2017年 共生・共走リレーマラソン大会

毎年恒例の共生共走リレーマラソンへ今年も参加してきました。

今年は、5月28日(日曜) 10時スタート、15時終了の5時間リレーでした。
会場の鶴見緑地公園にもさわやかな風が吹く中、行われました。

わーわーずからは約60名の参加で5チームでの参戦でした。
まいどのことながらワイワイとおしゃべりしながら各チームタスキを繋いでゆきました。
リレーの時間も年々短くなって、5時間はあっとゆう間でした。
大会は、仮装した人や車いすの走者、視覚障害者が伴走者とともに走って、大人から子どもまで、97チーム約900人からの参加があったそうです。

コース上ではランナー同士が応援しあったり、コースわきでは、わーわーずメンバーが大きな声で声援してくれました。
シンガーソングライターの高石ともやさんが毎年音楽で声援してくれます。
ステージや飲食ブース、フリーマーケットなどもにぎやかでした。

15時に終わって、公園内での青空宴会もこれまたにぎやかに行われて、
長くて楽しい一日が終わりました。
参加の皆さん、ほんと楽しい一日をありがとうございました。
 (報告:サケもっと)
最後、全チームがゴールして、高石ともやさんのいるステージにあがって集合写真


ガイドのひろかさんは、お子さん二人(りくと君・こうちゃん)を連れてこられて
このイベントをとても素敵にすごされていたご様子でした。
ホームページ用にぜひ♪と感想文をお願いしました。

 

『10歳と7歳の伴走ランナー 誕生!?』 (ひろか)

 共生共走マラソン参加のお話の前に、少し前述を・・・。
 
普段、365日仕事状態の自分ですが、 実は4人の子供がおります。
当然、土日祝も仕事!という意味の365日なので、子育ても家のことも放ったらかし!?
母親として失格ですが、このままでは良くない・・・と悩んでいたのも事実です。
 そんな時、同月の初旬に行われる わーわーずの仲間達の恒例イベントとなっている「BBQ交流なら、仕事といっても、一緒に参加できるイベントでは? お子さん達、連れてきてあげたらどうでしょう・・・!?」と、アドバイスしてくださった方がいて、自分の中では、仕事は仕事! 子供達も一緒に参加?連れてくる?なんて発想は、あり得ないことだったので、まさに、【目から鱗が落ちる】状態・・・。
でも、行き詰っていた状況でしたので、やらないで後悔するより、やってみてそこからまた何かヒントが生れるかも・・・と逆転の発想に乗ってみることにしました。
 BBQ当日、お手伝いできるポジションを4人それぞれに割り振って頂き、自分達のできる範囲でのお手伝いをしながら参加させて頂いたことは子供達にとって、あるいは子供達以上に母である自分にとって、本当に貴重な経験となりました。
まさに、「社会が子供を育てる!」を実感することとなり、親ではない第三者との関わり・・・
子供達も、多少の余所行きの顔をしていたことと思いますが、それも含めての貴重な社会参加の場となりました。

 さて、前述が長くなりましたが、
この体験がよほど楽しかったのか・・・、わーわーずのどなたかに、「今度は共生共走マラソンがあるから、おいでよ!」と誘って頂いたようで、末っ子が「共生共走マラソンって何・・・?走るの・・・?」と興味津々・・・。
結局下二人が参加することになり、マラソンと名前がついているだけに、走れないと参加できないと思ったのか、その日から、母の帰宅を待っての、夜ランの練習が始まりました。
 1週間くらい前になると、「あと〇回寝たら、共生共走マラソンだね・・・。」
「あと〇回寝たら、〇〇ちゃんに会えるね・・・」とBBQの時にお世話になった皆さんの名前を言いながら、イベントへの期待度は、まさに、遠足以上でした!!
 
 そんな状況で迎えた共生共走マラソン当日・・・
会場に到着、伴走者として物になるかもわからない二人に伴走ビブスを用意するのは、少しためらってしまった母の手作りゼッケンを装着!?(笑)
『伴走ロープを持つ』ということは、『ブラインドランナーの命を預かる』ということ、
絶対に離したりしないことのお約束も教えながら、あくまでも初めての伴走なので、母が伴走にあたった時だけ、後ろか横で走るよう 伝えておりました。
 
結局、三人のブラインドランナーさんの伴走をさせて頂くことになったのですが、皆さんにご迷惑をおかけすることを前提に連れて行った・・・にも関わらず、BBQの時もそうですが、皆さんの温かいお気持に救われて、皆さんの仲間入りさせて頂きました。
お一人目にあたったブラインドランナー・ほりちゃんは、
「せっかく来てくれたんだから、伴走してみない? 私歩くから、りくと君とこうちゃんで1周の半分づつ担当するのはどう?」と、自ら申し出してくださったのです。
「歩くといっても、“命”を預る伴走ロープを この子達に託すというのは・・・」と母として、ためらっていると、「大丈夫! このコースはなんとなくイメージできてるから・・・」と、ほりちゃん再度二人に交渉!? 恐る恐る、母、承諾することに致しました。
母、後方見守り体制でお話しながらの半周づつ・・・ お互いに相当の緊張もあったことと思いますが、お怪我させることなく、襷引継ぎ地点まで頑張りました。
「伴走デビューのブラインドトップバッターになってもらってしまいましたが、怖くなかったですか?」とお尋ねすると、
「ぜ~んぜん!・・・ 安心して伴走ロープ、持ってもらいましたよ!」と・・・。
ほりちゃんの勇気に感謝、感謝です!!
二人目のいもちゃんも、母、後方見守り体制のもと、伴走させて頂きました。
10歳の陸人は、一人で1周させてもらいました。温かいお気持ちに救われます!
三人目はランタナさん! 母抱く懸念をお伝えすると、今まで〇〇ちゃんのお子さんも小さい時から、伴走してくれているし、大丈夫よ~と、不安を一蹴するお返事!?
本当に有難いことです。
 そして、共生共走マラソンの5時間も終わろうとする最終周を皆で走る・・・というところで、自分は全く別の伴走についてしまったので、二人、ノーマークだったのですが、
走り終わってから、「僕、ランタナさんの伴走最後まで一人でやったんだよ・・・」と
7歳のこうちゃんからの報告!? もう・・・びっくりです。
ランタナさんにお詫びのつもりで声をかけると、「気持ちよく走れたし、最後まで本当に一人で走りきってくれたよ・・・こうちゃんは頑張り屋さんだね~」とお褒めの言葉!! 
本当に本当に、初心者マークの伴走者に命を預けて下さった勇気に感謝と感動でした。

 そして、最後の貴重な経験は、子供達をその日の打ち上げに同席させて下さったことでした。子供達がいれば、必要以上に気も遣われるだろうと、打ち上げには参加せず早々に帰らせて頂く予定でしたが、何故か解散後の流れで、そのまま皆さんと一緒に動いてしまって、打ち上げ参加となりました。 申し訳なく思いつつ、皆さんのお気持に甘えてしまって、その日、一日一緒に楽しんだ皆さんとお食事の場を共有できたことは、子供達にとって、かけがえのない思い出となったことと思います。
 また、こうちゃんが、仲間の息子さんに大変気に入ってもらい、知的のハンディを持っているが故のこだわりになっていると、周りの大人達は、「こうちゃん、しんどくなっているのでは・・・?」と、距離を離そうと試みたりしてくれていたのですが、
こうちゃん・・・翌日、その息子さんにお手紙を書きたいと言い出しました。
メールを送る準備をすると、「〇〇くん、僕のこと気に入ってくれてありがとう。きのうはたくさんたべれましたか  こうちゃんより」と・・・。 その〇〇君からのお返事に対しては、「こんどはいっしょにはしってください。」と送ったのです。知的障害の方々に接する仕事に従事している母にとっては、そんな想いで受け止めてくれていたということ、本当に感激でした。
周りの大人達は、良かれと思っての配慮や環境設定をしようとしてしまいますが、
こうちゃんにとっては、ごくごく当たり前に “お友達ができた!”だったのです。
我が息子ながら、その感性は大切にして欲しいなあ~と素直に思いました。

最後に、今回のイベントに参加させて頂いた事で、いろいろなことを考えさせられました。
なかなか時間の確保が難しかった親子のコミュニケーションのきっかけとなりましたし、子供達は子供達なりに、第三者の方との接点、関わりの経験をさせて頂きました。作ろうと思ってもなかなかできない社会参加の機会でした。これも、わーわーずの皆さんの温かいお気持ちがあったこらこそ、できたことと、改めて、感謝しています。
本当に皆さん、有難うございました。

今度は、長居の練習会に支障ない範囲で参加させて頂こうと思います。
ブラインドの皆さんの伴走ができるように、
子供達の“夜ラン練習”が また始まるかもしれません・・・(苦笑)


『共生共走マラソン、走りました!』 (りくと)
初めて、共生共走マラソンに行って、たかちゃんに会えたし
共生共走で、ほりちゃんやランタナさんとはしれて
本当によかったと思います。
ランタナさんと走ってたとき、ちょっとおなかがいたかったです。
おわったあと、すぐにといれに行きました。
皆で走った最後のはしるときに、いもちゃんと走ってたら、
だいじなだいじなばんそうロープをはなしてしまって、
おかあさんにおこられました。
だけど、最後はちゃんといけてよかったです。
また、共生共走マラソンに行きたいですし、
たかちゃんといっしょにこんど走りたいです。
りくと君の手書き原稿


『みんな、ありがとう』 (こうちゃん)
きょせいきょうそうまらそんに いきました。
たかちゃんも あゆむくんたちも きてくれてうれしいでした。
ぼくは ままがいなくても、
らんたなさんとはしれたのがうれしかったです!!
こうちゃんより
みんなありがとう
こうちゃんの手書き原稿  こうちゃんの伴走で走るランタナさん

ランタナです。
ひろかさんとお子さん達の感想文に感動、うるうるしてしまいました。
参加して頂いたこと、お子達に一緒に走ってもらってありがとうなのに、逆に喜んで頂いたことに感謝です。

忙しくお仕事をこなしながら、子供たちと真っ直ぐにしっかり向き合っておられる、ひろかさんの、真摯な熱い思いがしっかりと伝わってきました。
そんなお母さんの心をお子たちもちゃんと受け取って、頑張る気持と優しさを持ち合わせて成長してきているのだなと思いました。

陸人くん、お腹が痛くなっても最後まで、なにも言わずに頑張ってくれていたのですね。ありがとうございました。でも、これから伴走で一緒に走ってくれている時に、お腹が痛くなったりしてトイレに行きたくなったら、ちゃんと伝えて下さいね。その方がうれしいですよ(にっこり)いっしょに走ってもらってる時、とっても楽しい時間でした。ロープをもってもらっているとき、まったくしんぱいはなかったですよ。
おはなしもたのしかったです。こんどはもっといろいろなおはなしをきかせてね。
ありがとうございました。

孝凌君(こうちゃん)きょうせいきょうそうでばんそうをしてくれて、よろこんでくれてほんとうにありがとうございました。わたしもとってもたのしくはしらせてもらいました。
7さいの、こうちゃんがばんそうしてくれるおもいと、がんばるすがたにとってもかんどうしました。いっぽもあるかないで、たくさんのひとがいるなかを7さいのこうちゃんは、ひとりでさいごまでばんそうしてくれましたね。とってもきんちょうして、つかれたことでしょうね。
わたしは、あんしんしてロープをにぎっていましたよ。(にっこり)
ほんとうにありがとうございました。
ランタナさんがりくと君の伴走ビブスを触ってるところと、ランタナさんがりくと君の伴走で通りを走っているところ。


ほりちゃんです。
共生・共走リレーマラソンでは、本当にありがとうございました。
何度か参加しているイベントでもあり、なんとなくうちの頭の中に
コースイメージをすることができていたので、ランイベントへ
わーわーずチームで参加することを指折り数えをしながら楽しみに
ラン練習をお母さんとともに2人のお子さんがして下さっていたと伺い、
とっても嬉しい気持ちになり、りくと君とこうちゃんに声を
かけさせていただきました。
お母さんであるひろかさんとともに、イベント初参加である
りくと君とこうちゃんにコース調べをしていただけたらという思いで、
1周のコースを伴走ロープを持ってもらって、りく君とこうちゃんに
半分ずついっぱいおしゃべりをしながら、うちと一緒に歩いていただき、
もう1周は、うちとお母さんペアのそばを並走でりくと君とこうちゃん
一緒に走って下さいました。
3周目は、お子さんたちはエイドで給水をしたいということで、
ひろかさんとのランでしたが、ほんと楽しく走ることができ、
また一緒に走っていただけたらと思っています。
3周目を走っている間、リレーマラソン大会時間内の間に、
りくと君とこうちゃん、何人かのブラインドランナーさんと一緒に
走ることができたらいいのになぁと思って走っていました。
走り終わってから、バザーで昼食を購入し、ブルーシートに戻ってきて
からのしばらくの間、りくと君が弟のこうちゃんの様子を見ながら、
うちのサポートをして下さっていました。
今回の経験が、将来への何かの役に立つことができたら嬉しく思っています。
ラン中心にはなるけど、色々なイベントがあるかと思うので、
もし良かったら、ひろかさんファミリーで、
また長居に遊びに来ていただけたらなぁと思っています。
共生共走コースを走るほりちゃん

いもちゃんです。
ひろかさん、共生共走リレーマラソン楽しかったですね。
子供さん達もドキドキだったと思いますが
楽しい1日を過ごされたようで本当によかったです。
親も ハラハラ ドキドキですよね。
私の子供も、伴走経験があるのですが
やっぱり初めて伴走した時は、ドキドキでしたよ。
戻ってきた時は、ホッとしたものです(笑)
今年の共生共走リレーマラソンの最後に陸人君の伴走で走らせてもらい、
とても楽しかったです♪ 一生懸命さが伝わってきました。
みんなで写真撮影をする場所まで上手に手引きもしてもらいました。
この日の経験で子供さん達にとっていろんなことを学んだでしょうね。
これから成長していくうえでプラスになると思います。
この前、練習会でひろかさんにお会いしたときに
陸人君がいもちゃんとまた走りたいと言ってるとおっしゃってくれたとき
すごく嬉しかったです。是非 是非 また楽しく走りましょう。
陸人くん、伴走してくれて ありがとう。
こうちゃんの伴走で走るいもちゃん

参加とりまとめ、会場準備・片付け、ペアリングほか、共生共走のあらゆることを支えてくださった春井さんの写真

「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017神戸」の報告

6月10日(土)20時45分~11日(日)8時45分までの12時間リレーマラソン。
今年も長居わーわーずチームで参戦してきました。
参加メンバーは、ブラインド8名、ガイド16名。
場所は、復興記念公園「みなとのもり公園」。天候は、晴れ。

まずは、19時30分からのキャンドル点灯式に参加。がん征圧、がん患者や家族を支援、がんで亡くなった大切な人を偲び、追悼します。

ペーパーバッグキャンドルがフィールドにたくさん並べられてます

20時45分にキャンドルランスタート。陣地の前を通過するときに応援です。リレーは、皆で話し合い、5周交代で順番に襷を繋ぐことに決定。皆さん、それぞれのペースでrun&ウオーク。順番待ちも楽しく、おしゃべりしたり、並走したり。
コースは、450mの周回ジョギングコース。フィールドは綺麗なコース。キャンドルライトが灯されています。交代で仮眠をとります。
23時からステージでは、エミューさん、めぐちゃんほかによるギターでの歌も披露されました。長居わーわーずの歌も熱唱。チームのメンバーも観客席で一緒に!

 
夜中は少し肌寒かったですキャンプ気分で朝食も作り、食べました。
8時45分にゴール。最後2周は全員で一緒に走りました。 

全員周回の様子。大会横断幕をくぐって行進するメンバーたち。

結果、合計246周 チーム合計110.7㎞の距離を走ることができました。
リレーマラソンは盛り上がりますね。ほんと楽しかったです。
来年もぜひ、沢山の皆さんで参加しましょう。(報告:アラらん)

参加メンバーの集合写真

6月18日の自由練習会

[投稿者] 大型ザックさん

今日はマラニックがあり、多くの人が参加しました。その為、練習会はとてもこじんまりしたものになりました。

蒸し暑さはありましたが、それでも今の時期としては気温が低かったのて、走りやすかったと思います。

練習会の後、十数人でいつものインド料理店に行きました。

写真は、ミーティングの様子です。
ミーティングの様子です

6月25日の定期練習会

[投稿者] 大型ザックさん

今回も多くの人が参加しました。60名をこえていたそうです。

大雨の予報で、いつものような練習会が出来るかどうか心配しましたが、終了前になって少し雨脚が強くなるまでは、ほとんど濡れることなく走ることが出来ました。湿度は高かったんですが気温が低かったので助かりました。

エイドには今回もOさん手作りの漬物がありました。みんなでおいしくいただきました。

私はまずアカネパパと一周しました。アカネパパは私より年上なんですがとても元気で爽やかな人です。二周目は今回もランタナさんが声をかけてくれたので一緒に走りました。本当にうれしいことです。三周目はKさんの故障が完全には治ってなかったので早歩きにしました。

今日の昼ご飯は、先発隊が〇〇〇軒に行ったようです。私達はいつものように福〇〇の2階に行きました。24名でした。

食事の後、いつものようにり〇〇〇に行きました。気温が低かったせいか多くの人がホットを注文していました。久しぶりに13名という大所帯でした。

その後、3時からは囲碁の会もありました。

写真1はミーティングの様子。
ミーティングの様子

写真2は福〇〇で食事前の様子です。
福〇〇で食事前の様子です

6月11日の定期練習会

[投稿者] 大型ザックさん

今日は大阪城でZKMリレー大会があり、約25名の人が参加しました。また土曜日の夜からリレーフォーライフ神戸があって、そちらにも二十数名の人が参加して日曜日の朝まで走っていました。その為、定期練習会としては参加者が少な目でした。

その後、いつものように福〇〇へご飯を食べに行きました。参加者は15名と少なく、わーわーずとしては珍しく静かな食事会となりました(笑)

更に午後には、7月30日に行われる伴走講習会の実行委員会もありました。

とても盛りだくさんの一日でした。

写真が2枚あります。1枚目はミーティングの様子、2枚目は食事の様子です。

ミーティングの様子です。

福〇〇での食事の様子です。

5月21日の自由練習会

[投稿者] 大型ザックさん

思っていたほど暑くはならなかったので助かりました。
四十数名の参加者でしたが、それぞれにいい練習ができたようでした。

ただし、今が最も熱中症になりやすい時期なので、水分をしっかりとって
無理のない範囲で練習することが大切だと思います。

ミーティングの様子。

5月14日の定期練習会

[投稿者] 平野@堺区

この日は気持ちよく晴れるとの天気予報のおかげもあってか、
前日には70名近い参加表明者があり、
練習会は大勢の参加者で賑わいました。

またこの日は、先月23日に行われたロンドン・マラソンで、
視覚障害 男子T11、12クラスにて1位
(タイム 2時間34分59秒)になられた
わだっちが金メダルを持ってきてくれましたので、
記念写真を撮ったりするスペシャルな楽しみがありました。
子供たちにはもちろん、
初参加のかたや医療福祉専門学校の生徒さんにも人気でした。

エイドテーブルには大吉さんのお漬物をはじめ、
たくさんの差し入れが並びました。
午前中、それぞれがランニングと交流のひとときを楽しみました。

★ 伴走に関心のあるかたへ ★
長居わーわーずでは随時伴走者、伴歩者募集中です。
↓こちら↓をご覧いただき、ぜひお越しください。
「伴走者(ガイドランナー)募集!」のページ

金メダルをかけて笑顔のわだっちとツーショットを撮ってもらってるさっちゃん。金メダルはホームベース型をしています。メダルには点字で「ロンドン2017」とあり。
3点の写真。金メダルをかけて笑顔のまなちゃん。 ミーティングの様子。ペアリングを発表するたかちゃん。食べものいっぱいのエイドテーブル。
写真:さっちゃん

「第9回水都大阪100kmウルトラマラニック」さときちさんの伴走レポートです

水都大阪ウルトラマラニック70kmの伴走のレポ―トです。
私にとっては2回目の伴走で、今回も昨年の神戸マラソンで一緒だった丸ちゃんの伴走者として走りました。丸ちゃんは鹿児島の63歳のブラインドランナーで、フルマラソン以上の距離を走るのは今回が初めてです。

当日は朝からとてもいい天気。スタート地点ではわーわーずのメンバーに声をかけてもらい、たくさんのブラインドランナーさんとこれから一緒に走るんだと心強く感じました。
いよいよ6時半にスタート。最初は大阪城公園の中をぐるぐると回り、いよいよ一般道へ。ここから中の島に向かうあたりは細い歩道や階段、スロープ、段差が多くて走りづらい区間です。でも見どころもたくさんなので観光ガイドをしながら順調に走っていきます。

最初のエイド・毛馬エイドに到着。この手前くらいからはずっと日陰のない暑い河川敷のコースです。でも川のそばだからでしょうか、風がさわやかで案外最後まで走りやすかったです。短い折り返し区間の後、再び毛馬エイドに戻ってきて、ここからいよいよ淀川沿いを上流に向かう長い直線コースに入ります。

河川敷の遊歩道は、時々砂利道や段差や小さな坂やコーナーもあり、つまづかないように気を付けながらゆっくり無理のないペースで走ります。休日なので散歩の人、自転車、釣り人、野球少年などがたくさん。特に自転車には要注意です。折り返してきた前を行くランナーとすれ違うことがだんだん多くなってきました。沢山のランナーが声をかけてくれ、本当に励まされました。途中何度も何組かのブラインドランナーさんのペアともすれ違ったり追い抜いたり少し話をしたり。みんなそれぞれのペースで楽しそうに走っています。何人かの友達とも会い、短い時間でも楽しく過ごせました。

枚方の折り返しまでにはあと4か所エイドがあるけれど、エイドの間はわりと短く感じられました。食べ物がすごくおいしくて、たこ焼き、ミックスジュース、そうめん、いちご、もずく、冷ややっこ、ゼリー、チーズケーキ、きゅうり、トマト、焼き菓子、...本当に沢山沢山いただきました。丸ちゃんも長丁場に備え欲しいものをどんどん口に入れます。疲れが出てきてもエイドで立ち寄って補給するたびに、びっくりするほど元気が出てきました。

34.6kmの枚方エイドの関門もクリアし、一番遠い枚方折り返しに到着。あとは来た道を引き返します。42kmを超え、未知の距離に突入した丸ちゃんですが、全く疲れを見せず一定のペースで淡々と走っています。スタート前から丸ちゃんなら絶対に完走できると確信していましたが、こうなったらガイドの私の方がばてないようにしないと。伴走するときに気を付けているのは、できるだけ周りの風景も伝えて一緒にレースを楽しんでもらうこと。こうしていると周りをよく見ているからか、私もレース中の風景を普段よりはっきりと覚えているものだと後から気づきました。

50kmを超えていた頃でしょうか。応援に駆けつけてくれた友達が最後の毛馬エイドまで一緒に走ってくれました。ランナー仲間ならではの並走しながらの応援、これは本当にうれしかったです。毛馬で友達に見送ってもらうと、もうあと少し。丸ちゃんに時々調子を尋ねますが、全く大丈夫な様子。こうなったら心配なのは、完走より帰りの新幹線の時間です。予想していたタイムより少しオーバーしていたからです。でもまだ大丈夫!

大阪城公園が近くなった頃にも、わーわーずのみんなや他の友達に会い応援してもらいました。意外な場所での出会いにびっくりするやら嬉しいやら。
そしてビルの間に大阪城の天守閣が見えてきました!そしていよいよ大阪城公園へ。
一旦ゴール地点の横を通って天守閣へと向かいます。

休日の大阪城天守閣は観光客でごったがえしていました。観光客や車止めの間をすり抜けて先へ進むのはなかなか大変で、しかも外国人観光客が多く、うしろから声を出して注意を呼び掛けても通じていないような...。そんな中、天守閣へと登る坂の途中で前の観光客に丸ちゃんがぶつかりそうになりました。するとそばにいた100kmのランナーさんがさりげなく丸ちゃんの少し前に出て先導するように道を開けてくれるではないですか。あの混雑の中、とても助かりました。あの時の方、本当にありがとうございました。そして天守閣のすぐ手前で最終のチェックをしてもらい、引き返してあとはゴールへと向かうのみ。この辺からは安堵感でいっぱいです。ずいぶん前にくぐったように思えるゲートを二人でバンザイしてゴール!まだまだ走れそうな余裕の丸ちゃんです。帰りの新幹線の時間が迫っているので会場でゆっくりする暇もなくさっさと着替えて駅へと向かい、予約していた新幹線の時間にも十分間に合いました。

単調な河川敷のコースなので自分ひとりだったら気持ちが萎えてしまいそうですが、常に周りに気を配っていなければならないので集中力を切らさずに最後まで走れたのがありがたかったです。初めての70km完走を丸ちゃんと一緒に達成することができて、うれしいのはもちろんのこと大きな自信につながりました。ランナーやレース関係者の方以外にも一般の方にもたくさん応援してもらい、エイドで元気をもらい、最後まで楽しんで完走することができました。本当にありがとうございました。

菅原城北大橋にむかって河川敷コースを走る丸さんとさときちさん。
赤川鉄橋付近の河川敷コースを走る丸さんとさときちさん。

4月30日の自由練習会

[投稿者] 大型ザックさん

参加者は約30名でした。
少し暑いとは感じましたが、みんな良い練習が出来たのではないでしょうか。
その後、16名でインド料理の店に行きました。
その後、マ○○○組とり○○○組に分かれました。
マ○○○はお酒、り○○○はコーヒーの店です。

練習会開始前。いつもより小さめの荷物置きシートを囲って並ぶ参加者の数、このアングルで写っているのは20名ほど。周回コースの並木の新緑が輝いています。
写真:たかちゃん