「パラアスリートとあそぼう!」大阪市立田中小学校の報告


7月1日に田中小学校で、障がい者とともにいろんな体験をするイベントが行われました。
暑い中での開催でしたが、無事に終了して、以下のレポートを頂きました。(写真提供:さっちゃん)


[TRI6West小泉さんのレポート]

今回実施した企画内容は以下です。

1.松本選手
  お話と柔道の実技
2.長井、中田選手
  トライアスロンの選手生活を語る
3.伴走を経験しよう!
4.タンデム試乗会
  タンデムで流鏑馬体験
5.手話歌体験
6.点字名刺作り体験
7.レース用車椅子試乗会
8.車椅子卓球の選手と卓球を楽しむ

これらの企画を、教室、運動場、体育館に分かれて実施しました。

この日は晴天に恵まれ途中で蒸し暑くなった為、熱中症が心配でしたが、暑さを吹き飛ばすかのように子供たちはどのブースでもキャッキャッと楽しんでいました。

一番人気だったのは8の卓球です。
田中小学校の生徒は日常的に卓球をやっているようで、学校に卓球台など一式が有りました。相手をする選手方はかなり疲労困憊されていました。

最後閉会式では皆で手話歌を歌い、来年またの再会を祈り無事終了しました。

柔道着で稽古の様子をみせる松本選手ほか。 タンデム自転車で運動場を走っている。パイロットはこちゃん。後ろに小学生をのせて。 体育館内の様子。イベントを楽しみ、学ぶ小学生達。


[宗平さんのレポート]

小学生に伴走をしてもらったのは今回が初めてだったので、すごく新鮮な経験でした。
まえっちが子ども目線に立って、伴走+視覚障害者に接するヒントをわかりやすく説明してくれていたおかげで、子ども達も楽しそうに伴走をしてくれて嬉しかったです。
中には、不安が大きくて「伴走はしたくない」という子もいたのですが、さっちゃんが「走らなくても歩くのでもいいよ」というナイスフォローを入れてくれたおかげで、おそるおそる伴歩に挑戦してくれた子もいました。
最後の方は、閑古鳥が鳴いたりもしましたが、そんなときには、先生や保護者の方や他の大人の方も伴走を体験しに来てくださって、わーわーずのことも少し話しておきました。
全部で何人ぐらい体験してくれたのか数えてはないですが、全部合わせて20人は越えていたことと思います。
最後に、伴走の隣でブースを出していたタンデムに僕らが乗りに行き、タンデムの方が伴走を初体験してくださり、面白い交流ができたのも大きな収穫でした。

小学生の伴走は、かなり身長差ができるので、走りやすいかと言われれば、なかなかイエスとはならないのだけれど、今日の体験で何かを感じてくれて、ひとまずは伴走というものがあることを知ってもらえたらいいなと思います。
もちろん、この先どこかで、何らかの形で伴走の仲間に加わってくれたらほんまに嬉しいですよね。
そんな日を心待ちにしています!
みんなどうもありがとう!

視覚障害について、小学生に話すまえっち。 小学生の伴走で走る宗平さん。


[田中小学校さんサイト内の報告ページへのリンク]
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