しました。

その様子のラジオ大阪さんによるレポートはこちら。
http://www.obc1314.co.jp/blog/mthon16/?p=183

そして以下のレポートは、
わーわーずガイド小林旦那さんの報告と写真です。

「ラジオ大阪のイベント ラジオチャリティーミュージックソンに
 わーわーずで参加しました。
 このイベントで集められた募金で音の出る信号機の設置や
 視覚障碍者用教材などをプレゼントするものです。
 わーわーずはそれぞれのブラインドランナーが
 走る距離の目標を決めて3時完走を行いました。
 当日はラジオ放送を聞いて、走ったころはないけれど
 走ってみたいというブラインドさんも来てくださり、
 それぞれに楽しみながら頑張る姿を放送していただきました。
 当日の雰囲気を写真で少しだけお伝えしたいと思います。」

ラジオ大阪ブースで取材をうける中山さんとはなてんちゃん ラジオ大阪ブースで取材をうける松ちゃん

周回路で準備する参加者1 周回路で準備する参加者2

伴走でランの様子。当日はクリスマスイブだったのでサンタ衣装のかたも。 エイドをお手伝い、の様子。

大勢でうちあげ、の様子

12月18日の自由練習会

[投稿者] 大型ザックさん

朝方は気温が低く少し寒かったんですが、風がなく日差しが暖かかったので快適に走ることができました。みんなも同じように感じていたのか周回数を増やした人が多かったようでエイドに集まる人が少ないように感じました。

いつものベンチ裏で輪になってのミーティングが始まろうとしているところです
(photo by しょうちゃん)

12月11日 2016忘年会

[投稿者] 平野

12月11日。
毎年この12月の2週目が忘年会です。
いろいろあったけど大きくはかわりなくすぎた2016年も、
練習会のあとに長居連合会館で忘年会がありました。

事前の参加表明は30何人か、
そこに当日のドタ参がいっぱいあって、
40数人でわいわいと楽しみました。

長居連合会館は床面積で言えば福山楼の3倍以上ありますから、
ドタ参の受け入れは余裕ですね。
アルコールは持ち込み価格だからとにかく飲みたい人はハッピー。
さらにキッチン付ですから、食べたい人も楽しみ多いところです。

今回、たかちゃんが蕎麦をふるまってくれました。
それもただのそばではなく、蕎麦打ち名人の蕎麦です。
フーヤンさん、hidesan、松ちゃんファミリーが
蕎麦茹でを手伝って提供した湯がきたて。
「ごちそうさまでした」

今年をふりかえって。
来年への抱負。
ひとりずつの一言発表。

みなさんの一言にかんがみて、
今の自分をみつめなおす機会のえられたことに感謝。
笑いもいっぱい、ありがとうございました。

幹事役たかちゃんの音頭で「乾杯!」のシーン

特別に持ち込んだ大鍋とコンロで蕎麦をゆがくたかちゃん。名人の蕎麦を損ねることなく味わってもらいたくて、と真剣。

和田選手、再び日本記録上回る、世界記録にはあと12秒。福岡国際マラソン

12月4日に行われた福岡国際マラソンで、和田伸也選手は、世界記録には12秒及ばなかったものの、今年2月に自身がマークした日本記録を1分35秒上回る2時間32分11秒をマークしました。

和田選手のここ数年のフルマラソンは、日本代表選考レースであったり世界大会だったりと、タイムよりも、どちらかといえば順位を求められる大会が大半で、確実に結果を残すための堅実な走りが求められていました。

しかし、今大会はそのような大会でないため、記録狙いとしての出場。
少なくとも、自身の持つ日本記録更新(2時間33分46秒/2016年)、そして、T11男子の世界記録(2時間31分59秒/Cionna Andrea・イタリア/2007年)やびわ湖毎日マラソン参加資格(2時間30分00秒以内)を目指し、大会に臨みました。

序盤から、5キロラップタイムで概ね18分を切るペースで進んできた和田選手、中間点を1時間16分01秒の世界記録ペース、30キロは1時間47分51秒と、世界記録をわずかに上回るペースで通過します。

35キロまでの5キロは18分17秒。ややラップタイムを落としたものの、いつもはここから大幅にスピードアップをしていく和田選手、依然として世界記録に期待を持たせる走りでした。

しかし、いつも以上の積極的な走りが影響したためか、40キロまでの5キロが18分07秒と、思ったほどペースが上がりません。
最後の2.195キロの頑張りも、7分54秒まで上げるにとどまり、日本記録は更新したものの、世界記録にはわずかに及びませんでした。

とはいえ、終盤もしっかり粘ってイーブンペースで走り切った今大会、20キロ以降の5キロごとで30番前後ずつ着実に順位を上げていき、後半だけで130番以上も順位を上げる129位(出場者373名)でのフィニッシュを見せました。

中でも、40キロまでの5キロでは、5キロ毎で最大の35番のジャンプアップ、最後の2.195キロでも17番も順位を上げ、これら各区間のラップタイムは63番目、52番目でした。

今大会では、和田選手の爆発的なスパートは影をひそめましたが、それでも、いわゆるエリート大会である福岡国際マラソンで、終盤に次々と他の選手を抜いていった走りは、後半に強い和田選手の持ち味を十分に発揮したといえるでしょう。

出場したフルマラソンでは、国際大会では順位、国内大会では日本代表獲得や日本記録更新など、何らかの結果を確実に出し続けてきた和田選手。
リオパラリンピックから2か月半、短いリフレッシュ期間を経て、以前から出場を希望していたこの福岡国際マラソンでも、日本記録を上回る結果を残しました。

[注]記録の公認について
今大会は日本陸連公認大会であるため、日本パラ陸連登録選手である和田選手の記録は、必要な審査をパスすると視覚障害T11男子の日本記録として日本パラ陸連に公認される。
また、IAAF(国際陸連)ラベルロードレースでもあるため、記録は同様にIPC(国際パラリンピック委員会)公認となる。

[参考]2011年以降の和田選手のフルマラソン結果
2011クライストチャーチ世界選手権/銅メダル
2011福知山マラソン/日本記録に約1分に迫る自己ベスト(パラ代表選考大会)
2012ロンドンパラリンピック/5位入賞
2012福知山マラソン/日本記録保持者となる(世界選手権代表選考大会)
2013リヨン世界選手権/銀メダル
2014別府大分マラソン/セカンドベスト
2014防府マラソン/日本記録更新
2016別府大分マラソン/日本記録更新(パラ代表選考大会)
2016リオパラリンピック/5位入賞
2016福岡国際マラソン/日本記録更新
*上記の日本記録は、全てアジア記録にもなっています。

■公式結果より 
和田伸也(若ちゃんFRC)2時間32分11秒 129位

[5kごとのラップ/最後は2.195k]
17分59秒、17分51秒、18分10秒、18分07秒、
17分45秒、17分59秒、18分17秒、18分09秒、7分54秒
前半;1時間16分01秒 後半1時間16分10秒

[完走率]
エントリー;417名
出場者;373名
完走者;306名
完走率(完走者/出場者);82.0%

[5kごとの順位の変化]
05k;292位→10k;279位→15k;273位→20k;263位→
25k;232位→30k;208位→35k;181位→40k;146位→フィニッシュ129位

[終盤の5kラップタイムの順位]
30k~35k(18分09秒);131番目
35k~40k(7分54秒);63番目
40k~フィニッシュ地点;52番目

[気象データ/福岡市・気象庁観測値]
12時 気温11.5度 南南東の風3.0m/s 湿度94%
13時 気温11.9度 南東の風2.6m/s 湿度92%
14時 気温12.3度 東南東の風1.8m/s 湿度94%
15時 気温12.6度 南東の風3.8m/s 湿度93%
*12時以降の降水量は0でしたが、テレビでは雨が降ったり止んだりの天候でした。
*競技開始12時10分

■大会公式サイト
http://www.fukuoka-marathon.com/

■大会関連記事
リオの絆が力に、全盲ランナー和田さん日本新/朝日新聞デジタル(12月4日)
http://www.asahi.com/articles/ASJD43RSRJD4TIPE00L.html

和田伸也さん、2016年度ランナーズ賞を受賞

パラリンピックや世界パラ陸上でのメダリストである和田伸也さんが、2016年11月、月刊誌『ランナーズ』などでもおなじみのアールビーズスポーツ財団による「ランナーズ賞」を受賞されました。

ランナーズ賞とは、市民ランニングの普及、発展に貢献した人物や団体などを毎年表彰するもので、今年で29回目となります。
詳しくは下記リンクをご覧ください。

第29回ランナーズ賞(ランネット公式サイト)
https://runnet.jp/award/detail_n29.html

なお、長距離・マラソン選手の練習は、いつも速いペースで走っているのではなく、会話のできるジョギングペースで走る日もあります。

したがって、パラリンピックに出場するような視覚障害者ランナーでも、必ずしも、速い人だけが伴走者、ということはありません。

上記リンク内の和田さんの記事中に、100人の市民ランナーの伴走者がいる、との意の記述がありますが、この中には、和田さんのレースの伴走をできる人から、ジョギングなら一緒に走れる人まで、いろいろな伴走者がいます。

これからも、様々な人と共に、和田さんは前へと進んでいくことでしょう。

OSAKA EKIDEN in長居 兼 第19回全国視覚障がい者駅伝大会の報告

スタート位置に着く1区走者

OSAKA EKIDEN in長居 兼 第19回全国視覚障がい者駅伝大会が
今年は、11月20日曇り空の中行われました。
途中小雨が降りましたが、11月の中旬を過ぎているのに
暖かなラン日和&応援日和でした。

全国から50チームの参加があり、
うち視覚障がい者チームは26チームでした。
わーわーずからは10チームで参戦しました。
そのわーわーず駅伝の取りまとめをしていただいた、
セッキー君からコメントをいただきました。
そのあと記録が閲覧できる公式サイトへのリンクと
写真が続きます。

周回路を走るセッキー寝屋川市のブラインドのセッキーこと関口です。
今回、7月に駅伝の取りまとめをしてくれないと言う頼みがあり、自分自身がわーわーずのチームと知り合って6年ぐらいになるのですが、これまでの他の人の取りまとめをを見て来て、自分でも何か力添えになれないかと思い引き受けました。やり始めの頃は大変さを実感する事になったのですが周りの協力とかもあり、徐々に選手もガイドも増えていき、最終的には10チームまで結成することができました。群馬や埼玉に東京からの遠方からの参加だったり色々な人たちの協力があり、とても助かりました。
去年の大会で自分らのチームが優勝したこともあり、かなり緊張もありましたが今年も優勝という気持ちもありましたが、走るみんなが楽しんでもらいたいという気持ちもありました。結果として4位入賞となりました。
自分は、他のチームでキャンセルが出た1区間の6.8kmを補欠で走らせてもらい、その後に自分のチームでの4区間の6.4kmを続けて走らせてもらいました。普段の練習会とかでは多くて22.4kmを走ることもあり、それの半分ぐらいだから大丈夫だと思っていたのですが、練習と大会では、走りに対する意気込みやペース配分とか違い、最初の6.8kmをはしりおわったあとは大腿に違和感があり、その後の自分のチームでの4区を思うように走れるかという心配もありましたが、走っている最中に筋肉もほぐれたり、沿道で応援してくれる人や走っている周りのランナーからも声をかけてもらったりとかで最後まで走りきることができました。後ろからゲストランナーとして走っている和田選手に抜かれた時には流石だなと思いました。いつかは、自分もあんな風に走り続けていきたいと思いました。
わーわーず鷹で1区の伴走してくれた左海さん、急なメンバー変更だったとはいえ、伴走ありがとうございました。自分のところのわーわーず隼で4区を伴走してくれた岡さん練習なく、いきなり本番での初伴走をありがとうございました。6.4kmを走る1周目の途中にハプニングがあり、ここで止めた方が良いかなという思いが頭の隅にあったのですが、最後まで走っていただきありがとうございました。
今回の駅伝での取りまとめをさせてもらった経験を、この先に自分が力添えになれることがあるのなら、それを活かしたいと思いました。
今回、参加してくれたランナーにガイドの方々や協力してくれたボランティアの方々にJBMAの中山さん、くにさんに朝早くから準備をしてくれた方々ありがとうございました。大きなトラブルとかもなく大会を開催できたのも皆さんの協力があったからこそだと思います。ありがとうございました。
今回、都合が悪く参加できなかった皆さん、この先、何かのイベントがある時とかにはよろしくお願いします。

記録が閲覧できる公式サイトはこちらです。

以下、写真です。

朝の受付スタッフさん 給水を手伝ってくれたスタッフさんたち

チーム写真1:わーわーず孔雀(左上)、わーわーず鳶(右上)、わーわーず燕(左下)、わーわーず鶯(右下) チーム写真2:わーわーず鶯(左上)、進化人類寄れ寄れ(右上)、わーわーず隼(左下)、進化人類売ろ売ろ(右下) チーム写真3:チーム和歌山&和歌山盲学校(右上)、大虎小虎(左下)、アルバトロス(右下)

開会式の様子 開会式で並ぶ選手たち

トラックを走る凛々さん トラックを走るまっちゃん トラックを走るわだっち

周回路を走る選手たち 周回路で応援するかたたち

周回路を走るまえっち 周回路を走る西島パパさん
トラックを走る針小路さん リレーシーン1 リレーシーン2

ゴールシーン3 ゴールシーン4

表彰式全体の様子 表彰式女子 表彰式男子

役員ゲストさんの集合写真

給水の片付けをされるスタッフさんたち アフター(福山楼)の様子

※写真撮影は、なにわの大久保さん・小林旦那さんにご協力いただきました。
※写真を拡大しての閲覧・ダウンロードは こちら からどうぞ。