「OSAKA EKIDEN in 長居 兼 第25回全国視覚障がい者駅伝大会」田中マー君の参加記です

こんにちは、ブラインド田中マー君です。

駅伝は11月3日、20度をこえる暖かなコンディションのなか、長居ヤンマーフィールドで野口みずきさんをゲストにお迎えして開催されました!
田中マー君は、パロちゃんをキャプテンとする「わーわーずシャーク」チームで、2年連続になる花の1区を激走しました。

スタート1時間前にアップとインターバルを。小山さんやジョーさん達と挨拶を交わしスタート地点へ。そこで野口みずきさんからねぎらいのハンドタッチ。(^^)v
伴走者は2年連続のかた。野口さんと背丈も近い「奥河内みずき」とも会えて。(^o^)

ヤンマーフィールドをスタートすると、例年通りのヤンマースタジアムでのトラックまわりでなく逆まわり。『ここはどこ~?』状態で勘が狂いました! 途中、大型ザック谷Oさんや、ハッシー、長居ウインドのカニさんのエールを。
やや練習不足の言い訳でなかなかのれず1キロ5分26秒ペース。ゴール1キロ付近で強化女子選手を捕らえ抜き去ったとき4分55秒に。ヤンマーフィールド付近は向かい風でペースダウン。ゴールして2区のけいたんへ! アンカーのパロちゃんとは2秒差。
視覚障害チーム17チーム中7位!

最後に、当日は毎日ラジオ祭りが開催されて、駅伝中自転車が横切りヒヤリハット。今回もコロナがまだまだ収まらないなか、ご尽力頂いたスタップの方々、長居わーわーずの皆様ありがとうございました!

周回路を走るマー君ペア

練習記:
自宅から200メートルの味噌汁が冷めない距離に住まわれている伴走者は、高校大学と陸上部で、大阪国際女子マラソン参加ランナーでもあるW林智代美!美魔女。
2020年の7月頃から伴走のしかたを立命館大学大学院で論文を発表された女性の書物を参考にされ、週1回手探りで始まりました。
身長差があるので走りにくい。そして練習コースはアップダウンの悪路のみち!14キロの途中では、1350メートル走り通せる所と、280メートルあまりの坂道で、数本のインターバルを!ロングコースは5分台、ショートコースは4分台。
1350メートルコースでは「天見駅まで800メートル」「小学校前通過」「あと250メートル」と距離を叫んでくれて、80メートル切ると「ラストスパート、からだが壊れるほど出しきるまで走れ~(コーチ冥利につきます)」。
ランニング時間は早朝6:30から2時間程度。
今年は伴走者ご家族さんの療養の都合で、半月前と迫ってからの即席練習。だからタイムが伸びなかった?か『加齢かな?』。

補足の練習:
マー君夫妻のご自宅近辺での練習の様子
2021年の3月20日から家内玲子と自宅から徒歩5分のところのアップダウンある歩道で。
前をいく家内が、歩道脇の植え込みに白杖を擦らしながら進み、もう片方の手にも白杖を持ち、それを後ろをいくマー君が握り、電車ゴッコみたいに前後に並んで進行。歩道の植え込みに沿って、坂をくだったりのぼったりを5往復。ちょこっとダッシュもして。闇雲、恐い、ε=ヾ(*~▽~)ノ、ビブスもしていますが。
週4回その練習を。(コロナが施設で発生!仕事先が休みをうながすため)
この練習は2022年6月8日に地域冊子に取材されて、その日から「輝くハーモニーロード」と命名して現在も続いている!
それと恵まれていますがランニングマシンで練習。

いきいき情報誌「輝く」第17号で紹介されたマー君夫妻
▲地域の情報冊子 いきいき情報誌「輝く」第17号(令和4年10月1日発行)で紹介されたマー君夫妻

追記:
11月23日に、3年ぶりに地元で「田中玲子クロマチックハーモニカ朗続ライブ」が開催され、マー君がオープニングパフォーマンスで「輝くハーモニーロード」奥河内のテーマ曲を腹話術で初披露!
悪天候のなか40人の方々にお越しいただき大盛況でした。(゜o゜)/

クロマチックハーモニカの演奏を披露する玲子さんと、腹話術の芸を披露するマー君
▲クロマチックハーモニカの演奏を披露する玲子さんと、オープニングパフォーマンスを務めたマー君の腹話術(2022年11月23日、ライオンガーデンin河内長野にて。写真提供:えっちゃん)

乱文乱筆失礼しました。田中マー君&玲子

HP記事編集者より:玲子さんのクロマチックハーモニカ演奏をちょこっとお耳にお届け♪ (mp3 30秒)