2019年4月21日、水都大阪100kmウルトラマラニックに参加してきました、ちょうど90回目のラン♪
走り始めた2年9カ月前は長居公園1周2.8kmを走れなかった自分が100kmに挑むなんて思いもしませんでした。
これまでにフルマラソンは6回走りましたが、大会や練習会で走った最長距離は42km、その2.5倍という未知の距離は想像すらできません…。
どう走ればいいのかも分からないのでペースや距離、時間も何も考えずに身体と気持ちの赴くままに走る事にしました。
朝5時30分にスタート、各エイドには食べ物がいっぱい(笑)
しっかり食べないと走れないと聞いてたので全部食べようと思ってたけど多すぎて無理無理(笑)
また各エイドにはわーわーずの顔馴染がボランティアで参加されてて、どこのエイドでも励まして貰えて…、応援してもらえて…、たくさんの仲間に感謝感謝の道のりでした。
日が昇ると気温が上がってきたので頭や首に水をかけて暑さ対策も万全、風が強かったので暑さはそれほど感じませんでした。
気温が上がってきたなぁと思ってたら、おかんさんの私設エイド発見、シャリシャリのカフェオレとみかさを頂いて…、メチャうまい!!
まだまだ先は長いけど、気持ちも元気になりました。
この辺りから折り返してくるランナーと遭遇しだした、30kmは越えてるだろうに、みんな元気元気、エール交換して元気貰って、さぁ!!ドンドン行こう!!
(photo by 橋本しょ~ちゃん)
ずっとずっと走って50km過ぎたくらいかな、きゅうちゃんの施設エイド発見!!
カッチンコッチンに凍ったアイス(笑)、めちゃ美味しい(笑)
もう少し進んで折り返して戻ってきた時もまた頂いた、今度はちょうどいい硬さ(笑)
たくさんのランナーさんがアイスに救われたってメッチャ感謝してました(^^b
60kmを越えたくらいかな、ちょっとお腹の具合が悪くなってきた…。
アイスを食べたから…じゃなく、気持ち悪くて食べられない症候群…、吐いちゃいそうになってきた…。
走る衝撃で胃がダメージを受けるのか、走ってるとリバースしてくる…、ダメだ…、走れない…。
歩くと症状が治まるので気持ち悪くなったら歩く、気持ち悪いのが治まったら走るの繰り返しで日中はしのぐ作戦に変更。
62kmのエイドで初めて距離と時間を確認した
これから残された約40kmをどう走るか頭の中で計算しだした。
とはいっても走る足は残ってるけど走ると吐いてしまう、この状況は変わらないわけで、何をすべきか、胃の調子を落とさないことに努めながら走れるところは走る…、これしかない。
時間短縮のためにエイドでコーラを貰って歩きながら飲む…、飲み終わって落ち着いたら手持ちのクッキーを食べる…、落ち着いたら少し走ってしんどくなったら歩いて楽になったらまた走る…。
足は元気なのに走れない…、気持ちが折れそう…、でも絶対にゴールしてムックさんをそこまで連れて行かなければ…。
残り30km、20km、10km、ずっとこの状況が続く…。
少し走っていっぱい歩く…、そしてまた少し走って吐きそうになってまた歩く…、こんな状況が何時間続いているんだろうか…、
走りたいのに走ると胃袋から振動で上がってくる…、苦しい…。
そして90km通過、少しずつでも走ってたのが積み重なった、98kmの最終関門はクリアできると確信できた。
でも不思議と15時間ちょうどでもいいからゆっくり行こうなんて思わなかった。
少しでも前へ、少しでも走る、少しでも早く歩く、早くゴールして楽になりたかったのかな(笑)
残り1kmを切った、ルビーさんが帰ろうとしてるところに遭遇、ギリギリ会えてよかった(笑)
最後は元気に走りたい…けど気持ち悪い…(涙)
ゴールの灯りが見えた、わーわーずの皆さんの声を聞きながら、眩い光の中をゴール!!
ゴールタイム:14時間45分06秒(アーリースタート)
たくさんの方に出迎えて頂けて本当に感謝感謝です!!
ゴール後、おしぼりを貰った瞬間に小さいレジ袋を探してもらい、吐く準備も万端(笑)
マッサージブースに行って完走のご報告あんどお礼を言って石段に座ったら…、ゲロゲロ!!またか(笑)
帰る時も…、ゲロゲロ、家に帰って来て落ち着いたと思ってコーラ一口飲んだら…、スーパーウルトラゲロゲロ!!
なんだ!!コーラがアカンのか!?娘たちが半笑で心配しながらトイレまで来た!!
子供たちが心配するような身体で帰ってくるなと嫁さんから言われてたのに守れませんでした…けど大目に見てくれました。
100キロも走ってゴールしたんやし、そうなってもしょうがないなって(^^v
ついにやりました、自分自身の過去最高記録42kmから100kmに更新!!
ヤッタァー!!こんなに走れるようになったんだぜ!!めちゃ嬉しい(^^vvvvvってなると思ってたんですけどねぇ。
自分が100km走ったという喜びより、自分がこんなに走れるようになるまで一緒に走ってくれた皆さん、大会中にたくさん応援してくれた皆さんへの感謝しか出てきませんでした。
100km走って感じた喜び、それは素晴らしい仲間がたくさんいるんだと実感したことでした。
帰宅して娘たちに誇りました、パパはたくさんの素晴らしい仲間に支えてもらってるんだぞ!!って(笑)
もうウルトラはこりごりですが、仲間のためになら走れるのかも(笑)
(photo by やまちゃん)