「2016視覚障害者陸上大会」募集要項

 今年も大視協主催、長居わーわーずの協力で、
視覚障害者と晴眼者が共に協力し合い、
交流を深め合う場づくり・機会づくりを目的として、
毎年恒例の本大会を本年も開催いたします。

 おおいに盛りあがった昨年と同様に、
競技種目に挑戦する午前と、ゲストと楽しむ午後の構成で、
盛りだくさんのプログラムを予定しています。

 今回のゲストには、TBSテレビ「オールスター感謝祭」の
ミニマラソンでおなじみの、走る男こと発信力のある
「森脇健児とその陸上部」さんをお招きします。

 数々の全国大会や国際大会が開かれている長居の競技トラックを舞台に、
参加者の皆さまには、このスペシャルな大会を存分に楽しんでいただきたいと考えています。
競技種目にはウォークも用意していますので、
ランニングなんてしたことないという方でも安心してご参加いただけます。

 お申し込みは、末尾の3種類のリンク
(視覚障害者用は接続する機器種別で2つ、伴走者用は1つ)
から該当するページを開いておこなってください。

 締め切り日は、8月15日(月曜) です。
皆さま、お知り合いをお誘い合わせのうえ、ふるってご参加ください。

   ◇ ◇ ◇

開催日:2016年9月4日(日曜)

会場:長居陸上競技場「ヤンマースタジアム長居」
   ( http://www.nagai-park.jp/stadium/ )

   JR長居駅改札口もしくは地下鉄長居駅北側改札口へ、
   9時に集合していただくと、会場までガイドが同行いたします。

ゲスト(敬称略):森脇健児とその陸上部
   森脇健児・みわゆーすけ・代走みつくに・ドキドキ☆純情ガールズ
   2016視覚障害者陸上大会ゲスト紹介写真

参加費:無料

スケジュール(予定):

   受付 9:00~9:30
      ※午後からの参加も可能です。その場合は
       12:30~12:50に受付をお願いします

   開会式 9:30~

   準備体操

  【午前の部】
   ■ 50m走(伴走あり・伴走なし・音響走)

   ■ 1500m走・1500mウォーク・3000m走
     (それぞれ伴走あり・伴走なし)
     ※1種目のみエントリー可。
     ※3000m走の競技時間は25分で、25分以降新しい周回には入れ
      ませんが、完走できるか不安な人やランニング初心者も大歓迎です。

   ※伴走者は伴走伴歩担当のほか、
    50m音響走(アイマスク使用)と
    1500m・3000mのいずれかにエントリー可。
   ※レース順番
    1500m走、3000m走+1500mウォーク、1500m(晴眼者)単独走、3000m(晴眼者)単独走

   昼食休憩 12:00~13:00
   ※昼食は各自でご用意ください

  【午後の部】
   「森脇健児とその陸上部」さん紹介

   伴走ウォームアップ(ゲストさんの伴走で交代しながら走ります)

   ゲストのブラインド体験

   ゲストとの対決競技 - 「森脇健児とその陸上部さん」に挑戦しましょう♪
     ■ リレー(各自200m、伴走あり・伴走なし)
     ※視覚障害者のみエントリー可。
     ※区間距離は200mとし、総距離は参加人数によって調整します。

     ■ 2000m(ハンデ競走)
     ※各自の走力により、スタート時間を遅らせるハンデ競走とします。
     ※伴走者の単独走エントリー可。

   トークコーナー「森脇健児とその陸上部」さんを迎えて

   閉会式

   大会終了 15:30

   ◇ ◇ ◇

エントリーする競技を、申し込み時に■印より選択していただきます。
参加申し込みは以下URLより。

●視覚障害者用(PC・スマホから)https://ws.formzu.net/fgen/S88465703/ QRコード_2016陸上大会申込頁_BRPCスマホ
●視覚障害者用(携帯電話から)https://ws.formzu.net/mfgen/S88465703/ QRコード_2016陸上大会申込頁_BR携帯
●伴走者用https://ws.formzu.net/fgen/S62029915/ QRコード_2016陸上大会申込頁_伴走

なお、ご質問や申込後のご連絡(キャンセル等)ありましたら随時
わーわーずへのメール」にてお問い合わせください。


※本文面の点訳ファイルは、こちらからダウンロードしてください。

「2016視覚障害者陸上大会」のご案内

今年も大視協主催、長居わーわーずの協力で、
視覚障害者と晴眼者が共に協力し合い、
交流を深め合う場づくり・機会づくりを目的として、
毎年恒例の本大会を本年も開催いたします。

おおいに盛りあがった昨年と同様に、
競技種目に挑戦する午前と、ゲストと楽しむ午後の構成で、
盛りだくさんのプログラムを予定しています。

今回のゲストには、TBSテレビの「オールスター感謝祭」の
ミニマラソンでおなじみの、走る男こと発信力のある
「森脇健児とその陸上部」さんをお招きします。

数々の全国大会や国際大会が開かれている長居の競技トラックを舞台に、
参加者の皆さまには、このスペシャルな大会を存分に楽しんでいただ
きたいと考えています。
競技種目にはウォークも用意していますので、
ランニングなんてしたことないという方でも、
安心してご参加いただけます。

お申し込みは、インターネット上の専用申し込みページから、
6月下旬ごろに申し込み開始の予定です。
準備が整い次第、またお知らせいたします。 —> 2016.6.20追記 (!)募集開始してます。こちらへ。

皆さま、お知り合いのかたをお誘い合わせのうえ、
ふるってご参加くださいますように、
ご予定への組み入れをよろしくお願いします。

9月4日の第1日曜日、「ヤンマースタジアム長居」で会いましょう。

◇ ◇ ◇

日時:9月4日(日曜)

会場:長居陸上競技場「ヤンマースタジアム長居」
( http://www.nagai-park.jp/stadium/ )

JR長居駅改札口または地下鉄長居駅北側改札口へ、
9時に集合していただくと、会場までガイドが同行いたします。

ゲスト:「森脇健児とその陸上部」さん

参加費:無料

スケジュール(予定):
受付 9:00~9:30
(※午後からの参加も可能です。その場合は
12:30~12:50に受付をお願いします)
開会式 9:30~
準備体操

【午前の部】
50m走(伴走あり/なし・音響走)
1500m走・1500mウォーク・3000m走
(それぞれ伴走あり/なし)

昼食休憩 12:00~13:00
(昼食は各自でご用意ください)

【午後の部】
「森脇健児とその陸上部」さん紹介
伴走ウォームアップ
ゲストのブラインド体験
ゲストとの対決競技1:リレー競走(各自200m、伴走あり/なし)
ゲストとの対決競技2:2000m競走(ハンデ競走)
トークコーナー「森脇健児とその陸上部」さんを迎えて

閉会式
大会終了 15:30

◇ ◇ ◇

2016年 共生・共走リレーマラソン大会 【参加まとめ報告】

5月29日(日曜)は、ホームコースの長居周回路を離れて、毎年恒例となっている、鶴見緑地公園での「共生共走リレーマラソン」へ参加してきました。

ブラインド32名で、6チームを作って参戦です。
ガイドを合わせると60名を超える参加者となり、大会の中では大所帯となりました。
今年は、兵庫のmogmog神戸の皆さんも参加していただきました。

昨年よりも1時間短くなりましたが、リレーで待ち時間が長く、走ってない時間はペアを組んで、鶴見緑地公園内をそれぞれに走りに行きました。
お天気も午後から雨予報でしたが、大会終了後まで雨に降られなくて、皆たっぷりと走れたことと思います。

「受験生ブルース」で有名な高石ともやさんが特別ゲストとして、今年も参加されていて、コース脇で歌い続けて下さり、感激のひと時でした。

世界各地の屋台で、お昼ご飯を楽しみにしていたのですが、今年は、屋台が少なくて、あれこれなかったのは残念でした。

それでもいつもの練習会では、なかなかゆっくり話もできませんが、たっぷりと時間があるので、いろんな方といっぱいおしゃべりもできました。
そんな楽しい時間を過ごすことができました。
皆さん、ありがとうございました。 (文:サケもっと)

追記
チーム別の周回数は、現在データの受け取り待ちです。
後日こちらに掲載します。お待ちください。

大会のwebサイトは、こちらです。
http://www.kyousei-marathon.com/

以下、参加の皆さまからいただきました一言感想文です。

★大久保さん
5/29恒例の鶴見緑地で開催される、5時間 共生共走リレーマラソンに、6チームのブラインド30名+ガイド30+αの約70名弱の大所帯で参加してきました。
最後の1周を(スタートから4時間55分後)全員で1周1.1Kmを走ってゴール、素晴らしいチームの結束力が見られました。
朝早くからエイド・ブルーシート・テント・メンバーを記入する白板 等等…の準備された方々。
ありがとうございました。

5時間リレーマラソン横断幕の掲げられたコース、高石ともやさんのステージ、わーわーずチームのエイド、以上3点の写真

★みやちゃん
初めて参加しましたが、楽しかったです。
雑事と重なって練習会にはちょっとご無沙汰していますが、4月には水都大阪ウルトラのマッサージのボランティアをサポートさせていただき、先月は神戸で開催されたわかさ生活の走ろう会に参加させていただき、そして先日の共生・共走リレーマラソンにも参加。
練習会と違って、多くのブラインドやガイドの皆さんとご縁をいただき、ご一緒に楽しくわーわーさせていただき、心から感謝です。
残念だったのは、次の予定があったのでクルマで出かけたため、ビールを飲めなかったこと、そして打ち上げに参加できなかったこと。
次回は打ち上げまで完走し、満足度100%を目指しま~す。

リレーの順番待ち、最後全員で1周を走る、みやさんが伴走する様子、以上3点の写真

★小山さん
私は、共生共走マラソンに初めての参加でした。
最初は、共生競争と勘違いして、チーム同士競うんだと思っていました(笑)
個人的には、左膝が痛いし、心も少し落ち込んでいたんですが、元気な皆さんと一緒に走ったり、お話ししたりしている間に、もやもやが吹き飛んで、打ち上げまで参加することができました。
ありがとうございました。

会場内で揃って記念撮影、伴走で走る小山さん、以上2点の写真

★まえっち
久しぶりのリレーマラソンということで気合を入れてスタートしたものの、前日に長距離の練習をしていたからか、非常に足が重い。そして暑い。初めの1周がとても長く感じました。
ですが、2回目の自分の番が回ってくるまでにカレーを食べてエネルギーをチャージ。走り始めると、高石ともやさんの歌声やチームメイトからの声援を受けて、次第に足が軽くなっていきました。
走ったのは10km足らずでしたが、全力で楽しむことができました。

コースサイドで演奏する高石ともやさん、伴走で走るまえっち、以上2点の写真

★マミー@mogmog神戸
5月29日の共生共走マラソンに初参加させて頂きありがとうございました。
大勢の人達でしたが、一人一人が主役の大会でしたね。
タイムを競う事もなく、マイペースの走りを楽しめました。
軽やかな歌声とバンドが更に拍車をかけてくれ、走れる喜びをかみしめながら一歩一歩踏みしめました。
ご一緒して下さった皆さんありがとうございました。
また共走して下さい。
これからもよろしくお願いいたします。

全員でゴール後、高石ともやさんのステージに招かれて皆でバンザイしてます

水都大阪にマッサージボランティアで参加!

2016年4月24日に
「第8回水都大阪100kmウルトラマラニック」が開催されました。
私たち長居わーわーずもマッサージボランティアとして協力させていただきました。

各地の大会へ参加した際、マッサージブースがあって、選手がマッサージを受けてはりました。
私たちも自分たちにできるマッサージで大会ボランティアとして、協力できないかとずっと考えていました。
2009年に大阪で初めて100キロの大会
「水都大阪100kmウルトラマラニック」が開催されることになって、
主催者の方へお話したところ、快く私たちの思いを承諾していただきました。
第1回からゴール地点にマッサージブースを設けていただいて、わーわーずのマッサージの有資格者が参加者の方へマッサージをさせていただいて、この大会へ長居わーわーずとして協力させていただいています。

最初は不慣れな面もあって、準備もままならなかったりして、お天気によっていろんな状況になって、スムーズに行かなかったこともありました。
回を重ねていって、いろんな状況にも少しずつ対応できるようにもなってきました。
毎年いろんなことがありましたが、今年は、13時過ぎから会場の設営にかかりましたが、70キロの完走者が早々にマッサージを希望され椅子で待機されるようになりましたので、13時30分より開始しました。
マッサージスペースは5席用意しましたが、マッサージ担当者がたくさんいたことと、スペースに余裕があったこともあり、14時30分より6席で対応いたしました。
マッサージ希望者は殆ど途絶えることなく、6人から7人の方が順番待ちで並ばれることもしばしばありました。
長く並ばれた方でも、マッサージ終了後には笑顔で感謝の言葉を述べていただきました。ゴール制限時間の20時30分過ぎにはマッサージも終了しましたが、マッサージ開始から終了までの7時間で、マッサージ担当者11名で、およそ136名のランナーにマッサージを行いました。
内訳は男性96名、女性40名でした。

これからも年に1度ではありますが、大会が続く限り自分たちにできることで協力していけたらなーと思っています。

第33回 視覚障がい者京都マラソン大会

2016年2月7日(日曜)に第33回視覚障がい者京都マラソン大会が京都市西京極運動公園及び周辺道路を使用して、行われました。

この大会は、33年前、「視覚障がい者も一般道路を走りたいとの思い」から始まったと聞きました。
30年以上前となると一般の大会自体も今のように数も多くなかったと思います。
まして視覚障がい者が伴走者とともに参加できる大会は、まったくなかったのではないでしょうか?
現在では、伴走者とともに多くの大会へ参加できるようになりました。
そんな視覚障がい者の走る環境が大きく変わったり、大会側の運営面も代わっていくなど大きな変動の中、今年の開催で最後となりました。

今年の大会は小雪も降る中、晴れたり曇ったりと天気もコロコロ変わって、今までの大会もきっといろんな天候だったんだろ~なって、思いをはせます。
第1回から参加されてる方がお二人いてはりました。
種目が1キロ、3キロ、10キロとあるので、体力に応じて参加することができたのではと思いますが、それでもこの寒い時期にある大会で、33回ずっと継続して参加されたのはすごいな~と思います。

この大会は、ボーイスカウトの子どもたちがたくさん応援してくれて、また近隣の皆さんも応援に駆け付けていただいてると聞きました。
今年は参加者含め、スタッフに応援、ボランティア総勢900名の皆さんが携わってくれてはったようです。
最初からこれだけの人数が携わってくれてはったのではないと思うので、33年間継続してくれてはったたまものだと思います。

わーわーずでは、年間行事の一つとして、この大会に参加してきました。
なので、それぞれに思い出のある大会です。
そんなメンバーの思い出をここに残したいと思います。

説明:説明:10キロをトップでゴールしたセッキーさん説明:31回大会開会式で一言を述べるわだっち

●視覚障がい者京都マラソンの思い出
こんにちは。るみちゃん(福原)@ブラインドです。
 
京都マラソンが終わってしまったことは、とても残念です。
わーわーずの行事の一つでしたからです。
 
私は、1989年の第6回大会に初めて参加しました。
1988年にライトハウスに入り、そこで、そのマラソン大会のことを聞き、ランニングもしていたので、参加することにしたのです。
その当時は、5km、3km、1kmの3種目でした。
会場は、京都府立大学のグラウンドでした。
会場に行ってみると、それぞれの種目の人数が少ないことに驚きました。
100人はいなかったように思います。
視覚障がい者がマラソンをすることが、まだそんなに知られていなかったんですね。
ちなみに、5kmの女子全盲の部は4人でした。
もう一人の訓練生とあと二人でした。
さて、伴走者さんは、市の消防局の男性の方で、初めて伴走するということで、とても緊張されていました。
でも、走り出したら、初めてとは思えないぐらいに、的確な伴走をしていただき、優勝してしまいました。
タイムは、27分32秒。
練習タイムより、5分以上の好タイムでした。
伴走者さんは、初めて伴走して、優勝してしまったので、大喜びでした。
実は、優勝したことを知らなくて、係員さんに、
「優勝しましたので、表彰式に出てくださいね」
って言われて、自分でもびっくりして腰を抜かしてしまいましたよ。
「え?優勝したんですか?」
初めての5kmで、しかも優勝してしまったので、涙を流しながら、伴走者さんと抱き合い喜んだことを今でも忘れません。
それ以来、第8回を除き、20回まで、毎年参加していました。
その後は、体調が思わしくなかったので、24回と25回に参加させていただきました。
府立大学のグラウンドの時には、前日に雨が降ったら、水たまりはできるし、コースも西京極の道路と違い、砂利道がコースになっていたので走りにくかったです。
雪が降ったときもあったかな?
風の強い時もあったかな?
雨の中を、走ったこともあり、どろだらけになりながらゴールをしたこともありました。私が優勝したときのトロフィーはね、持ち回りで1年間だけ貸出して持って帰ったんです。
そして、1年後、つまり、1990年の大会の日までに、事務局に送っていたんです。
その代わりに、レプリカをもらいました。
何回目からには、トロフィーをそのままもらえるようになりましたね。
グラウンドのときには、中といえばテントしかなかったので、寒いのなんのって。
終わった後のうどんが暖かくておいしかったです。
その間にも、優勝はできませんでしたが、入賞は何度もさせていただきました。
何回目からか忘れましたが、現在までの、10km、3km、1kmに変更され、京都府立大学のグラウンドから、西京極陸上競技場になったんです。
20回大会までに変わったので、全部の距離を走りました。
西京極に変わってからは、寒さも雨も、屋根のあるところで助かりました。
府立大学のグラウンドにしても、西京極に変わっても、応援の人は、沢山でした。
いろんな方に伴走してもらうことができて、本当にありがとうございました。
この、京都マラソンがきっかけになり、フルマラソンを走りたいと思うようになりました。
この京都マラソンに出会ってなかったら、フルマラソンを目指そうと思ってなかったでしょう。
そして、視覚障がいを持っていても、走ることができるのだと、知ることがなかったでしょう。
そう思うと、この大会は、私のマラソン人生の1歩を踏み出させていただきました。
本当に、最後に走れなくて残念でした。
大会を支えてくださった方がおられましたら、お礼を申しあげます。
そして、お疲れさまと言いたい気持ちでいっぱいです。
「ありがとう京都マラソン大会」
「マラソンの楽しさを知ることができて、本当にありがとうございました」
って、感謝でいっぱいです。

説明:31回大会の開会式の様子

●第33回 視覚障がい者 京都マラソン大会の思い出
ガイドの神藤ヨッシー
 
僕にとっては大袈裟ですけど人生の中でもすごく印象に残った1日だったので投稿します。
 
僕は50歳でマラソンを始めて現在マラソン4シーズン目に入ります。わーわーずに参加させていただいて2年ぐらい。
そんなに回数は多く行けてませんけど、長居の練習会やマラニックなどで凄く楽しいマラソンと出会う事が出来ました。
 
今回の第33回視覚障がい者京都マラソン大会が大会での初伴走でした。
 
去年の10月ぐらいでしたか、ブラインドランナーの西條さんからの突然の伴走の依頼。
初めはビックリしましたが、大会での伴走未経験の僕にこんな依頼をしていただいたことに感謝する気持ちが強く、そのお気持ちにお応えしたく即承諾のお返事をさせていただきました。
 
10キロという事で走る方は西條さんの希望のタイムだと自信があるのですが、いかんせん大会初伴走。多少の不安もありました。
 
転倒してしまったらどうしよう。途中で僕がトイレに行きたくなったらどうしよう。
 
でも、わーわーずのメンバーはみんな大会で楽しそうに走ってる事を想うとワクワク感の方が大きかったです。
 
そしてついに大会当日。
いざスタートすると、コースにカーブが多かったり、小さい段差があったりで、不安要素なんか考えてる余裕もなくコース状況とタイムを伝える事で必死でした。
 
西條さんの目標は1時間を切ることだったので、僕も同じ気持ちになりました。
西條さんは、腕を大きく強く振るタイプのランナーさんなので、出来るだけそれに合わせようとしたのですが、果たして出来たかどうか?
 
僕より9歳年上のベテランランナーの西條さんの息遣いがやっぱりいつもの練習の時とは違うように聞こえました。
 
この西條さんの頑張りで、こっちまで熱くなってきたのを覚えています。
 
結局、目標タイムにはわずかに及びませんでしたが無事にゴール出来て本当に嬉しかったです。
 
そしてサンビームでの打ち上げの時に、この大会が今回で終わってしまうという事で、ブラインドランナーさん達のこの大会への想いを聞いた時に、本当に残念だなという気持ちと、最後にこの大会に参加できて良かったって気持ちが僕にはありました。
 
ブラインドランナーさん達にとって、この大会の存在がどれほど重要な事だったのか、お話しを聞いていてよくわかりました。
 
後日、西條さんにお礼を言っていただき、僕の伴走に及第点もいただき、本当に自信になりました。
 
そして、打ち上げの時も言ったのですが、いつかまたハーフやフルの大会でも伴走してみたいと思うようにもなりました。
 
わーわーずに参加させていただいた当初は、大会で伴走なんか僕にはとんでもない話だとは思っていましたが、こんな前向きな気持ちにさせていただいたのも、わーわーずの存在のおかげだなと感じています。
 
またいつか違う形でこの様な視覚障害者の大会が行われる事を願います。
 
ありがとうございました。

説明:トラックを周回中のジョーさんペア

●視覚障がい者京都マラソンの思い出
サケもっと@ブラインド
 
私は、1994年3月、この大会に初めて参加しました。
京都ライトハウスで生活訓練を受けていて、その時の訓練生数名と先生と何度か練習して参加しました。
記憶に残ってることは、伴走ロープも知りませんでしたので、タオルの両端を持って走っていました。
力がつい抜けたり、急に引っ張られると滑ってタオルを離してしまうので、タオルの両端を玉結びのようにして、滑らないようにしました。
長さも適当にしていたと思います。
今のロープの方がめっちゃ走りやすいです~。
その頃は、わーわーずもまだ結成されていませんでしたし、走り続けてゆくとは思ってもいませんでした。
 
それからわーわーずと出会って、2002年くらいからはずっと参加しています。
いつもの練習コースの長居公園の平坦なところと違って、西京極の運動公園はアップダウンがいっぱいあって、そこを周回するので、何度も坂道がやってきます。
10キロでこれだけあるときついな~と思いながら参加してました。
でも、そのきつい坂道や周回コースの沿道で多くの応援があるのです。
伴走者の声も聞こえないくらいのおっきな声で、名前を呼んで応援してくれるのです。
そんな応援に元気をもらって、ゴールするとほんと充実感いっぱいでした。
そして、この大会は、タイムに応じた伴走者とペアリングしてもらえるので、ブラインドが単独で申込みができる大会でもありました。
 
私は京都ライトハウスでお世話になっていましたので、年に1度懐かしい声に出会えることもうれしかったです。
わーわーずからの大会参加者も増えてゆくと大会終了後の打ち上げもどんどん多くなっていって、めちゃ賑やかで、やかましいくらいのわーわーずらしい楽しい打ち上げでした。
 
そんな年に1度の楽しい大会や行事がもう終ってしまって、来年はないんだなと思うと寂しいですが、来年以降どんな形で行われてゆくのか楽しみにしています。

説明:トラックを周回中のサケもっとさんペア

●視覚障がい者京都マラソンの思い出
針小路@ブラインド
 
この大会が私のマラソンライフの歴史でもあります。
今となっては、大変珍しい大会で視覚障害者しか出場出来ない大会でした。
私は、平成元年に手帳を、取得したので第1回からは、出場資格が有りませんでした。(わらい)
 
1990年3月にマラソン大会と名の付くものに一番最初に走ったのがこの大会で3kmでした。
なのに今では、この記録がPBなのです。(わらい)
 
明くる年からは、一番長い5kmのエントリーでいつの大会かは忘れましたが、息子が中学生の時に伴走者として一緒に走りました。
その時に特別賞で親子なんとか?賞を、いただいたのがこの大会での最初の終わりメダル獲得です。
その息子も今や二人の子持ちのお父さんです。
この自分は5キロを、20分切り目指しておりましたが5キロが無くなり切れずじまいで終わってしまいました。
種目が5kmが10kmに変更になりそのうちに会場も全国駅伝のメッカ西京極に移りました。
 
20回大会を、もって運営から資金まで支えて頂いていたライオンズクラブが、退かれ継続が危ぶまれていた時に視覚障害のある社長の会社からスポンサーの申し出があり継続できましたがこのようにまたどこかが申し出てくれるかな?
 
この大会のお陰で走る習慣も付いて遷都1200年を、記念して京都シティハーフマラソンも10回以上連続完走しておりました。
 
その当時は3月の第1週にこの大会があり第2週が京都シティハーフで1時間ほどアップし50分そこそこならばキロ5分ペースと占っておりました。
 
それが最終では関門も気になるタイムまで落ちました。(わらい)
 
最初は、わーわーずの参加者も少なかったのですが練習会のミーティングで宣伝すればボチボチ増えて大会の参加者全員の1割以上2割近くがわーわーずになっていたときもありましたね。
 
終わってからの打ち上げも回るお寿司屋さんとか駅前のお好みやさん、ランナー御用達の王将等々転々としていて神奈川から大勢来られたときはアクアアリーナのレストランも行きました。
そうこうしているうちにごく近所に喫茶店がありそこがわーわーずの恒例の場となり、最初は12人がけの大テーブルも埋まらなかったのが店の半分以上も使ったこともありました。
 
あれこれといろいろな思いでありますがほんと初心者には感動する大会で是非これに代わる大会が欲しいものです。

説明:トラックを周回中の針小路さんペア

OSAKA EKIDEN in 長居 兼 第18回 全国視覚障がい者駅伝大会

説明:1区走者が号砲とともに一斉にスタートした直後を正面から。

11月8日(日曜)に長居ヤンマースタジアムとその周回コースを利用して、OSAKA EKIDEN in 長居 兼 第18回 全国視覚障がい者駅伝大会が開催されました。
朝から雨が降ったりやんだりの中、一般の部27チーム、視覚障がいの部24チームが4人一組でタスキを繋ぎました。

わーわーずからは視覚障がいの部に10チーム、一般の混成の部に伴走してくれている中学生達がチームを組んで1組参加でした。
詳細な記録は別途掲載しますが、視覚障がいの部で、わーわーずイケイケチームが優勝しました。
そして、わーわーずワクワクチームの中学生たちが一般の混成の部で、こちらもなんと優勝です。
区間賞は視覚障がいの部で、4区のウチ3名が、混成チームの中学生も4区のうち同じく3名がゲットしました。
若手もがんばっていますが、大御所のメンバーも2チーム作ることができて、タスキを繋ぐことができるか、最後の最後まで心配でしたが、ハラハラ!ドキドキ!しながら、繰り上げスタートすることなく、時間内にきっちりゴールしました。
それぞれのチームでいろんなドラマがあったと思います。

地元長居で開催される、駅伝大会!です。
これからも多くのメンバーで参加して、楽しんでゆきたいと思います。

説明:メグちゃん、みかりんの選手宣誓。 上部に文字の書き入れあり、 「宣誓!! 私たち選手一同は、陸上の聖地、長居で、  走れる喜びと、仲間を信じ、最後まで襷をつなぎ、  明るく元気よく走り切ることを誓います!!」

わーわーずチームの記録はこちらです。
頑張られた選手の皆さま、お疲れさまでした。

以下、参加の皆さまからいただきました一言感想文です。

●たかちゃん ガイド
駅伝雨の中大変でしたが、みんな仲間が沢山いて凄く楽しかったです。
めぐちゃん、みかりんの選手宣誓は格好良かったし、わーわーずが
1位になれたのはほんとに嬉しかったです。
またうーしゃん始めごりくんらの中学生チームも1位になれたのは
更に嬉しかったです。
来年もまたこの聖地長居ヤンマースタジアムで走りたいです。

●すいすいチーム ブラインド サケもっと
2年ぶりの駅伝参加で、記録はともあれ、2年ぶりに必死のパッチで
走りました。

●小山 (一部抜粋)
タスキを受け取りスタートしました。
心の中で、マイペースマイペースと、はやる気持ちを抑えながら周回
コースへ。
次々と、追い抜かれていくおいら~~~
1km過ぎたあたりから、雨が、急に降り出してきました。
こんな雨の中を走るのも初体験。
伴走者Oさんは、雨のほうが息を吸いやすいですとか、左腕をもっと
振ったほうがよいですよとか、どれぐらいの地点だとか教えてくれます。
相変わらず、次~次へと追い抜かれていきます
いったい何人に追い抜かれたのか?
中間地点の少し手前で、給水地点があり、マラソンランナーのように
走りながら、紙コップのお茶を一気に飲み干す。
後で、思ったんですが、ペースを落とすと、今までのマイペースに戻
すのに余計な負荷がかかったような気がしました
こんな時は、そのまま走ったほうがよかったのかもしれません。
(3.4kmですからね)
雨が降り続けているので、2ヶ所ぐらい足がすべると危ない鉄板もス
ムーズに越え、マイペースを維持。
残り1kmと教えてもらうと、ここから、少し馬力を出してペースを
上げようかなと気持ちはあったが、上がらず、そのまま。
競技場内のトラックへ。
もうここまで来るともう少し、ピッチを上げて、一人でも追い抜きたい
と思うがそんな余力はなく、ただただ、速くタスキを渡したいという
気持ちのみでしたわ。(笑)
タスキを渡すと、その場で座り込みたかったですが、邪魔になるので、
フラフラのまま、なんとか、待機室へ。
今まで感じたことの無い、みぞおち下の腹筋に違和感というか筋肉痛
を覚えました。
その後は、ペットボトルの水を飲み続け、肉体からはこれでもかこれ
でもかと汗を拭いても湧き出してくる。
雨と汗でびしょ濡れなので、落ち着いたところで、更衣室で衣服を着
替えました。シューズまで、ぬれていたので、こういう雨の日は、替
シューズを持ってきたほうがいいですとアドバイスいただきました。
こんな距離を走ったのは、約30年ぶりぐらいでしょうかねぇ。
閉会式は、2時半頃にあり、結果発表。まっ、我がチームは、一体
何位だったのか?分からずじまいでしたわ。(笑)
帰宅後、相方が、持ち帰っていた参加者一覧表をみて、全員の年齢が
書いてあるねぇ。中学生から80歳までと幅広い年齢層の参加者。
来年は、今年よりも、もう少し速く走れるように鍛えて、余裕を持って
楽に走れたらなぁと感じたのでした。
筋肉痛は、一日たってから、少しありましたが、走り始めた頃と比べ
ると、ずいぶんと減少してきているのを実感。
最後に、この大会を実行してくださった委員のかたやボランティア、
伴走者さんたちのおかげで、視覚障害者たちが、走れる喜びを与えて
いただいたことに感謝いたします。

●田中マー君
当日は雨が振ったりやんだりの足元の悪い中、長居ヤンマースタジアム
に51組も全国から集まりました。午前11時頃から開会式とゲストの紹介
がありました。私は「ゆうゆうチーム1区」を走りましたが、家内のレイコは当日キャンセルしたため「ゴーゴーチーム3区」を代走する事に!
1区をゴールした後、直ぐにゼッケンを取り替え3区スタート。暫くすると本来のチーム3区「渡辺。イソッチ」さんを抜くことに!
伴走者はこれこそ共食いやーと言われ順位を上げました。(苦笑)
最後に前から会いたかったランナー。偶然にもゲストの伊藤舞選手と握
手!

●針小路 ブラインド
わーわーず進化部って何やと思われた方々が多いと思いますので説明しておきます。元々は思い付きで駅伝チーム名を、チームはいかいで希望者を、募ろうと思っていたら、そんなんいややと逃げる人、そのネーミング
何とかならんかと言う人、なかなかおもろいやと賛同してもらえる方々、
話題性は、有りましたね。
そこで高齢、加齢、老人なども当然いやがられるし、進化部と名付け人生
のトップ集団を、走っている人たち、止まることなく戻ることも許されず
ドンドン進化した人を、集めました。
それで募集したら簡単に1チーム作れ、ではもう1チーム作った次第です。
参加条件を、一つだけ決めました。選手も伴走者も前期高齢者(65歳)
以上だけです。ちょっと条件に満たしておられないかたもおられましたが
どうせ行く道と言うことで協力して頂きました。
成績は、当然予想どうりブービー・ブービーメーカーとなりました。繰上
スタートだけは、逃れられたので最低の目標は達成です。
多分これからも駅伝は、はらはら・どきどきチームは、継続すると思いま
す。進化しすぎて戦力外通告受けた方は、是非加入よろしくお願いいた
します。
進化部のみチーム
[視覚障害の部] 24チーム 合計20km
23位 わーわーずどきどき 2時間07分09秒
24位 わーわーずはらはら 2時間19分52秒

●岸和田の大久保 ブラインド
僕は、全国視覚障碍者マラソンに、今回初めて参加させていただきました。
わーわーずのメーリングリストには、わーわーずからは11チーム参加と
聞いていましたが、全チームだと51(視覚障害24)と規模の大きさに驚き
ました。
チームメイトの間嶋さんや福場さんと現在の練習活動などのお話を聞かせ
ていただき、それぞれの情報交換ができました。
伴走者の庄司さんとスタジアムを出たら思いっきり走ろうと話し合って、
間嶋さんからタスキを受け周回コースを1周走り抜け、
タイムは13分7秒。大会終了後、伴走者の庄司さんと居残り練習で、
キロ4分30秒で20キロ、1時間29分25秒でまとめることができ、
充実した1日を送ることができました。
大会を運営された皆さん、本当にありがとうございました!

●ゆーま ブラインド
初めての駅伝、楽しかったです。
待っていた時、雨がすごかったけれど、やむように手振りまでつけて
お願いしていたら、少しましになって嬉しかったです。
ビチョビチョになったけど、走れて嬉しかったです。また出たいです。

●福永 ブラインド
自分は、いろいろあった関係で、
1区、6.8km 28:21
4区、6.4km 26:25
で、走らせていただきました。
なんとか二本そろえることができたかなという感じですが、
こんなことなら、土曜は長居12周ではなく、
8周ぐらいで切り上げのほうがよかったかなとか思ったりしています。
それより、イケイケチームの一位、うれしかったです。
ちょっと話があった関係で、
いろんなかたに、連絡しまくって
行き違いとかもあって、
ご迷惑もおかけしましたが、
ご勘弁くださいっていう感じです。
あと、25秒速ければ、1時間19分59秒だったなあとか思ったりしています。
もちろん、ほかのみなさんもそれぞれがんばっておられたと思っています。
実行委員やボランティアのかたに感謝しつつ、
つぎにつながっていったらいいかなと思っています。
今回も、みなさんにたいへんお世話になりました。
ありがとうございます。
これからも、お世話になりますが、
よろしくお願いします。

「2015 視覚障がい者陸上大会」開催報告

2015年9月6日(日曜)、ヤンマースタジアム長居にて
「2015 視覚障がい者陸上大会」が開催されました。

主催は、視覚障害者の福祉と文化向上に取り組む
一般社団法人大阪市視覚障害者福祉協会(大視協)さん。
競技場トラックを用いて行う記録会として昨年まで開催されてき
たイベントを、今回は企画を練り込み、より幅広い視覚障がい者
の方に楽しんでいただける内容にアレンジしたのが、今回の
「2015 視覚障がい者陸上大会」です。

しかし、国際的な大会が催される本格的な陸上競技場を借りてお
こなう点は従来と同じで、さらに今回はゲストとしてオリンピッ
ク男子マラソンで大活躍されたエリック・ワイナイナさんをお迎
えして、楽しさを満喫できるユニークなプログラムが用意されま
したので、親しみやすくなったとはいえ華やかさと中身はいっそ
うパワーアップしたものとなりました。

そしてこの夢舞台の実現を、長居わーわーず有志による実行委員
会がお手伝いし、運営にはわーわーずの伴走者はもちろん、
点字友の会やその他関係者のご協力を得て、下のプログラム内容
にてすべて無事に終了しました。

 受付 9時~
 開会式 9時半~
 【午前の部】
  50m走(単独走、伴走あり)
  音響走(ブラインド、ガイドアイマスク着用)
  1500m(伴走あり、単独走、ウォーク)
  1500m(ガイド)
 昼食休憩
 【午後の部】
  ワイナイナさんへの質問コーナー
  ワイナイナさんと走ろう
  ワイナイナさんとのリレー対決
 閉会式 15時半頃

 ※エリック・ワイナイナさんの簡単なご紹介
  2002年の東京国際マラソンにて2時間08分43秒の
  自己ベスト記録をもつケニアの男子マラソン選手。
  1996 アトランタ マラソン 銅メダル
  2000 シドニー  マラソン 銀メダル
  と五輪2大会連続のメダリストで、さらに
  2004 アテネでは7位入賞を果たし、
  五輪3大会連続入賞という前人未到の偉業を達成。

参加選手の記録一覧(50m・1500m)はこちらです。
頑張られた選手の皆さま、お疲れさまでした。

大会の写真です。
■50m走(単独走)
説明:準備体操をロビーでしました。50m、いつもよりずっと速く走るブラインドさん。お歳に負けていない力強い走りが伝わってきます。ガイド2組のレースはお子さんだけで競走。
■音響走(ガイドアイマスク着用)
説明:アイマスクのガイドさん。弾丸のように飛び出したけど、あらら、走るラインは曲がって。半分ほどで、脚がとまってしまうガイドさんたちでした。
■1500m(ガイド)
説明:スタート直後、16人が走り始めました。1周して先頭集団のガイド選手がコーナーを駈けていきます。後続の集団。ファミリー参加のお子さんたちも速いです。
■ワイナイナさんへの質問コーナー
説明:「ゴールのときの決めポーズは?」に、グリコのポーズをされるワイナイナさん。Tシャツ記入のサイン。「NEVER GIVE UP」はワイナイナさんの座右の銘。
■ワイナイナさんと走ろう シーン1
説明:ワイナイナさんの伴走で走るブラインドさん。細く引き締まった足が話題となって、触らせてもらっているブラインドさんたち。
■ワイナイナさんと走ろう シーン2
説明:同じくワイナイナさんの伴走で走るブラインドさん。順番をまつブラインドさん、並走するガイドさん。笑顔がいっぱい、トラックはお祭りの道のように。
■ワイナイナさんとのリレー対決 シーン1
説明:リレー対決ではワイナイナさんも本気モード?ブラックのレースウェアにお色直しされて、ハンディ戦のスタートを切るワイナイナさん。
■ワイナイナさんとのリレー対決 シーン2
説明:スタート前は、ワイナイナさんより速くゴール!を目指したものの、やはり五輪の壁?は厚かった。後ろから迫ったかと思うと、あっという間に抜いていくワイナイナさん。そして唯一の勝利者となったのは、A太君でした。
■伴走ペアのみなさん シーン1
説明:1500とリレーでの伴走ペアのみなさん。9ショットのみなさん、一緒に走るのが始めてでも、楽しそうに走られてます。
■伴走ペアのみなさん シーン2
説明:同じく1500とリレーでの伴走ペアのみなさん。年代が離れていても、体格が違っても、リズムをあわせて走る伴走ペアのショット8点。
■大会タイトルと会場の雰囲気
説明:2015-9-6開催された「2015視覚障がい者陸上大会 at ヤンマースタジアム長居」。競技とお祭りがあわさった楽しい大会でした。ありがとうございました。おつかれさまでした。

以下、参加者からいただきました一言感想文です。

●サケもっと
お昼から雨も上がって、ワイナイナさんとの伴走コーナー
では多くのブラインドが伴走していただき、順番が最後
だったうちは、ワイナイナさんと一緒にゴールとなりまし
た。ゴール後握手もしていただいて、おっきな手のひらで、
とても思い出に残る陸上大会でした。楽しい1日を皆さん
ありがとうございました。

●平野@堺区
ドリームロードが流れるヤンマースタジアムのトラック。
そこを走って歩いて、楽しい一日でした。ワイナイナさん
から頂いた励ましの言葉「ぜひ!ぜひ!」の熱意が、今も
強く心に残っています。ほかでは体験できないスペシャル
な企画をありがとうございました。

●はなてんちゃん
9月6日にヤンマースタジアム長居で開催された陸上大会
にスタッフとして実行委員会から参加させてもらいました。
今年は、はじめての試みとしてゲストランナーに
オリンピックメダリストのエリック・ワイナイナさんを
お迎えするとあって、実行委員会でもどのようにお迎えし
て参加者との交流をどうすればいいのかと熱心に話し合い
を重ねてきました。 
わーわーずだけでなく、外部からもより多くの方に参加し
てもらえるようなプログラムとしてワイナイナさんとの
リレー対決や、ワイナイナさんの伴走体験などもあり、
例年になく和やかでアットホームな催しとなり大変盛り
上がりました。
また、盲学校では当たり前の種目(50m音競走)に
ガイドの方のアイマスク着用での勇気あるチャレンジには
参加者一同拍手喝采でした。 

●小山(ブログ記載のものから一部抜粋)
視覚障害者チームは、赤、青、黄の3チームに分かれて
一人200m×7人の1400mとワイナイナさん一人走の
対決。
最初、ワイナイナさん以外の3チームが、ころころと順位が
入れ替わり6番目のおいらに回ってきた時は、なんと1位。
うわぁぁ、他のチームに追い抜かれては、面目が立たないと
結構、必死に200m走りました。
まっ、なんとか1位でアンカーへ。
でも、最後は、ワイナイナさんが、追い抜き1位。
おいらは、200mを全力で走った。
走り終えた後は、少しの間、しゃがみこみましたね(笑)
あとは、TVの番組の赤坂マラソン十内容にハンデをつけて、
最後にワイナイナさんが2分以上遅れての1600m走。
コレには、おいらは、参加していませんでしたが、
実況中継があり臨場感が伝わって風景画浮かびましたね。
その後、全員での集合写真。ツーショット写真。
(撮影時、汗をかいててごめんねと、やさしく声をかけて
くださる気配りをしていただきましたね)
そして、集会室での、ワイナイナさんへの質疑応答。
時は3時を回っていました。
愉しいひと時を過ごさせていただき感謝。
本日、太ももには、昨日の代償の筋肉痛。(笑)
気持ちだけは、中学生や高校生の時のようなすばやく走れる
イメージだけは、あったんですけどねぇ(笑)
でも、なんだか、昔に戻れたというか近づけたような気に
なりましたね。
いやいや、まだまだやれるという自信がついたかもしれません。

●めぐちゃん
ドリームロードがスタジアム中を駆け巡るのは寒気がする
ほどワクワクでした。
ワイナイナさんのインタビュー&伴走最高!
彼の語りで印象に残っているのは
「日本は安全に走れるから、走ることが好きになった」
この意味を皆さんにも解ってもらうためにお勧めの本があります。
「風に立つライオン」
著者、さだまさし。
伴走者の音響走は素晴らしい企画だと思った。
この日まで長きに渡り、案を練って下さった実行委員の皆さん、
ありがとうございました。

●リンリン@ハヤシ
50M音響走での音源が周囲に反響して、音の方向が定まら
なかったように思いました。今回はエントリーしてなかった
のですが次回は体験しようと思います。
ガイドランナーの音響走体験の試みは良かった。
後半のゲストは新鮮に感じました。
予算が許すなら次回もどなたかを招いていただければうれし
いです。
プログラムでは、何人かの人がコールに来てなかったため探
してた様子でしたので、スタッフの負担を軽減するためにも
時間を守ったほうが良いと感じました。

●たかちゃん
今回「2015視覚障害者陸上大会」に実行委員として参加させて
頂ました。まず実行委員の面々はまとまっていてみんななんと
か記録会を成功させようという意図がみえて、凄く楽しかった。
またエリックワイナイナさんをゲストに呼んだのは、個人的に
は大正解だったと思います。
みんな喜んだし、写真撮ってほんと楽しかった最高の思い出に
なったと思います。
可能なら次回もゲストを呼んで欲しいです。

●田中マー君
当日は雨が降りましたが印象に残ったのは50m音響走で、
目隠しをして「晴眼者」が音響にむかって走って行くと
恐怖で両手を前に出したりゴール手前でたち止まったり
していました。エリック・ワイナイナ選手は好感的で僕
のきていたランシャツが一緒の色と日焼けが肌の色も同
様と思われ一言ブラザーと叫ばれました!
好物は鰻丼ぶりと答えてくれました。
最後にエリック・ワイナイナ氏、一般の各位も
目隠し体験を是非・是非してくださいね!!

●安藤
陸上記録会に参加しました。今年は昨年と違う新しいスタイル。
そして、ワイナイナ選手、期待を胸に出かけました。
僕の参加種目は、200Mチームリレー、1500M、1600M。
自分の走りは今一だったが、皆さんの頑張りや、伴走の人達の
滑らかな走りに、大いに刺激を受けました。
さぁ!そして、ワイナイナ選手。
物静かな口調。ソフトな声。微妙な香りが刺激的、細く長い足は
予想通り、逞しい胸と腕は意外!?そして、音も気配もない
しなやかな走りはさすがオリンピック選手。
色々と思い出に残る、楽しい1日でした。
お世話くださった沢山の方々。本当にありがとうございました。

●まえっち
自分にとって、50m音響走は10年以上のご無沙汰でした。
一瞬で終ってしまうこの種目では、マラソンのレースとはち
がう緊張感と面白さを感じることができました。と同時に、
自己ベストとは程遠い結果だったので、ぜひまたリベンジし
たいです。
応援に熱が入ったのは、ワイナイナさんも参加した1500m
のハンディ戦でした。レースが進むにつれて選手の差が縮まり
追い抜くのか逃げ切るのか、手に汗握る展開に大興奮でした。
いろんな企画盛りだくさんだった今回の記録会は、本当に楽
しい一日となりました。

●いもちゃん
今回、私は 2回目の陸上大会。1500メートルを走り
ました。走り出すと 雨のことなんて 全然気にならない。
後半は、伴走者さんに励ましてもらいながらのランでした。
初めての1500m、気持ちよかったです。応援してくだ
さったみなさん、ありがとうございました。
午後からは、ワイナイナさんとの いろいろな企画!
伴走していただいたり、1600mを競い合ったり、握手
をしていただいたり(いい香りがしました)、日本語が
上手で 優しい方でした。
とても、思い出になった陸上大会でした。
みなさん、ありがとうございました。

●ともちん
今回、私も 2回目の陸上大会です。
もうじき、学校で体育大会があり、100m走に出ることを
ワイナイナさんに話すと「頑張って下さい」と、言っても
らえてうれしかったです。ワイナイナさんの言葉を聞いて、
私も頑張ろうと思いました。
ワイナイナさんと一緒に走れて、うれしかったです。
そして、ワイナイナさんと一緒に写真を撮れてよかったです。
ワイナイナさんと過ごした時間は、とてもかけがえのない
ものになりました。

●なおや
みんなと、ワイナイナさんと最後までいっしょに走れて
うれしかったです。(つかれました。)

●さぶちゃん
陸上記録会は2年前に参加し、今回で2回目です。
生憎の空模様ですが、普段立ち入ることの出来ない
ヤンマースタジアムのトラックを走る事が出来るのも
わーわーずのお蔭です!
今回の出走レースは午前の部が50m走と1500m走。
午後の部でワイナイナさんと走ろう1600mでハンディ
0秒(一番タイムを多く貰って)のエントリーです。
その後のワイナイナさんへの質問コーナーはトークショー
のような雰囲気で楽しい時間を過ごすことが出来ました。
そしてなによりも「50m音響走」では一番の感動を貰い
ました!!
まだまだガイドとしての実力が身に付いていませんが、
これからも自分の出来る範囲でランニングライフを続けて
行きたいと思った一日でした。

●大源
9月6日(日)雨が降ったり止んだりの中、長居スタジアム
で陸上大会が開催されました。
50m走は22秒、1500mウォーキングは初めてで、
歩きながらゴールまでがんばりました。
去年より50mのタイムが上がっていました。
ワイナイナさんをお招きし、色々とお話を聞かせていただき
ました。オリンピックで金メダルをもらえたそうで、すごく
感動しました。すばらしいですね。
そしてワイナイナさんと握手出来てうれしかったです。
一緒に写真も撮ってもらいました。
よい思い出になります。本当によかったです。
伴走の方、スタッフの方、応援のみなさん、いろいろお世話
を有難うございました。とても1日楽しく交流出来ました。

「ステップアップ練習会」平野@堺区さんの参加記です

こんにちは、みなさん。ガイドの平野@堺区です。

6月20日の土曜日、
スポーツセンターのイベント「ステップアップ練習会」に
伴走協力者として参加してきました。
以下、お手伝いの内容と、練習会の様子のレポートです。

場所は、長居第2競技場のトラック。
おおまかな内容は、参加者全員での開会式と準備運動、
そのあと長距離、短距離、跳躍・投てき等のグループに分かれて、
各担当コーチの指導のもと、3時間みっちりと練習に励みました。

練習会のスローガン「大会に出てみよう!メダルをめざそう!」
から予想されるとおり、練習メニューは、全国障害者スポーツ大会
への挑戦と、記録アップを目指すものでした。
ほっとさんと私は、長距離(800・1500メートル)のグループで、
コーチのお手伝いをしました。
高橋さんは、はなてんちゃんの伴走を、
ルビーさんは短距離グループで、うっしーさんとみゆきさんを、
たかちゃんは砲丸投げの松ちゃんを、サポートされました。

まずウォームアップとして、競走競技参加者全体での、
股関節開き歩き、大股歩き、後ろ歩き、などをしたあと、
長距離グループの練習メニューに入りました。

最初の練習は、800か1500を選んでのタイムトライアルでした。
私たちは、参加者が安定ペースで力を発揮できるように仕向ける
並走者として、800と1500の両方を走りました。

休憩を挟んで次の練習は、インターバルトレーニングでした。
タイムトライアルの走力によって2班に分かれて、400メートル
を5本というメニューです。コーチの依頼で私はペースメーカー
を担当しました。1周96秒(キロ4)という設定でした。
(某練習会にて安定したペースメーカーのありがたさをよく
知っている私は、ブレ幅最小になるよう頑張りました)
参加者の障がい区分は知的・聴覚も一緒で、長距離グループの
参加者10人ほどのなかには、1500を5分台で走る選手も数名
参加されてました。

休憩して次に、150メートルの全力走を3本走りました。
8~9割のスピードで入って、残り100からあげていき、
ラスト50はマックスになるように、という指示です。
私は参加者と一緒に、このトレーニングに取り組みました。

最後は、クールダウンでトラック3周。
そしてストレッチに重点を置いた入念な整理体操をして終わり。
というような、本格的と言いますか、とても充実した内容でした。
走った距離もトラックを20周以上、10キロ近くを走りました。
役得で私自身のよいトレーニングにもなりました。

全国障害者スポーツ大会。今年の会場は和歌山で、
そのあとは、岩手、愛媛、福井、茨城、鹿児島ですね。
わーわーずから大勢のかたが参加されて活躍されることを期待
しています。そして参加した方から、競技や体験記のレポート
があることを楽しみにしています。
では。

「2015視覚障害者陸上大会」のご案内

来たる9月6日、大視協(一般社団法人視覚障碍者福祉協会)主催 長居わーわーず協力の陸上大会を催します。視覚障害者と晴眼者が共に協力しあい交流を深めていけたらと願っています。
今年はゲストにオリンピックメダリストのエリック・ワイナイナさんをお迎えしてウォーキング、ランニング、トークショーと内容も盛りだくさん、是非ふるってご参加ください。(エントリーフォームへのリンクが、ページ下部にあります)
なお募集期間は、8月25日(火曜) までを予定しております。

◆大会概要

開催日時:2015年9月6日(日曜)

受付および会場:ヤンマースタジアム長居
           ( http://www.nagai-park.jp/stadium/ )
参加費:無料

スケジュール(予定):
  受付 9:00~9:30 ※
  開会式 9:30~
  【午前の部】
   50m走(音競走、単独走、伴走あり)
   1500m(伴走あり、単独走)
   1500mウォーク(伴走あり、単独走)
  昼食休憩(昼食は各自でご用意ください)
  【午後の部】
   ワイナイナさんと走ろう
   ワイナイナさんとのリレー対決
   (200m 400m スウェーデンリレーなど)
  大会終了 15:30ごろを予定

  ※午後からの参加も可能です。その場合は
   12:30~12:50に受付をお願いします。

参加申し込みはこちらから ――

視覚障害者と晴眼者で別に設けております
以下それぞれの専用ページを開いておこなってください。
また、端末環境によっては送信できない場合がありますので、
ご使用の機器種別(PC・スマホ/携帯電話)にあわせて選んでください。
視覚障害者用(PC・スマホから) → http://ws.formzu.net/fgen/S75726853/ 視覚障害者用PCスマホURLのQRコード

視覚障害者用(携帯電話から) → http://ws.formzu.net/mfgen/S75726853/ 視覚障害者用携帯電話URLのQRコード

晴眼者用(PC・スマホから) → http://ws.formzu.net/fgen/S57871046/ 晴眼者用PCスマホURLのQRコード

晴眼者用(携帯電話から) → http://ws.formzu.net/mfgen/S57871046/ 晴眼者用PCスマホURLのQRコード

なお、ご質問等ありましたら
わーわーずへのメール」にてお問い合わせください。